声優専門の学校ヒューマンアカデミー

声優に大切なのは声ですよね。ナレーションであれば声を出すことで、視聴者側がいい声だなと感じたり、聞きやすいなと感じたりすることが大切です。アニメなどの仕事であれば、そのキャラクターにしっかりと感情移入しながらも、視聴者が聞きやすいいい声でなければいけません。

声優の声の出し方の基礎

いい声の出し方として代表的なのは複式呼吸を習得することです。これは俳優であろうと、アナウンサーであろうと、すべての人が必ず習得する技術です。一般的に複式呼吸は鼻で息を吸い、口で吐くということの繰り返しです。お腹を使って話せいていることを意識しながら話すことで上達が早まります。 複式呼吸をなぜしなければいけないかというと、普通に息をする場合、すぐに息遣いをしなければならず話している中で、呼吸の回数が増えてしまいます。複式呼吸の場合、息をできるだけ止めず声を出すことが可能です。

いい声を出す３つのコツ

いい声を出すことは誰でも可能です。ただ声というのは人によって癖があり、その癖が治ればいい声に変わります。よく考えてみると、アナウンサーをしている人たちは、ニュースの話し方のリズムや呼吸、です、ますの終わり方などの発音が似ています。それはしっかりと訓練を受けているからでもともとあのような話し方ではありませんでした。しっかりと意識し、練習を重ねれば皆さんいい声に変わることができます。

いい声の出し方として、１つ目はやはりいい声だなと思う人を真似ることです。なんでも真似から始めることで上達します。２つめは発音や滑舌を意識することです。少し鈍っていたり、はっきりとした滑舌でなかったりするのは自分がその話し方に慣れてしまっているからです。周りの人や友人にどこが悪いかなど聞きながらすこしずつ直していくといいかもしれません。３つ目は少し声を高めに出すことです。いい声というのは聞きやすい声です。声は低いより少し高い方が耳に入りやすいと言われています。そういった意味でも1オクターブ上げて話すと声の質が変わってきます。

アニメのような声を出すには

一般的にアニメ声を出すには、ウィスパーボイスを意識することが重要と言われていますウィスパーボイスとは、ささやき声などを指します。普通の息の吐き方よりもさらに多くの息を吐くことで可愛さやエロティックな声が出ると言われています。また子供のような舌足らずな声を出すことでもアニメ声に近づくことができます。難しいですが、こういった訓練をしていくことで声優に近づくことができます。