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ロボットエンジニアの仕事内容は?必要なスキルや資格、向いている人の特徴を解説!
ロボットエンジニアとは、飲食店や製造業、医療、災害現場など、さまざまなジャンルで使うロボットを開発制作する仕事です。構想や実際の開発作業、運用、メンテナンスまで一貫して行います。ロボットエンジニアは今後もニーズが拡大する仕事であるため、スキルを身に付けておけば社会に出てからも活躍できるでしょう。
本記事では、ロボットエンジニアの仕事内容や求められるスキル、必要な資格、向いている人の特徴などを解説します。
ロボットエンジニアの仕事内容は?
ロボットエンジニアとは、さまざまな分野で導入するロボットの「構想・設計・開発・運用・検証・メンテナンス」を行う仕事です。以下のように幅広いジャンルのロボットを開発します
- 自動車工場で組み立てを行うロボット
- 工場で溶接を行うロボット
- 要介護者の移動をサポートするロボット
- ファミリーレストランで注文されたメニューを運ぶロボット
- 建設現場で施工を行うロボット
- 食品工場で商品の箱詰めを行うロボット
- 災害現場で危険な地域に派遣される災害用ロボット
ロボットエンジニアが開発したロボットは、日常のあらゆるシーンで活躍しているとわかります。他にも、首相官邸ホームページに「最近のロボットの具体例」が掲載されているので、ぜひチェックしてください。
ロボットエンジニアの魅力
ロボットエンジニアの魅力は、主に以下の3つです。
- 平均年収が高い
- 今後の需要拡大が期待できる
- 未経験から挑戦できる求人もある
平均年収が高い
ロボットエンジニアは、以下のように一般的な会社員と比較して、平均年収が高い傾向にあります。。
- 一般的な会社員(正社員):523万円
- ロボットエンジニア:612万4,000円
ロボットエンジニアは、「プログラミング言語」「機械学習」「ロボット工学の知識」といった専門スキルが求められる仕事です。また、業界の課題を解消するための「独創的な発想力」も求められます。こうした幅広い専門スキルを身に付けている人材は、企業から「貴重な戦力」として歓迎されるため、年収も高くなりやすいのです。
なお、上記ロボットエンジニアの年収については、ロボットエンジニアの一種である「産業用ロボット開発技術者」のデータを参照しています。
参照:
国税庁 | 令和4年分民間給与実態統計調査p.8
jobtag | 産業用ロボット開発技術者
今後の需要拡大が期待できる
最初に説明したように、ロボットは医療や飲食、災害現場、製造業、介護など、今後も幅広いジャンルで導入されることが予想されています。このようにロボット導入の需要が高まっていることから、ロボットエンジニアのスキルや専門知識を身に付けておけば、将来的に活躍の場を広げられるでしょう。早い段階で実務に関わりさまざまなロボット開発を経験しておけば、将来的なキャリアアップも可能です
未経験から挑戦できる求人もある
ロボットエンジニアの求人には、未経験から応募できるものもあります。そのため、今は専門知識がなくても「将来的にロボットエンジニアとして活躍したい人」でも挑戦しやすい点が魅力です。「研修センターで時間をかけて指導してくれる」「実習で機械を扱う場を用意している」というように教育体制が整っている企業なら、未経験でも安心してロボットエンジニアが目指せるでしょう。
ロボットエンジニアに求められる知識やスキル
ロボットエンジニアに求められる知識やスキルとしては、主に以下が挙げられます。
- ロボット工学・プログラミング・数学・AIなど幅広いジャンルの知識
- コミュニケーション能力
- 柔軟な発想力
- 語学力
ロボット工学・プログラミング・数学・AIなど幅広いジャンルの知識
ロボット開発では、以下のように幅広いジャンルの知識が求められます。
- ロボットに関する基礎的な理論(ロボット工学)
- PythonやJavaScript、C++などのプログラミングスキル
- 統計や確率論など数学の基礎知識
- 機械学習などAIに関する知識
- ロボットが参入する業界の知識
また、ロボット開発に関わる知識やトレンドは日々変化するため、常に勉強し続ける姿勢も必要です。
