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ゲームグラフィッカーになるには?第3話 2Dから3Dまで〜ゲームグラフィッカーのいろいろ
「ゲームグラフィッカー」というと、2Dグラフィッカーを連想する人が多いかもしれません。しかし、「ゲームグラフィッカー」がすべて同じ仕事をしているわけではありません。実際の現場でのグラフィッカーはもっとさまざまな専門分野に分かれているのです。
今回は、様々な分野のグラフィッカーを紹介していきます。
ゲームグラフィッカーのいろいろ
以下に挙げるのはあくまで一例です。もっと細分化された分野のグラフィッカーも存在するとは思いますが、一般的な制作の場面でよく見かけるものをピックアップしてみました。
キャラクターデザイン
言葉通り、キャラクターをデザインする仕事です。イラストレーターさんがデザインしたキャラクターをグラフィック化していくケースと、自らがデザインからグラフィック化まで関わるケースがあります。
背景デザイン
ゲーム中の背景をデザインする仕事です。背景はゲームの雰囲気に大きく寄与する重要なセクションです。特に一般消費者向けでは、実写に迫るリアリティの背景を求められることもあります。
エフェクトデザイン
エフェクト(特殊効果)をデザインする仕事です。たとえば、RPGのバトルシーンで敵を攻撃した際の、衝撃波・光・破壊描写などを制作します。このデザインはプレイヤーの「プレイした際の気持ち良さ・爽快感・疾走感」に直結します。
インターフェースデザイン
画面全体の構成、各ボタンの配置やHPゲージ、メニュー画面などをデザインします。人間工学の知識、心理学の知識などが求められる、非常に職人性の高いセクションです。
ドッター
ドットでグラフィックを作りあげていきます。キャラクターやエフェクトがメインですが、背景も作ることがあります。ファミコンやスーパーファミコン時代の技術だと思われがちですが、最近はドット絵が見直されています。特にスマートフォン向けゲームではドット絵を採用するタイトルも多くなってきているのです。
衣装・ロボ・メカ・銃火器など専門性の高いデザイン
女の子の衣装や、複雑な構造のロボット、SF的なメカや、架空の銃火器などを専門にデザインするグラフィッカーも存在します。これらは各分野の高度な専門知識を要し、それを適切に再現する感性(たとえば材質の質感を再現するスキル、実際に使用したときの利便性を表現する、その他リアリティ演出等)も求められます。
さらに2Dか3Dかでわかれる
くり返しになりますが上記はほんの一例です。海外のゲーム会社は、グラフィッカー・デザイナーの分野が日本より細分化されているので、より多くの種類のグラフィッカーが存在します。
また、さらに2Dグラフィックか3Dグラフィックかで分かれてくるので、一口にゲームグラフィッカーと言っても、実際は極めて多様になります。したがって、ゲームグラフィッカーを目指すのであれば、自分がどういったグラフィッカーになりたいのかをきちんとイメージしておくことが大切になります。
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