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YouTubeで広告収入を得るためには?種類や条件を徹底解説

09-06_2.jpg誰もが一度は見たことがある動画投稿・再生サービスの「YouTube」。動画を視聴していると、広告が再生されることが多くあります。何度も再生されると「煩わしいな」と感じることはありませんか?実は、この広告が再生されることによってYouTuberは広告収入を得ているのです。

この記事では、「自分もYouTuberになって広告収入を得たい!」「広告収入ってどうしたら貰えるのだろう?」と考えている方へ向けて、YouTubeの広告収入について徹底解説。収益が得られる仕組みから、条件まで細かくご紹介します。YouTubeを始めたいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

  • ①YouTubeで広告収入が得られる仕組みとは?
  • ②YouTubeで収入を得られる「インストリーム広告」
  • ③まだまだある!YouTubeで収入を得られる「バンパー広告」「オーバーレイ広告」
  • ④YouTubeで広告収入を得る条件は?
  • ⑤まとめ

①YouTubeで広告収入が得られる仕組みとは?

はじめに、YouTubeで広告収入が得られるまでの仕組みを紹介します。

まず、「YouTubeで宣伝をしたい!」と考えた企業が、YouTubeに広告費を払って自社の商品やサービスの広告を打ち出します。YouTuberが動画を投稿すると、動画内にその広告が掲載されますよね。視聴者がその広告を見たり、クリックしたりすることで、企業がYouTubeに支払った広告費の一部がYouTuberに支払われるというものです。

YouTuberに支払われる広告収入は再生回数によって増減するため、広告収入を沢山得るためには、視聴者が何度も見たくなる動画作りが必要となります。

②YouTubeで収入を得られる「インストリーム広告」

続いて、YouTubeで収益を得られる広告について詳しく解説します。

一口に「広告」と言っても実は4種類に分かれています。4種類の中のどの広告をつけるかは、YouTuber側が選択できるため、広告収入を得るためには広告の違いをしっかり見極める必要がありますね。

まずは、「インストリーム広告」。

「インストリーム広告」とは、動画の再生前、再生中、再生後に5秒以上流れる広告のことです。YouTubeを視聴したことがある方なら、きっと目にしたことがありますよね。動画を見ようとしたら広告が始まって、早くスキップしたい!と思った経験もあるかもしれません。この「インストリーム広告」は、スキップが可能な「スキッパブル広告」とスキップができない「ノンスキッパブル広告」の2種類に分けられます。

「スキッパブル広告」は、再生から5秒経過するとスキップが可能になる広告のこと。

動画の右下あたりに5秒のカウントダウンが表示されています。動画が表示される回数は多いのですが、視聴者が30秒以上見た場合、もしくは30秒以内に広告をクリックした場合にしか収益が発生しません。そのため、収益化はなかなか難しいのが現状です。

「ノンスキッパブル広告」は、15秒程度の広告で、再生後に自動で動画本編へ移行します。

再生されるたびに広告収入が発生するため、収益の発生率は高め。しかし、スキップできない広告が何度も入っていたら、視聴者側は面倒に思うかもしれません。収益面とユーザーの利便性のバランスを見極めるのが、広告収入を増やす大きなポイントとなります。

③まだまだある!YouTubeで収入を得られる「バンパー広告」「オーバーレイ広告」

次に紹介するのは「バンパー広告」です。

「バンパー広告」は、再生時間が6秒程度の短い動画。動画の再生前、再生中、再生終了後に表示される広告で、スキップはできません。再生されるたびに広告収入を得ることができる上、6秒という短さのため視聴者も不満を抱きにくいのが特徴。しかし、その分1再生あたりの単価は他の広告と比べて低めに設定されています。ですが、広告収入を得たいと考えている方にとっては必須の広告ですので要チェックです。

最後に紹介するのが「オーバーレイ広告」です。

「オーバーレイ広告」は、動画の下半分に表示されるバナー広告のこと。こちらは動画ではなく画像形式で、PC版のYouTubeのみに表示されます。「オーバーレイ広告」は表示されるだけでは収益に繋がらず、ユーザーがその広告をクリックする必要があります。小さな「×ボタン」を押そうとしたら、広告ページに飛んでしまった!ということがよくありますが、それは広告収入に繋げるという意図があるからなんですね。視聴者側にとっては少々負担のある広告とも考えられます。

④YouTubeで広告収入を得る条件は?

最後に、YouTubeで収益を得るための条件をご説明します。YouTubeを始めれば誰でも広告収入を得られる、というわけではないのが難しいところ。YouTubeで広告収入を得るためには、3つの条件を満たす必要があります。

一つ目は、「YouTubeパートナープログラム」へ参加すること。「YouTubeパートナープログラム」は、広告収入を得るには絶対的に必要なもので、チャンネル登録者数が1000人以上、直近1年間の総再生時間が4000時間以上などの条件をクリアしなければ参加できません。

二つ目は、年齢が18歳以上であること。広告収入を受け取るために必要な「Googleアドセンス」に登録するためには、18歳以上であることが必須条件なため、18歳以下の方は保護者に登録をしてもらうなどの対策が必要です。

三つ目は、ガイドラインに準拠していること。YouTubeには、詐欺行為をしていないか?暴力的な描写がないか?差別的な内容は含まれていないか?など、視聴者やYouTuberを守るためのガイドラインが用意されています。

そのため、YouTube側が不適切だと判断した動画には広告をつけることができません。ガイドラインに反する動画が発覚した場合には、最悪の場合アカウントが停止される恐れもありますので、今一度自分の動画内容を見直す必要があります。

⑤まとめ

ここまで、YouTubeの広告収入の得方や条件をご紹介しました。

種類の多さやクリアしなければならない項目の多さに、自分には難しいと感じた方もいるかもしれません。しかし、YouTubeは誰でも簡単に無料で始められるコンテンツ。一度ヒットすれば、想像以上の収入が得られる可能性を秘めています。好きなものを発信したい!自分の良さを全世界にアピールしたい!と考えている方は、ぜひ一度YouTubeでの動画投稿にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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