声優専門の学校ヒューマンアカデミー

声を通して人に感動を与えるなど、やりがいのある声優という職業。しかし一口に声優と言っても、さまざまな進路が考えられます。専門学校や養成所などで声優としての基礎を積んでいくのと同時に、将来どのような声優になるのか考えることも大切です。声優という職業について、どのような仕事があるのか5つのカテゴリーに分類して紹介します。

不動の人気！アニメ声優

声優というとよく想像されるのがアニメの声優ではないでしょうか。アニメ声優は、日本のアニメ業界を支える重要な職業のひとつです。アニメ声優で有名な方と言えば、アニメ「DEATH NOTE」で主人公の夜神月役をつとめた宮野真守さんや、「化物語」や「僕の妹がこんなにかわいいわけがない」などでマルチに活躍する花澤香菜さんなど。アニメ声優は、特に声での演技力が必要とされる職業です。

外国映画にはつきもの！アフレコ（吹き替え）の声

声で役を演じると言えば、アニメだけでなく海外の映画やドラマなどの吹き替えも声優の仕事です。特にハリウッド映画などで有名なのは、アーノルド・シュワルツェネッガーさんなどのアフレコをつとめる玄田哲章さんや、エディ・マーフィーさんのアフレコをつとめる下條アトムさんなど。海外映画のアフレコはアニメなどと比べると、よりリアルさが求められるため、高度な技術が要求されます。そのため、ベテラン声優になってから映画のアフレコを行うというケースが多いです。

舞台で活躍する声優

最近では、アニメを3次元化して、舞台でアニメを演じるということが増えてきました。舞台でアニメのキャラクターを演じるという仕事も、声優の進路のひとつです。アニメと同じ声優がとつとめることもあります。舞台声優として有名なのは、蒼井翔太さんや森田成一さんなど。舞台声優として仕事をするには、アニメ的な要素を取り入れながら役を演じる舞台俳優とは少し違ったスキルが必要になります。

声優のナレーションの仕事

ナレーションの仕事と言えば、声優を含め、俳優やアナウンサーがつとめることもあります。ナレーターとは、テレビ番組でナレーションをする仕事のことです。有名なナレーションをつとめる俳優と言えば、「大改造！劇的ビフォーアフター」の加藤みどりさんや「アッコにおまかせ！」の中井和也さんなど。アニメ声優が、ナレーションの仕事をするというケースもしかり、ナレーター専門の声優という進路もあります。

ミュージカルで活躍する声優

舞台と少しに通った部分もありますが、声優がミュージカルの舞台に立つこともあります。声優のミュージカルというと、アニメをミュージカル版にしたものが多いです。ミュージカルの声優で有名なのが、小野賢章さんやKENNさんなど。ミュージカルは舞台とはまた違い、歌やダンスなどが踊れるということもポイントになってきます。