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マンガ家の1日のスケジュールは?気になる生活スタイルも徹底解剖
「マンガ家はどんなスケジュールで日々を過ごしているのだろう?」「マンガ家の生活って大変なのだろうか?」「マンガ家の忙しさは?」今回は、そんな疑問を感じている人に向けて、気になる情報をお届けします。マンガ家のスケジュールや、生活スタイルの特徴などについて取り上げるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【目次】
マンガ家の1日のスケジュールは?
まず、マンガ家のおおまかな1日のスケジュールについて解説します。
週刊連載の場合
マンガを週刊で連載している場合、以下のようなスケジュールで動くことが考えられます(※こちらは一例です)。
【タイムスケジュール】
8:00 起床、朝食
10:00 仕事(ストーリーの考案、打ち合わせ、原稿執筆など)
13:00 昼食
14:00 仕事の続き
21:00 夕食
22:00 仕事の続き/お風呂など
26:00 就寝
仕事内容は、原稿の進捗状況によって変動します。具体的には、「ストーリーを考える」「細かい部分を編集者と話し合う」「実際に原稿を制作する」などの作業を行うことが多いです。
一般的にマンガ家は「黙々とマンガを描き続けている」というイメージが強いかもしれませんが、それ以外の作業も多くの時間を占めることを覚えておきましょう。
マンガを描く以外の仕事についてさらに詳しく言うと、マンガの考案につながる作業も重要な仕事の一つです。たとえば、キャラクターの設定を練ったり、ストーリーを考えるための取材に出かけたりします。このほかに、スケジュール管理やプロモーションイベントなどを行うこともあるでしょう。
これらの仕事がすべて積み重なり、完成度の高いマンガが世に送り出されているのです。
月刊連載の場合
月刊で連載しているマンガ家も、基本的には週刊連載の場合とタイムスケジュールや仕事内容は変わりません。ただ一つ相違点があるとすれば、「月刊連載のほうが、余裕を持って仕事に取り組みやすい」ということでしょう。
週刊連載は新しいストーリーを毎週分考えて制作を進めるためスケジュールがシビアですが、月刊の場合は締切が1か月に1回のみとなります。
ただし、だからといって月刊連載が楽だというわけではありません。
そのぶん1回の締め切りで仕上げなければならないページ数が多くなるからです。月刊の場合も、しっかりとスケジュールを立てることが求められます。
マンガ家のスケジュールで知っておきたいこと
次に、マンガ家のスケジュールを把握するうえで知っておきたいことを2つ紹介します。内容をチェックすることで、理解度がさらに深まりますよ。
スケジュールは人によって変わる
社会人の働き方や休みの取り方が人によって違うように、マンガ家のスケジュールも人それぞれです。タイムスケジュール、休みの日数、1日に制作するページ数などは、本人の希望、出版社の予定、アシスタントの人数などをはじめとしたマンガ家の状況によって大きく変わります。
今後マンガ家になったとしたら、自分に適したスケジュール感を見つけていく必要があるでしょう。
単行本準備などは休みの日に実施することも
単行本出版にあたって必要になる準備作業を、休みの日に取り組むマンガ家も少なくありません。なぜなら単行本作業は、原稿の制作作業とは別に時間を設けなければならないイレギュラー業務だからです。ただし、うまく時間を調節し、稼働日に業務を実施するケースもありますよ。
なお、週刊連載の場合は月刊連載と比べて単行本発売のサイクルが早いため、単行本作業の負担が増える傾向にあります。
マンガ家の生活スタイルの特徴は?
マンガ家のスケジュールについて知識が得られたところで、具体的な生活スタイルの特徴について見てみましょう。将来的にどのような対策が必要なのかについても触れていきます。
①生活サイクルが不規則になりやすい
マンガ家は締切までにマンガを完成させなければならないため、スケジュールがずれこんだ時などは生活サイクルが乱れやすいです。よって、「スケジュールがずれ込むことを想定してスケジュールを立てる」などの工夫をするといいでしょう。
②寝不足が続きやすい
締切の直前などは睡眠時間を削って作業をおこなうマンガ家も多いため、寝不足になりやすいことも大きな特徴です。しかし体調管理によって健康な身体を維持することもマンガ家には大切なので、睡眠不足にならないよう計画的に作業を進めるといいですね。
③運動する時間が取りにくい
マンガ家は基本的に椅子に座って作業を進めるため、仕事中は運動不足になりがちです。定期的に体を動かすとリフレッシュにもなるので、「1時間に1回は体操やストレッチをする」「夕方になったら散歩する」などいくつかのルールを決めておくといいでしょう。
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今回ご紹介したように、マンガ家は自分に合ったスケジュールに沿って作業を進めていきます。締切までに作品を完成させなければならないため、ハードスケジュールになることもありますが、さまざまな工夫を取り入れることで働きやすい環境を手に入れることは可能です。
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