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ユーチューバーに企業案件を依頼するメリット・デメリットは?注意点も併せて紹介

10-06.jpg貴方は、YouTube上にアップされている動画の中で「タイアップ動画」と書かれた動画を目にしたことはありませんか?

タイアップ動画とは、企業が自社の商品やサービスをユーチューバーに紹介してもらうための動画で、企業案件動画とも言われています。

「宣伝にユーチューバーを起用したいけれどどう活用したらいいのか」という悩みを持つ企業も多くいることでしょう。

この記事では、ユーチューバーを企業の宣伝に起用するメリットとデメリット、そして依頼の際の注意点をご紹介します。

目次

①ユーチューバーに企業案件を依頼するメリット

②ユーチューバーに企業案件を依頼するデメリット

③ユーチューバーに企業案件を依頼する時の注意点

④まとめ

①ユーチューバーに企業案件を依頼するメリット

まずは、ユーチューバーに企業案件を依頼するメリットを3つご紹介します。

・影響力による拡散への期待

ユーチューバーを起用することの最大のメリットは、なんといっても多大な影響力。

YouTubeそのものが世界中に発信されていることに加え、ユーチューバーの中には700万人近いチャンネル登録者数を持つ人も。

熱狂的なファンを持つユーチューバーも多く、その影響力は計り知れません。

そのため、購入見込みのある多くの人々への拡散が期待できます。

また、ほとんどのユーチューバーがYouTubeだけではなく、TwitterやInstagramなどのSNSも連携して利用しているので、それによって更なる拡散が期待されます。

・マイナスイメージを与えずに宣伝できる

"宣伝"と聞くと、なんとなくマイナスイメージを持つ人も多いと思いますが、多くのファンから信頼と好印象を持たれているユーチューバーだからこそ、「この人が宣伝しているならきっといい商品なんだろう」というプラスのイメージから商品・サービスに対する興味を引き出すことができます。

更に、ユーチューバーに対する憧れや、「真似をしたい!」というファン心理をうまく利用することで、より高い広告効果が得られます。

・CMや雑誌広告よりも多くの情報を発信できる

YouTubeにアップされる動画は、他の宣伝方法に比べ、一度に伝えられる情報量が多いです。

そのため、テレビCMや雑誌広告では伝えきれないポイントも、動画内ではしっかりと伝えることが可能。

商品・サービスの良さをしっかりと説明してもらうことによって、利便さや素晴らしさがより伝わりやすくなります。

②ユーチューバーに企業案件を依頼するデメリット

続いては、ユーチューバーに企業案件を依頼するデメリットを2つご紹介します。

メリットと見比べながら、自社に合っている宣伝方法かどうか考えてみてください。

・依頼するユーチューバーによってはリスクがある

数多くいるユーチューバーの中から、どの人に依頼をするかどうかで、その宣伝効果は大きく左右されます。

いくらチャンネル登録者数や再生回数が多いユーチューバーでも、度々炎上していたり、アンチが多いと、企業のイメージを下げる可能性もあります。

数字に惑わされず、ファンの民度や、ユーチューバー自身の日頃の発言等をしっかり調査して、依頼するユーチューバーを決定しましょう。

・YouTubeの規約が厳しい

YouTubeの利用者が増加する一方で、その規約も年々厳しくなっています。

テレビや雑誌とは違った表現ができることがメリットでもあったYouTubeですが、芸能人のYouTubeへの参入や、逆にユーチューバーがテレビに出演することも多くなり、テレビとYouTubeの境目がまだらになってきているのが現状です。

テレビではないからこそできた自由な表現がしづらくなっているのは、YouTubeで宣伝をする上で大きなデメリットと言えるでしょう。

③ユーチューバーに企業案件を依頼する時の注意点

最後に、実際にユーチューバーに企業案件を依頼する際に注意すべき点を3つご紹介します。

・ターゲット層と視聴者層をマッチングさせる

まずは、依頼するユーチューバーの視聴者層が、PRしたい商品・サービスのターゲット層と一致しているのかを見極める必要があります。

性別、年齢、ジャンルなどがチグハグだと、PRの成功率は一気に下がってしまいます。

ユーチューバーの得意ジャンルをよく見極めて依頼をするようにしましょう。

・ステルスマーケティングに気を付ける

近年度々話題になる、インフルエンサーのステルスマーケティング。

通称「ステマ」と呼ばれ、宣伝・広告だということを隠してPRしてもらう手法のことです。

ステマが発覚すると、ユーチューバー、企業ともにマイナスイメージになりかねません。

必ず「企業案件」「PR案件」の表記をしてもらうよう、ユーチューバーに注意を促しましょう。

・企画は念入りに、ユーチューバー独自のセンスを大切に

どんな動画内容で商品・サービスを宣伝するかという点が、企業側とユーチューバーですれ違いが起こりやすい部分です。

普段の投稿内容と全く違った雰囲気のあからさまな宣伝動画は、いくらユーチューバーのファンであっても視聴を避けてしまうことでしょう。

あくまでユーチューバーの普段の動画スタイルをベースに、どうしても伝えてほしいポイントを念入りに打ち合わせすることが大切です。

④まとめ

この記事では、企業がユーチューバーにPRを依頼する際のメリット・デメリット、注意点をご紹介しました。

ユーチューバーにPRを依頼するのは、なかなかイメージが沸きにくい部分もあるかと思いますが、上手く活用できればその広告効果は大きくアップするに違いありません。

仮に、売り上げや数字に直接つながらなかったとしても、企業自体の認知や好感度が高まることは間違いありません。そのメリットは会社にとっては大きいものではないでしょうか。

今後、事業を拡大していく上で、企業×ユーチューバーのコラボは、更に需要を増していくと考えられるでしょう。

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