コミュニケーション能力
ロボット開発は、メンバーと「どんな機能を実装すべきか」「何を改善すれば理想のロボットに近付くのか」などを話し合いながら進行します。そのため、相手に自分の意見をわかりやすく伝えるコミュニケーション能力も必要です。
場合によっては、エンジニア自身が顧客に「開発してほしいロボットの希望」をヒアリングする機会もあります。そのため、「相手の希望を引き出す質問力」「相手の意図を汲み取り理解する力」も必要です。顧客の希望を正しく引き出すことで、相手が求める理想のロボットが開発できます。
柔軟な発想力
ロボット開発では、既存の技術や業界のトレンド、顧客のニーズを反映させることが求められます。しかし、単純に要望に応えるだけでなく、「顧客が期待する以上の便利なロボットを開発するには」「今までにない視点でアプローチするには」といった柔軟な発想力も必要です。とくに、トレンドの移り変わりが早い業界や未知の領域で使うロボットを開発する際は、今までの考え方に捉われないアイデアが求められます。
語学力
ロボット開発では、「海外の大学や研究機関と共同で研究する」「参考資料として海外の論文を読む」「国際的なシンポジウムに参加してロボットの最新情報を勉強する」というように海外と関わる機会が多いため、語学力を身に付けておきましょう。学生の間にTOEICや英検、TOEFLなどを受けて勉強することがおすすめです。
ロボットエンジニアを目指すために必要な資格
ロボットエンジニアになるうえで必須の資格や学歴はないため、未経験からでもロボットエンジニアが目指せます。
しかし、学生時代にロボットエンジニアの関連資格を取得し基礎知識を身に付けておけば、就職後に周囲より一歩リードできます。また、就活の際も企業へ「ロボットエンジニアへの熱意」をアピールできるため、採用してもらいやすくなるでしょう。
ロボットエンジニアを目指すうえでおすすめの資格としては、以下が挙げられます。
資格の例 | 概要 | 公式サイト |
基本情報技術者試験 | ITサービスや製品などを開発する際に必要な基本技術・知識を勉強できる | https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html |
情報セキュリティマネジメント試験 | 重要な技術や個人情報などの管理に必要な知識・スキルを勉強できる | https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/about.html |
ITパスポート試験 | ITを活用する際に必要なAIやビッグデータ、ネットワークなどの基礎知識を勉強できる | https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html |
Javaプログラミング能力認定試験 | Javaを使って簡単なプログラミングを書く方法を勉強できる | https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/jv/introduction/ |
就職を目指す前にチェック!ロボットエンジニアに向いている人の特徴は
ロボットエンジニアに魅力を感じて目指してみたくなった人は、まず「自分が向いているか」をチェックしましょう。以下に当てはまる人なら、ロボットエンジニアとして活躍できるはずです。
- 業界の最新動向を常にチェックし勉強できる人
- 自分の発想や理想を活かしたロボットを作りたい人
- 社内外を問わず柔軟なコミュニケーションを取れる人
- ものづくりの仕事に携わりたい人
- 論理的思考が得意な人
業界の最新動向を常にチェックし勉強できる人
ロボットエンジニアは、「業界の問題を解決できるロボットを開発する」ということが主な仕事です。そのため、「現在の業界の課題」「今後求められるロボット」「業界で活用できる技術」といった業界の最新動向を常に勉強できる人に向いています。
自分の発想や理想を活かしたロボットを作りたい人
「業界の課題を解消したい」「顧客の期待を超えるロボットを開発したい」という場合は、今までにない独創的な発想でアプローチすることも重要です。こうした自分なりの発想や作りたい理想のロボット像を持っている人なら、仕事自体を楽しめるためロボットエンジニアに向いているでしょう。
