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低い声を出すのが苦手な場合の2つの対策
低い声を出すのが苦手な場合の2つの対策

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男女問わず、「低い声を出したい!」という人は多いですよね。ややヴィブラートがかかった低音は聞く人をうっとりさせますし、低い声には説得力が伴うと言われているので、効果的に使うと演技に深みを出すことができます。でも、もともと高い声の人は、低い声を手に入れることはできないのでしょうか。

低い声を出すための練習法2つ

地声が高い人が、コントラバスのような声を手に入れることは、確かに難しいかもしれません。ですが、練習によって低い声を出せるようになることもまた事実です。今回は、低い声を出すための練習法をお伝えしていきます。

1.ドギープレス

顔の筋肉を脱力させ、口を開けて、舌の力を抜き、犬のように「ハッハッハッハッ……」と呼吸してみてください。この際、呼吸はもちろん腹式呼吸を使用します。第三者から見るとちょっと不思議な(?)練習法ですが、この練習によって横隔膜の使い方を体で覚えることができますよ。できるだけ長く、使う息の量を均等にすることがコツです。

2.低音マックス・ポルタメント

以下の方法は、エグゼクティブ・スピーチ・コンサルタントの永井千佳さんによる練習法です。ちなみに「ポルタメント」という聞き慣れない単語は、音をずり下げたりずり上げたりする歌唱法のことを指します。この練習法によって、低音に必要な息の量や、しっかりと響きのある低音をつかむことができますよ。
(1)顎を下げて口を開ける(この際、舌先が下の歯に触れている状態になっていること)
(2)肋骨の一番下の骨の真下に左手を当てる(ここが横隔膜に近い場所)
(3)腹式呼吸で息を吸いつつ、「ハァーァー……」と高い声から低い声に向かって音を下げていく。同時に右手の平を上に向け、頭上から下へと音の高さに合わせて下げていく。同時に、肋骨の下に当てている左手をおなかの内側に向かってグーッと押していく。
(4)可能なら、一番低い音に達した時点で、声にヴィブラートをかけておなかが使えていることを確認する。ヴィブラートができなければ、左手でお腹(横隔膜周辺)をグイグイ押してヴィブラートをかける。その感覚を覚えれば、自然にヴィブラートができるようになる。

練習を積めば低い声はあなたのものになる

低音も高音と同じように、練習を積めば確実に出せるようになります。とはいえ、独学で低音を習得するのは大変だし、無理をして喉を痛めるかもしれません。できるのなら、スクールで専門教育を受けることをオススメします。専門知識のある講師のもとでトレーニングすれば、安全かつ最短で低音を習得できるはずですよ!

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