業界人 本気のメッセージ

関智一さん×関俊彦さん×中尾隆聖さん対談

今、求められているのは演技力の高い声優!

----ヒューマンアカデミーでは改めて『声優=役者』という原点に立ち返り、声優でありながら劇団を主宰されているお三方に、演技力の重要性等を伺いたいと思います。
関智一:以下、智一)アニメとはいえ、ある程度のリアリティを視聴者の皆さんにお届けしたい。作品のクオリティを高めるためには、やはり演技力は必要ですよね。
関俊彦:以下、俊彦)「声優」は文字通り、「"声"を使っての俳"優"」ですもんね。一人の登場人物の感情を別の人間が表現するためには、演技の道筋や方法論を学ぶ必要があると思います。
中尾)「普通に話して」と言っても、「素のままでいいんだ」と勘違いしている役者も多いですね。「"普通にしゃべっているように"聞かせる技術を使って話して」と言わないと伝わらない。

セリフを合わせるのではなく、呼吸を合わせる
----皆様を含め、数多くの声優さんが舞台で活躍してらっしゃいますが、改めて舞台で演じることのメリットについてお聞かせください。
智一)舞台をやると身体全体で演じることになるので、それを体感できるメリットはあります。
俊彦)たしかにそうかも。声優はマイクの前という限られた範囲で演じなければなりません。例えばキャラクターが走り回っているのを、我々は腹筋を使い、のどを酷使して、あたかも走り回っているように演じるんです。身体の状態と声の関係性を知るという意味では、演劇や舞台の経験はいいかもしれません。
中尾)「ブレス合わせ」といって、セリフを合わせるんじゃなくて、「呼吸」を合わせる。その呼吸は舞台でしかわからないことです。セリフだけを練習しようとするから演技がわからなくなるのかも。
----声優の資質として、そうした演技力ではなく「変わった声を出せること」が重要と認識している学生も少なくない気がします...。
俊彦)特殊な声を出すことにとらわれる必要はないですよね。それよりも自分自身の個性を活かして話す技術だったり、作り手が求めるものにいかに合致させるかが大切だと思いますよ。
智一)口調も大事ですよね。声がよくなくても、話し方がハキハキしていてかっこ良ければ二枚目に聞こえるだろうし。
中尾)関智くんはそういうの得意だよね。七色の声で仕事していて、二枚目役もやれば三枚目役もやるでしょ。二枚目だけにして、変なのはこっちに回して!(笑)
一同(爆笑)

まずは「演じる楽しさ」を知ってほしい
----皆さん、ありがとうございます(笑)。それでは最後に、これから声優を目指す学生たちへメッセージをお願いします。
智一)アニメやゲームに関わる様々な職種がある中で、「声優がいい」と思ったのは、やはり「演じること」に潜在的に興味があったからだと思います。授業を通して演技を好きになってもらえたら、養成所に入ってもきっといろいろ吸収できます。ぜひ頑張ってください。
俊彦)今は声優と言ってもいろんな方向性があるので、「私がなりたいのはどのタイプの声優?」と自問自答してみるといいと思います。とことん考え抜いて一歩一歩踏み出してください。
中尾)「"好き"という思いがどれだけあるか、それを持続できるか」。この言葉に尽きます。振り返ってみれば、私自身もどんなに厳しく指導されたってこの年齢まで続けて来られたのは、「この仕事が好きだから」。これから声優を目指そうと思っているなら、もう一度ご自身で確認してみるのがいいと思います。
----ありがとうございました!



活躍中の声優さんに、なかなか聞けないお仕事の役作り・
キャラクターの演じ分けの秘訣や、アテレコの直接指導、さらに共演体験まで...。
充実したレッスン内容で、参加者のスキルとモチベーションアップを図ります。
現役声優によるワークショップ

PageTop

    

コース一覧

校舎紹介

ヒューマンアカデミーfacebookページ