社内外を問わず柔軟なコミュニケーションを取れる人
ロボットエンジニアは、社内のチームメンバーだけでなく、外部の研究機関や海外の大学など多くの人物と関わります。そのため「自分の意見をわかりやすく伝える」「相手の主張を汲み取って理解する」といったコミュニケーションがスムーズに取れることが理想です。また、海外の大学と共同研究することもあるため、英語でのコミュニケーションも取れるとさらによいでしょう。
ものづくりの仕事に携わりたい人
ロボットエンジニアは、さまざまな技術を駆使してひとつのロボットを作り上げる仕事です。また、業界の課題を解決できるロボットを開発するには、細部の作業にまでこだわることが求められます。こうした細やかなこだわりを持ってものづくりに携わりたい人に、ロボットエンジニアは向いています。
論理的思考が得意な人
ロボット開発では、「求める機能を実装するにはどんなプログラムが必要か」「どんな機能を実装すれば確実に課題を解消できるのか」など、さまざまな場面で論理的思考力が求められます。こうした場面で物事を論理的に考え、根拠を持ってロボットを開発できる人はロボットエンジニアに向いています。
ロボットエンジニアを目指す方法は3パターン
ロボットエンジニアを目指すパターンとしては、主に以下の3つが挙げられます。
- 未経験で就職し働きながらスキルを身に付ける
- 別業種のエンジニアとして働いてからロボットエンジニアへ転職する
- 専門の学校や理系の大学で勉強してから就職する
未経験で就職し働きながらスキルを身に付ける
ロボットエンジニアには未経験歓迎の求人もあるため、スキルを持っていないくても就職できる可能性があります。入社後の教育体制が充実している企業も少なくないため、未経験でも不安に感じる必要はありません。企業を選ぶ際は、「どのようなサポートを受けられるのか」をチェックすることがおすすめです。
未経験の場合は、就職前に基本情報技術者試験やITパスポート試験といった資格を取得しておく、企業へのアピールポイントになります。
別業種のエンジニアとして働いてからロボットエンジニアへ転職する
ロボットエンジニアでは、Pythonなど一般的なエンジニアとしての知識が求められます。そのため、「別業種のエンジニアとして働いてプログラミングスキルを身に付ける→ロボットエンジニアに転職する」というルートも検討しましょう。エンジニアを経験してロボット開発に必要なスキルを一部身に付けておけば、転職しやすくなります。
専門の学校や理系の大学で勉強してから就職する
現時点で「ロボットエンジニアになりたい」と強く考えているなら、専門の学校や大学の理系コース、理系大学などへ進学して勉強しましょう。学生の間にロボット工学やプログラミングなどについて学ぶことで、卒業後に即戦力として働けます。実際にチームを組んでプロジェクトの遂行経験を積める学校もあるため、就職時のアピールポイントにもなるでしょう。また、就職支援や資格取得支援が充実している学校もあり、万全のサポートを受けながらロボットエンジニアを目指せる点が魅力です。
ロボットエンジニアを目指すなら総合学園ヒューマンアカデミーもおすすめ!
ロボットエンジニア自体は未経験からでも挑戦できます。とはいえやはり、学生時代から専門知識を学んでおいたほうが、採用される可能性は高くなるでしょう。
学生の間からロボットエンジニアを目指すなら、ぜひ総合学園ヒューマンアカデミー「ITカレッジ」への入学をご検討ください。ITカレッジには、「システムエンジニア専攻・アプリ制作専攻・AIエンジニア専攻」の3つがあります。ロボットエンジニアに必要なプログラミングスキルやAIの知識などを学び、学生の間からスキルアップできる点が魅力です。企業の現場を想定した「チームでのプロジェクト遂行経験」も積めるため、卒業後は即戦力として活躍できるでしょう。
また、総合学園ヒューマンアカデミーが運営するロボット教室にインターンシップ活動の一環として参加できる機会もあるため、ロボットエンジニアとしての知識も身に付けられます。
こうした充実のカリキュラムに加えて、就職支援や資格取得支援も受けながらロボットエンジニアを目指したい人は、まず以下のページから資料だけでもご覧ください。