動画クリエイター
見やすい動画を撮影するには?初心者でもできる動画撮影テクニック
皆さんは、SNS上に自身が撮影した動画をアップロードしたことはありますか?
Twitter、Instagram、TikTok、YouTubeなど今や誰でも簡単に動画を撮影、投稿することができるようになりました。友人へのサプライズや恋人に感謝の気持ちを伝える場面など、意外と動画を作る機会も多いものです。
しかし、そうすると「オシャレな動画を撮影したいのに難しい!」「なかなか動画の再生回数が伸びない!」といった悩みも出てきてしまうと思います。
そんな悩みを抱えている方へ向けて、この記事では、動画撮影初心者でも簡単に綺麗な動画を撮影できるテクニックをご紹介。
ちょっとしたポイントを抑えることで、見やすくオシャレな動画に仕上げることができますよ。
【目次】
①動画撮影をする前に、内容や公開場所を決めておく
②動画撮影の基本!手ブレや撮影時間に気を付けよう
③これができれば高クオリティに!光やアングルを調節しよう
④注意!余計な物や人の写り込み
⑤まとめ
①動画撮影をする前に、内容や公開場所を決めておく
まず、動画撮影を始める前に「どんな内容の動画を作るのか」をしっかり考えましょう。
対象は人なのか?物なのか?、BGMは?音声の吹き込みは?長さは?と考えるべき要素は沢山あります。
撮影中に迷いが出てしまわないように、しっかりイメージを膨らませてコンセプトを固めていきましょう。こんなカットは絶対撮りたい!ここでこの曲を流したい!など具体的であればあるほど、後の動画撮影の時に役立つと思います。
また、作成した動画をどこにアップロードするのかも重要なポイント。なぜなら、公開場所によって、動画のサイズや必要な道具が変わってくるからです。
例えば、InstagramやTikTokにアップされている比較的短い動画は、スマートフォンで撮影された縦型のものが多いですよね。
反対に、YouTubeにアップされている動画は、高画質のカメラで横向きに撮影されているものが大半です。
このように、どこで公開する動画なのかによって撮影前の準備が異なってくるため、あらかじめ公開場所をしっかりと確認しておきましょう。
②動画撮影の基本!手ブレや撮影時間に気を付けよう
準備が整ったら、早速撮影をしてみましょう。
動画撮影でまず対策すべきポイントは「手ブレ」。
撮影した動画を見てみると、手ブレが酷くて酔ってしまった!という経験はありませんか?
直接手でカメラを持って撮影すると、どうしても手ブレが発生しやすくなってしまいます。
そんな時は、カメラの手ブレ修正機能を使ったり、三脚を利用してカメラを安定させる方法を使ってみましょう。
ジンバルというスマホを固定する器具を使えば、歩きながらの撮影でもブレを減らすことができます。
ブレがなくなることで、一気にプロっぽい仕上がりに近づくことができますよ。
また、遠くの物を写すのに便利なズーム機能も、使いすぎるとブレの原因になってしまいます。
アップで写したいものがある時は、自分から対象物に近寄って撮影するのが鉄則です。
さらに。見やすい動画作りのために気を付けておきたいのが、1カットの長さ。
長すぎると視聴者は飽きてしまいますし、短すぎると何を伝えたいのか分からない動画になってしまいます。
テンポ良くカットが変わる動画は、視聴者をグッと惹きつけることができます。
1カット7〜10秒くらい撮影することを意識して、編集時に上手に調節してみましょう。
気持ち長めに撮影しておくことで、「素材が足りない!」といった事態も防げます。
③これができれば高クオリティに!光やアングルを調節しよう
ここからは、+αで気を付ければ高クオリティの動画に近づくテクニックをご紹介します。
まずは光の調節。光の入り方に気を付けるだけで、一気に見やすさレベルがアップします。
光が当たる明るい場所で撮影することはもちろんのこと、逆光にも注意。
特に屋外での撮影は逆光になりやすいので、太陽とカメラ、対象物の3つの位置を調整しながらベストポイントを探しましょう。
人物を写したいときには、顔に光を集めて表情が明るくなるようにすることも大切です。
プロのカメラマンが使用しているレフ版があると一番良いですが、白い壁やカーテンなど、白い素材の前で撮影すると同じような効果が得られます。
続いて、単調な映像になることを避けるために、色々な角度から撮影してみましょう。同じ対象物でも複数のアングルで写すことで、違った見え方になることもあります。カメラを2台用意すれば、効率良く撮影ができますね。
人物の場合でも手元ばかり、足元ばかり、顔ばかりではなく、後ろ姿を写してみたり上半身だけをアップにしてみたり、さまざまなパターンのカットを撮影すると、リズム感のある見やすい動画に仕上がります。
④注意!余計な物や人の写り込み
最後に気を付けておきたいのが、動画に必要のない物や人の写り込みです。
自宅などのプライベートな空間で撮影する時は、個人を特定できるような物が写り込んでいないか?顔出しをしない場合は、鏡や反射で自分の姿が写り込んでいないか?間取りから自宅を特定されないか?など警戒が必要です。
また、屋外で撮影する場合には、通行人の写り込みが起きやすいので要注意。
もし顔が写ってしまった場合は、動画編集の際にモザイク処理をしなければなりません。
写り込みが多ければ多いほど、作業が増えてしまうので、外で撮影する時にはなるべく人気の少ないところを選んで撮影に挑みましょう。
⑤まとめ
ここまで、初心者でもできる綺麗で見やすい動画撮影のテクニックをご紹介しました。
些細なことかもしれませんが、少し意識するだけでも動画の仕上がりが変わることが分かったかと思います。
今回取り上げたポイントを守るだけで、視聴者に寄り添った動画を撮影することができ、再生回数のアップにも繋がるかもしれません。
まずは視聴者の立場になって色々な動画を研究し、「こんな動画は見やすい」「この動画は見にくい」と自分の中で基準を設けてみるのもいいですね。
スマートフォン一つで誰でも手軽に撮影できるからこそ、差別化が図れる見やすい動画作成を心がけましょう。