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声優になるためのスキル・技術
基礎的なスキルは
・発声(腹式呼吸) ・滑舌 ・イントネーション ・アクセント
・アーティキュレーション(歯切れ良い明瞭な発音が出来るか) 等があります。
その上で、
・想像力 ・表現力 ・演技力 が必要で、 仕事の幅が広がるスキルとして、
・歌唱力 ・フリートーク力 ・ダンス力 が求められます。
ただし、上記のスキルは多少の個人差はありますが、時間をかければ誰でも習得できます。
重要なのは、日々努力をし続けるやる気と情熱、そして周りを魅了する人間力だと思います。
夢を叶える!という強い気持ちと、人として成長したいと思う強い気持ちが、声優になる為に必要な事だと思います。
残念ながら、声優や俳優は素人では出来ない職業です。
特に声優は、『声に優れた人』になりますし、役者は『役を自分の人生として演じられる者』になる為、スキル・技術が必ず必要になります。その為、多くのプロダクションが養成所を運営し、スキルや技術を磨く場を設けています。
ベテランの声優も個別レッスンを受けたり、舞台活動を重ねる事によって、演技力を高める努力をし続けています。
しかし、そのように活躍している声優も、元々は素人です。
『千里の道も一歩から』。
素人からプロになるのはごく当たり前の話です。
チャレンジしてみたい気持ちがあるのであれば、まずは一歩目を踏み出しましょう!!
腹式呼吸や滑舌練習など、一人で出来る練習方法はいくつかあります。
そのような実技習得の練習方法は、最寄の校舎の体験授業等に参加して、プロ講師から練習方法を習得する事をお奨めします。
皆さんに今、やっていてほしい事として、人間観察を沢山するようにしてほしいです。
人の言動には必ず理由があります。『この人は何でこのタイミングで、この言葉を使ってこんな言い方をしたのかな?』という事を観察し、その時の感情はどうだったのかを想像する事を癖付けて欲しいと思います。
それを繰り返す事によって、様々な感情のパターンを覚えることができ、いわゆる人としての『引き出し』が増えてきます。
大事な事は自分自身が様々な人の感情を知り、演じ分けることが出来る事。
役者の基礎はそこから始まると言っても過言ではありません。
学校・養成所の選び方
芸術系の大学の中には、演技が学べる所や、学科としてアニソンや声優を学べる大学も出てきました。そのような演技を学べる大学とヒューマンアカデミーでは何が異なるかをご紹介します。
あくまでも一般論を記載しますので、自分にとってどっちが学ぶ場として該当するか、検討材料の一つとして捉えて頂けると幸いです。
①芸術性を高めるか?売れる役者を目指すか?
一般論として、大学は学術的に捉え、芸術性を高める指導が多いと言われています。それは単位の取得方法や論文等の進学・卒業に必要な要件が関係していると言われています。
一方、多くの専門学校始め、ヒューマンアカデミーのレッスンの価値は、『どのようなトレーニングをしたら、より良いプロダクションに合格し、仕事を貰い続けられ、息の長い活動が出来る役者を育てられるか』という事。簡潔に言うと、『売れる役者を作る為の授業をやっている』という事です。
②実技の時間が多いか少ないか
芸術系大学の中には、演技が出来るのは3年からという所もあります。
これは極端な例ですが、一般的に大学は『知識を学ぶ場所』、専門学校は『技術を身に付ける場所』と言われています。講義主体で単位を取得をしていく大学と比較すると、実技時間の量は圧倒的に異なります。
③プロダクション(外部)との繋がりがあるか否か
一部特定のプロダクションと結びつき、カリキュラム監修や講師派遣を行っている大学もありますが、総合学園ヒューマンアカデミーでは、90社以上のプロダクションとつながりを持ち、学内オーディションにもご参加頂いています。
数打てば当たるわけではないですが、多くのプロダクションのマネージャや採用担当の方の眼に触れることにより、『ちょうどあなたのような人が欲しかったんだ』という可能性を高める事が出来ます。
結論、養成所によってそれぞれ特徴・個性が異なります。一般論として、『専門は基礎を学ぶ所、養成所は応用を学ぶ所』と言われる事もありますが、養成所でも初心者歓迎で基礎から指導しますという所もあれば、一般論通り1年以上のレッスン経験がないと養成所の受験資格がない養成所もあります。逆にヒューマンアカデミーのように、インターンシップを含めて、現場で求められるスキルを十分学ばせる事が出来る為、直接所属合格者を多く輩出している専門学校もあります。
明確な違いがあるとしたら、『プロダクション付属か否か』。演劇系大学との比較でも記載していますが、一つのプロダクションとの繋がりを得るのか、多くの出会いを求めるのかの違いがあります。その他、全日制の専門だと幅広くスキル取得を経験する事で、自分の方向性を試しながら定める事が出来る利点もあると思います。養成所だと試せるだけの時間的な余裕は専門と比較すると少ないのが現状です。敢えて定義づけるとしてら、『方向性が定まっていなく、多くの出会いで自分の力を試したい方はヒューマン。やりたいことも、入りたいプロダクションも明確に定まっている人は養成所』と言えるかもしれません。
声優に関して言うと、プロダクションの99%が東京に集中しています。
