今回ご紹介するのは、ゲームカレッジのT君が授業課題として制作した作品「バルーンプラネット」。

 

名作アクションゲームをモチーフに、C++・C#を学びながらわずか 2週間 でここまで作り上げた力作です。

■ 名作「SuperPang」を独自アレンジして再現

ゲーム画面では、色とりどりの惑星バルーンが跳ね回り、プレイヤーが撃つワイヤーで次々と分裂していきます。
「シンプルだけど、動きが気持ちいい」そんなゲームの魅力をしっかり押さえつつ、T君らしさが随所に光る仕上がりとなりました。






















■ 分裂ボールの挙動に苦戦…鍵は“メモリ管理”

制作過程では、特にボールの分裂処理に大苦戦。
分裂したオブジェクトが正しく生成されず、挙動が乱れてしまう問題に何度も直面しました。

しかし、C++でのメモリ管理を深く理解し、
「どのタイミングで生成・破棄するのか」
「参照が生きているか」
といった基礎を丁寧に積み重ねることで、自力で解決。

その経験が一気にT君の技術を押し上げ、今では安定した分裂処理を実装できるようになりました。

■ ゲームとしての手触りも十分

プレイ画面を見ると、
・惑星バルーンの弾み方
・当たり判定
・壁との反射
・タイミングよく打ち込む爽快感
など、アクションゲームとしての気持ちよさがきれいに再現されています。

クリア画面の「GAME CLEARED」も達成感がしっかり味わえる演出で、ゲームとしての“締まり”も抜群です。





















■ 今後はアイテム追加やギミック実装へ

T君はすでに
「アイテムで攻撃タイプを変えたい」
「ギミックでステージに変化をつけたい」
と次のステップに挑戦中。

2週間でここまで形にできた吸収力と改善スピードを見ると、今後の伸びしろは計り知れません。

■ まとめ：T君、伸びしろしかない

プログラミングの理解、ゲームメカニクスの再現力、仕上げまでの粘り強さ。
今回の作品は、T君がこの2週間で確実に成長したことを証明する一作となりました。

今後の作品にもぜひご期待ください！！