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ゲームグラフィッカーになるには?第4話 ゲームグラフィッカーに必要な機材

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ゲームのグラフィックをデザインし、ヴィジュアルを作りあげていくのがゲームグラフィッカーです。しかし、ゲームグラフィッカーは「絵を描ければOK」「デザインセンスがあればOK」といった職業ではありません。パソコン周りの知識や機材が必要不可欠になります。

必要な機材は人それぞれ・専門分野それぞれだが……

実際のところ、自分がどんなグラフィッカーを目指すかによって、揃える機材・必要な機材は変わってきます。すべてを説明しようとすると膨大な数になるので、今回は必要最低限の機材をピックアップしてみました。

パソコン本体

当然ですが、これがなければ始まりません。スマホだけで、まだパソコンを持っていない人は、一刻も早くパソコンを購入しておきましょう。

グラフィッカーが使用するソフトウェアは、基本的に多大なマシンパワーを要します。高性能のCPUを備えたマシンで、メモリは可能な限り増やしておきましょう。特に3Dグラフィッカーを目指すのであれば、いわゆる入門機ではまともに制作ができません。必ずハイスペックマシンを用意してください。

ちなみに、MacかWindowsかというのは悩みのひとつですが、昔ほどの差異はありません。最初は好みで選んでも構わないと思います(もちろん、自分が扱いたいソフトウェアがどちらのOSに対応しているかなどは必ずチェックしてください)。いずれにせよ、後々の案件内容やクライアントの仕様により、否が応でももうひとつのOSを使わなければならないことがよくあります。

ペンタブレット

ペンタブレットは、事実上必須のデバイスになっています。ワコムの製品が有名ですね。ラインアップは広く、入門者向けからプロ向けまで揃っていますが、まだペンタブレットを使ったことがないのであれば、まずは入門者向けの安価なものを購入しましょう。ペンタブレットに慣れ、スキルもついてきたら、改めてプロユースのものを購入することをオススメします。

ソフトウェア

自分がどんなグラフィッカーを目指すかによって、使用するソフト、スキルを磨くべきソフトは変わってきます。2Dなら「Painter」など、3Dなら「3ds Max」や「Lightwave3D」や「Maya」などになります。

これらとは別に、どんなジャンルのグラフィッカーでも、事実上習得が必須なソフトウェアが「Photoshop」と「Illustrator」の2つです。この2つはグラフィッカーのためのソフトというよりも、デザインに関わる職業ならほぼ必ず使うソフトです。

これらのソフトウェアは非常に高価ですが、専門校などの生徒であれば大幅な割引が利くものが多いので、専門校に入学する予定の方は、入学後に購入するのが良いでしょう。

最初から必要機材を全て揃えようとしなくていい

グラフィッカーに必要な機材をピックアップしてみましたが、全てを揃えようとするとかなりの高額になってしまいます。まずはパソコンと「PhotoShop」だけで構いません。一度に全て揃えようとはしないでくださいね。前述したように、学生割引が利くソフトもあります。まずはグラフィッカー育成プログラムのある専門校に入学し、その後で自分の目的に合わせて少しずつ機材・制作環境を整えていくのが良いでしょう。

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