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ゲームグラフィッカーになるには?第2話 ゲームグラフィッカーの魅力・面白さ・やりがい

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前回のコラムでは、ゲームグラフィッカーとはどんな職業なのかを解説しました。デザインの専門知識を駆使して、ヴィジュアル面の広い範囲に関わるお仕事、それがゲームグラフィッカーです。今回は、グラフィッカーの魅力・面白さ・やりがいについてお話ししたいと思います。

「ゲームグラフィッカーをやっててよかった」と思える3つのポイント

この職業の魅力・面白さ・やりがいはたくさんありますが、あえて3つだけ、「この仕事をやっててよかったなぁ」と思えるポイントをピックアップしてみました。

1.みんなと協力して世界を造ることができる

前回のコラムでも少し触れたように、ゲームそのものに非常に深く広く関われることは大きな魅力のひとつです。ゲームグラフィッカーは企画書をもとに「目に見えるカタチ」を作っていきます。プロデューサー、ディレクター、シナリオライターといった人たちとミーティングを重ね、ゲームのヴィジュアルを制作していくわけですから、「みんなと協力して世界を造っていく」感覚を味わうことができます。

2.プレイヤーの第一印象を支配するという責任

そのキャラクターが好かれるかどうか、プレイヤーがゲームの背景に世界観を感じ取れるか、感動するエフェクトや目を引くヴィジュアルデザインができるか。それらはすべてあなたにかかっています。画像・映像は第一印象で決まりますし、あなたの仕事がゲームの評価に直結するシチュエーションだってあり得ます。ゲームグラフィッカーの責任は重大で、だからこそやりがいを感じられるのです。

3.制作したグラフィックはゲームの外に飛び出していく

自分がデザインしたキャラクターや背景は、ゲームの中でしか使用されないのでしょうか? もちろんそんなことはありません。制作したグラフィックが広告素材として使われることもよくあります。「そんなこと、当たり前でしょ!」と思われるかもしれませんが、街中のビル広告やテレビCM、雑誌の広告などで、自分のデザインしたものを目にすることを想像してみてください。たまらない達成感を味わえるはずですよ。

ゲーム制作の中で、ある意味最も重要な職種

制作チームの中でどの役職が最も重要か、という意味合いでの価値の優劣はありません。しかし、プレイヤーの視覚と印象を支配するという意味では、ゲームグラフィッカーは最も重要なポジションです。

チームプレイでゲーム制作に深く関わり、あなたの仕事次第でプレイヤーの第一印象が決まってしまう……。そのプレッシャーとやりがいを楽しめる人なら、「これぞ天職!」という感慨を持てることでしょう。

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