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マンガ家の年収はどれくらい? 収入アップの方法も合わせて紹介
マンガ家の年収の仕組みや年収をアップする方法について紹介している記事です。マンガ家の年収が知りたい人や、マンガ家を目指している人はぜひご覧ください。
マンガ家になると年収がいくらぐらいもらえるのか、気になっている人は多いのではないでしょうか。マンガ家の年収は人によって差が出ますが、ヒット作家になれば何千万円以上もの収入が手に入ることもあります。この記事では、マンガ家の年収の仕組みや年収をアップする方法について解説。読了後はマンガ家になるための疑問点が解消されるはずですよ。気になる人は、ぜひお読みください。
【目次】
マンガ家の年収は?
マンガ家はどれくらいの年収をもらっているのかについて、一般的な情報を紹介します。
マンガ家の年収は人によって差が出る
マンガ家の年収は、そのマンガ家のキャリアや作品の知名度などによって大きく変動します。たとえば、国民的な人気を誇るメガヒット作品を連載しているマンガ家は何億円もの年収を得ることもあるでしょう。しかし、売れないマンガ家は、数万円ほどの年収しか得られないこともあります。まったく収入が得られないマンガ家もいると考えられるため、「マンガ家の年収には大きなばらつきがある」と理解しておきましょう。
ヒット作を出せば高収入も!
高収入を得ているマンガ家は、作品そのものの人気が高い傾向があります。つまり、マンガ家として成功すれば、億万長者になれる可能性があるということです。未来の『ワンピース』や『鬼滅の刃』のような作品を発表することを目標にしましょう。
マンガ家の年収の仕組みは?
マンガ家の年収は、基本的に「原稿料」「印税」「使用料」の3種類から成り立っています。
①原稿料
原稿料とは、マンガ作品が掲載されるにあたって支払われる報酬のことです。多くの場合、「原稿1枚あたりの原稿料×ページ数」という計算で金額が決定します。
原稿料は掲載誌やマンガ家自身のキャリアによって変わっていくため、その金額はさまざま。新人マンガ家は1枚あたり数千円ほどの金額から始まりますが、名前が売れてくると1枚あたり数万円ほどに増額していきます。
ただし、連載作品の打ち切りなどによってマンガが掲載される機会がなくなると、原稿料はもちろんもらえなくなるので注意が必要です。
②印税
マンガ家は、単行本などの売上の一部を印税として受け取ることが可能です。印税の割合はケースによって異なりますが、10%ほどが相場と言われています。つまり、単行本が売れれば売れただけ印税も多く支払われるということですね。なお、印税は紙媒体だけでなく、電子版にも適用されます。
③使用料
ここでいう使用料とは、自分の作品がアニメ化・映画化・グッズ化されるときなどに支払われる料金のことです。「ロイヤリティ」とも呼ばれており、メディアミックスが一般的となった現代のマンガ業界において重要な役割を果たしています。
マンガ家の年収をアップする方法は?
マンガ家として高収入を得たいなら、「売れる作品を分析する」「マンガのスキルを高める」「メディアミックスを目指す」といった方法になるべく早いうちから取り組んでみるといいでしょう。
①売れる作品を分析する
多くの読者から支持されるヒット作品を生み出すためには、「どのような作品が人気を獲得しているのか」について知識を得る必要があります。近年話題になっている作品や売上が高い作品の特徴をリストアップし、以下のような項目についてまとめてみましょう。
・ターゲット層
・作品ジャンル
・類似作品
・口コミ
・受賞歴
・作者のキャリア
分析結果から「売れる作品」の特徴を導き出し、これから作成する自分の作品にその内容を反映させていくといいですね。
②マンガのスキルを高める
マンガ家として成功を収めるためには、やはりマンガそのもののクオリティを高めることが必要不可欠です。
・読者が引き込まれるようなストーリー展開
・表情豊かで魅力的なキャラクター
・デッサンが狂っていない緻密なイラスト
・自然な伏線挿入
・有名マンガ家のパクリではない個性的な画風
より多くの読者が夢中になるマンガが描けるように、上記のようなスキルを伸ばしていきましょう。
③メディアミックスを目指す
高収入のマンガ家を目指して努力を続けていく中で、「メディアミックスされるような作品を世に出すこと」という明確な目標を決めることもおすすめします。一つのゴールを設定することで、モチベーションを維持しやすくなるからです。
同じマンガ家でも、「アニメ化・映画化の経験があるマンガ家」は世間から高く評価されやすくなります。そういった評価も収入アップに関わってくるので、まだマンガ家デビューしていない時期から意識を高く持つことが大事です。
売れるマンガ家になって高収入を狙おう!
マンガ家として多くの年収を獲得したいなら、今回紹介したような「売れる作品を分析すること」「マンガのスキルを高めること」などを実行し、売れるマンガ家になって大活躍することが必要です。
しかし、マンガに関するノウハウを独学で学ぼうとすると、大きな労力がかかります。より効率よく稼げるようになりたい場合は、マンガの専門学校に通学してみてはいかがでしょうか。
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