ヒューマンが考える
芸能教育(学科長より)
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ヒューマンが考える
芸能教育
全力で応える自信があります。
織田慎太郎 学科主任
総合学園ヒューマンアカデミーパフォーミングアーツカレッジは、声優、俳優、タレントなど、芸能業界で活躍する人材を育成する学科です。
この文章を読んでくださっている方の多くが、そういった芸能業界を目指したいと考えている方なのではないでしょうか。
では、なぜそのように考えているのでしょう?きっと皆さんお一人おひとりで、その理由は異なっていると思います。
世の中には千差万別、非常に沢山の「職業」があります。
警察官、医者、農家、エンジニア...等々、数え上げればキリがないほどです。
「これが私の天職!」と感じながら日々溌剌と仕事に打ち込んでいる人もいれば、残念ながら「嫌だなあ......」と思いながら渋々仕事に出かける人もいます。
「職業に貴賎なし」という言葉がありますが、何故そのような違いが生まれるのでしょう?きっとその答えは、「好き」という気持ちにあります。
「好きこそものの上手なれ」と言われるように、「好き」という気持ちは、物事を成し遂げる重要な原動力となり得るのです。
ヒューマンアカデミーでは、皆さんの抱いている「好き」という気持ちを出発点にしたいと考えています。
「好き」だからこそ取り組める、「好き」だからこそ上を目指せる、私達はそう信じています。
しかし、ただ「好き」なだけでは実現することが出来ないのもまた、事実です。
医者や弁護士といった仕事とは異なり、声優・俳優・タレントには免許も資格も存在しません。
それはつまり、「これさえクリアすればその仕事に就ける」という基準なんてどこにもない、ということです。
では、いったい、どうすれば「プロ」になれるのでしょう?
ちょっと例え話をします。皆さんの友人に「プロ野球選手になりたい!」と思っている人がいたとします。
彼はとっても野球が好きで、いつかプロ野球で活躍したいと考えています。
ところが......彼はいままで野球の試合に出たことがありません。野球部に入っていたこともありません。
ホームランを打ったことも、三振を取ったこともないのです。
そんな彼が「僕、いつか野球選手になりたいんだ」と目を輝かせて夢を語るばかりでいたら、皆さんはどう思いますか?
「いやいや、気持ちはわかるけど、まず、野球をやることからじゃない?
野球部に入って練習して、野球の技術を高めないとプロにはなれないんじゃない?」と言うのではないでしょうか。
おそらくほとんどの人がそう感じるでしょう。
「そんな奴がプロ野球選手になれる訳ないじゃん」と思った人もいるかも知れませんね。
でも、不思議なことに、芸能の世界を目指す方の多くが、この架空の野球選手志望者と同じことを言うのです。
「声優に、俳優になりたいです。でも、今まで演技をしたことがありません。
演劇部や劇団に入っていたこともありません。セリフを覚えたことも、人前で演技をしたこともありません。
でも、声優・俳優になりたいんです」、と。それを責めているのでも、嘲笑しているのでもありません。
野球と違って「磯野!アフレコしようぜ!」って誘ってくれる友達なんて普通いませんからね。
これまでの人生で全く触れてこなかったとしても、何もおかしいことはないのです。
大事なのは、あなたの抱いている「好き」という気持ちを、具体的な行動に変えていくこと。
きっとそのための方法を探して、この文章を読んでくれているのだと思います。
今、皆さんは、岐路に立っています。「好き」という気持ちだけを抱きしめて、いつまでもキラキラの夢に憧れているだけの人でいるか、「好き」という気持ちを土台にして、プロになるために自分を磨いて変わっていくのか。
私達は、変わりたいと願う人たちを応援したいと考えています。
そのために、パフォーミングアーツカレッジ全体でサポートをしていきます。
「with コロナ」の時代、人と出会うこと、人と触れ合うことが憚られる場面も多くなり、芸能の在り方も様変わりしてきています。
新しい時代に対応するため、芸能教育の在り方もまた、変化を求められています。
例えば、オーディションや授業のオンライン化の取り組みも一例です。
ヒューマンアカデミーと志を同じくする、芸能プロダクション各社、第一線で活躍するアクターの皆さん、制作現場のスタッフさん達、芸能の世界で戦う様々な「プロ」達と同じ目線で、皆さんのかけがえのない「好き」を「本物」に変えていくために、私達ヒューマンアカデミーは全力を尽くしていきます。