その為、仕事自体も東京に集中しているので、インターン等の機会も、東京の学校の方が多いのは事実です。一方、東京は目指す人が集中する為、その分機会が減るとも言われています。
卒業後所属できたとしても、自分を磨くために個別レッスンを続けたり、芸能の仕事に備える為にバイトを削らざるを得なず、収入が安定しない等の問題もある為、今地方にいらっしゃる方は、無理をして東京に出てくるのではなく、実家から最寄の校舎で学びながらアルバイトを頑張り、上京してからの当面の資金の為に貯金をする事をお奨めします。
学校を選ぶ上で重要な要素はいくつかあると思います。
その中でオープンキャンパスは実際に将来通うかもしれない学校に、直接足を運んで、様々な事を見聞きして感じる事が出来る最高な機会だと思います。
しかし、そんなオープンキャンパスだからこそ、『見極める確かな力』が必要になります。
入学前はいい事ばかりに目が行きがちです。入学してから『イメージと違った』、『説明会で聞いていた話と違う』という話も良く聞きます。環境や機材などが良くても、それを本当に自分たちでも使わせて貰えるのか?確かめる必要がありますし、体験レッスンが楽しくても、指導している講師が、年に数回しか教えていないというケースもあります。
オープンキャンパスはその学校が全力で良い所を見せようとしているショーになっていることが多い、という事です。その為、その学校の本質を見極める為にも平日の個別相談会がお奨めです。
リアルな学生の雰囲気や、対応する教職員の雰囲気がダイレクトに伝わる為、後悔しない学校選びが出来ると思います。体験レッスンは一つのきっかけとして捉え、是非個別相談会でその学校を見極めるようにしてみてください。
入学・入試・寮
総合学園ヒューマンアカデミーの入試は4通りの方法があります。
自分が一番アピールできる入試方法を選び、チャレンジしてください。
①AO入試
②学校推薦入試
③自己推薦入試
④一般入試
①AO入試
本学園のAO入試は、下記の「エントリー資格」に基づき、様々なタイプの志願者にチャレンジできるチャンスを与えることを目的としています。
■エントリー資格
以下の①~⑤のいずれかに該当する者
(1)学術・文化・芸術・スポーツなど正課および課外授業(部活動など)において、すぐれた活動実績のある者
(2)語学・コンピュータなどの資格取得やそれらに関わるすぐれた技能を有する者
(3)ボランティア活動など社会活動において豊富な実績のある者
(4)上記以外の高度な資格やすぐれた能力を有する者
(5)本学園が行う体験入学・セミナー・説明会などに積極的に参加し、本学園への入学を強く希望する者
※その他、受験資格の基準については、入学事務局へお問い合わせください。
②学校推薦入試
■推薦基準
在籍高等学校校長、進路指導教諭、学級担任のいずれかの推薦を受けられる者
③自己推薦入試
■推薦基準
自分自身を推薦できる活動実績・能力・学習意欲を有する者
④一般入試
上記3種類の入試形態以外で入試を希望する者
ヒューマンアカデミーではAO入試を取り入れています。
AOとは、『アドミッションズ・オフィス』の略で多くの大学や短大、専門学校が採用している、入試形態です。採用基準は、学校側が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合っているか、学びへの意欲や関心が高いかどうか、適性はあるかを見定める面接や、論文で見極めるパターンがあります。ヒューマンアカデミーでは、面談を重ねる事により、やる気と適性を見極めています。
また、AO入試合格者に対しては、入学前教育を実施し、基礎スキルを習得する事によって入学後のレッスンに余裕を持たせ、早期のスキル取得を目指しています。
最寄の校舎まで遠方で、自宅から通学するのが困難な学生の方の為に、提携の学生寮を用意しています。女性限定の寮や、卒業してからも数年は済むことが出来る寮などもあります。詳しくは入学事務局までお問い合わせ下さい。
※ただ、夢を追いかける上で極力一人暮らしではない方が良いという意見もあります。
一度は一人暮らしを経験してみたい、という学生の方も多いと思いますが、想像以上にお金も手間も掛かります。多少交通費や移動の時間が取られてしまっても、親御様の下、衣・食・住の環境が整った状態で心身共に健康な状態でレッスンに集中出来る環境作りをお奨めします。
周りの反応について
夢を叶える上で、『どれだけ周りに理解者を増やす事ができるか』はとても重要な事です。
一般的に親御様や周りの方々は、芸能分野に対して、なれる可能性が低い、わざわざ苦労させたくないなどの理由で反対をする事が非常に多いと感じます。それは子を思う親からすれば当然の話だと思います。夢は、叶う人もいますが、残念ながら叶わない人も多いのが事実です。だからこそ、なれる可能性が低い業界を目指させるより、それなりに手に職をつけて、安定した職業に就かせたいと考えます。その為、親御様や周りの方が反対している場合、必要なのは『言葉』ではなく、『行動』だと思います。夢を追いかける最大のメリットは、『本気で取り組むプロセスを味わう』ことだと思います。
芸能界を目指す中で、常に自身を鍛え、磨き上げ、考え続け、行動に移すのが夢を追いかける本質です。それを親御様や周りの方々にご理解頂くためにも、ただ『なりたい』と口に出すだけではなく、それを叶える為に自分に何が足りないか、足りないものを補う為にはどうすれば良いか、常に考え、実行に移せる素敵な人になって下さい。
その行動が、周りの方々の心を動かすカギになると思います。