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2022. 03. 14
トピックスIT用語知ってるかな?学校選びのポイント!開発手法について知ろう!
開発手法にはアジャイル型とウォーターフォール型の2種類あるのを知っていますか。
<①開発手法には2種類ある>
新しいシステムを開発する際、どのようにプロジェクトを進めていくのか知っていますか。システム開発をする時は、企画、設計、テスト、実装など様々な工程を踏みますが、どのように工程を踏んでいくかの枠組みを決めたものを、開発手法と言います。
その開発手法の中でもポピュラーなのが、アジャイル型とウォーターフォール型になります。
<②アジャイル型とウォーターフォール型の違い>
この2つの開発手法の大きな違いは、アジャイル型が小さな単位でテストや実装を繰り返していくのに対し、ウォーターフォール型は、企画の段階で機能や仕様を決めて、各工程を明確に進めていく、ということです。
ウォーターフォール型は各工程を1つずつ、計画性を持って進めることができるので、大きなプロジェクトでもスケジュールを管理しやすいというメリットがあります。
逆にデメリットとしては、工程が進むと前の工程には戻れないので、途中で仕様を変更したい、ということが起きても柔軟には対応できなくなる、ということが挙げられます。
アジャイル型は、企画→設計→実装→テストの工程を何度も反復しながらシステムの品質を上げていくことができるため、どんなシステムを作ったらいいか明確になっていない時や、後から仕様変更が起きることが前提となっている時に向いています。また、開発工程を小さくまとめる分、リリースまでの期間を短くできるというメリットもあります。
デメリットとしては、工程の進捗管理がしにくい、「完成」が見えづらい、といったことが挙げられます。
<③価値創造型エンジニアにはアジャイル型が向いている>
エンジニアには、すでに仕様が決まったシステムを開発する課題解決型エンジニアと、新しいビジネスや価値を創造していく価値創造型エンジニアがいます。
価値創造型エンジニアは、どのようなシステムを作ったらいいか明確になっておらず、試行錯誤しながらより良いものを作っていくため、アジャイル型の開発手法が向いています。
これからの未来、価値創造型エンジニアの方が需要が大きくなり、重宝されると言われています。そのため、今からアジャイル型の開発手法を学んでおくことで、より将来性のあるエンジニアを目指すことができます。
<④まとめ>
今後ニーズが高まっていくと言われている価値創造型エンジニアになるには、アジャイル型の開発手法を学んで置くことが大切です。ヒューマンアカデミーのITカレッジ(https://ha.athuman.com/it/)では、現場のプロ達から、最先端の技術や手法を学ぶことができます。