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時代はTikTok!キャンペーン成功事例4選!
TikTokでのキャンペーン実施に興味はありませんか?この記事を読めば、TikTokの企業系キャンペーンの成功事例について学べます。4つ有名な事例をご紹介するので、ぜひご覧ください。
【目次】
➀成功事例その1...グリコ
➁成功事例その2...ユニクロ
➂成功事例その3...UQモバイル
④成功事例その4...NIKE Japan
⑤まとめ
<1.成功事例その1...グリコ>
最初にご紹介する成功事例は、江崎グリコが運営するアカウント、ポッキー公式(@pocky_japan)です。
グリコは毎年、11月11日を「ポッキー&プリッツの日」として各種キャンペーンを開催していますが、令和元年に行ったイベントはとくに話題になりました。その理由は、令和1年11月11日...と、1が並んだ年だったからです。この記念すべき「ポッキー&プリッツの日」を盛り上げるべく、TikTokで大規模なキャンペーンが実施されました。その名も、「ポキプリフェス」。ポッキーは「#ポッキーカーニバル」、プリッツは「#プリッツサクサク祭り」というハッシュタグをつけて動画を投稿する、バトルハッシュタグチャレンジキャンペーンです。
投稿数が多いお菓子を選んで投稿したユーザーの中から抽選で、ポッキーとプリッツの詰め合わせがプレゼントされました。誰もが知っているお菓子を対決方式にして戦わせたことで、多くの人の関心を寄せたことが成功の理由だと考えられます。
これに加えて、キャッチ―な振り付けをインフルエンサーが踊る公式アカウントの投稿も、キャンペーンの認知性を高めた大きな理由です。こういった現象が発生しやすいため、お菓子をはじめとした「誰もが手に取りやすい商品」の告知に、TikTokは非常に効果的でしょう。
【https://www.tiktok.com/@pocky_japan】
<2.成功事例その2...ユニクロ>
続いて、ユニクロ公式アカウント(@ uniqlo_jp)の事例をご紹介します。ユニクロは、「#UTPlayYourWorld」というハッシュタグキャンペーンを日本・アメリカ・フランス・台湾で同時実施しました。自分のお気に入りのユニクロ商品を着用した動画に、該当タグをつけてTikTokに投稿すれば参加完了です。
このキャンペーンが大きなニュースとなった理由は、各国のグランプリ受賞者に与えられた権利の豪華さです。それはなんと、世界のユニクロで使用される映像にモデルとして参加する権利でした。多くのユニクロファンが、「自分もユニクロのモデルになりたい!」と強く感じ、こぞってキャンペーンに参加したということです。
ブランドそのものにファンが多い企業や、ネームバリューがある会社がキャンペーンを行う際は、普通はなかなか経験できないレアな権利などを商品に掲げた内容を意識すると、キャンペーンが盛り上がるでしょう。世界中のユニクロファンの投稿をチェックできるのも、グローバルなおもしろさがあったようですね。TikTokには、「自分も参加してみたい!」とユーザーに感じさせる親近感があるため、キャンペーンの知名度を拡散させる効果が期待できます。
【https://www.tiktok.com/@uniqlo_jp】
<3.成功事例その3...UQモバイル>
次にご紹介するのは、大手通信会社KDDIの人気ブランド・UQモバイル公式アカウント(@ uqmobile_official)です。UQモバイルが実施したキャンペーンは、「#UQ三姉妹チャレンジ」。
テレビCMで放送されていた楽曲「UFO」に合わせ、共通のハッシュタグをつけてダンス動画を投稿することで参加できます。このキャンペーンの特徴は、テレビCMと中身を連動させたことです。視聴者にとっておなじみとなっている楽曲をそのままTikTokキャンペーンでも使用することで、「あのテレビCMのキャンペーンか!」と参加者に理解してもらいやすくしました。
詳しい説明をしなくても、感覚的にキャンペーンの中身を把握してもらえるのは、非常に大きなメリットです。TikTokは、音楽やダンスと親和性が高いSNSなので、テレビやWebのCMと中身を連動させることは比較的簡単でしょう。上手に活用すれば、それぞれの広告宣伝効果を倍増させることも可能。
キャンペーンの認知度を高めながら、広報活動全体の活性化もねらえるはずです。TikTokキャンペーンを実施する際は、別の広告宣伝手法と連動してみることを心がけるといいですね。
【https://www.tiktok.com/@uqmobile_official】
<4.成功事例その4...NIKE Japan>
最後にご紹介するのは、アパレルブランド・NIKE Japanが行った「#NIKE塾ポーズチャレンジ」です。
このキャンペーンは、公式アカウントが主導して実施したものではありません。NIKE Japanは公式アカウントを所有していないので、TikTok広告を上手に活用した方法の代表格です。
NIKE Japanオリジナルのエフェクト・フィルターを使って撮影した動画に、ハッシュタグをつけて投稿します。このオリジナルエフェクト・フィルターが、キャンペーン拡散に成功した理由のひとつ。有名ダンスボーカルグループ・新しい学校のリーダーズとコラボレーションしたデザインだったため、ファンをはじめとした多くのユーザーが興味を持ったからです。スタイリッシュで洗練されたデザインは、ほかの動画と比較してみても目を引きます。
この事例からわかることは、ブランド力を高めるためにアーティストやインフルエンサーとコラボする話題性の高さと、オリジナルエフェクト・フィルターのキャッチ―さです。これらを効果的に活用すると、的確なターゲティングのもとに、キャンペーンを大いに盛り上げることができます。自分自身で公式アカウントを所有しなくても、充実したTikTokキャンペーンを実施することは可能なので、さまざまな工夫を行ってみましょう。
【https://www.tiktok.com/tag/nike%E5%A1%BE%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8?lang=ja-JP】
<5.まとめ>
TikTokを使った企業系キャンペーンには、多くの成功事例が存在します。今回ご紹介した事例を参考にして、次の大ヒットキャンペーンを編み出してみませんか。