ゲームネタまとめ

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ゲームデザイナーなら最低限知っておくべきアナログゲームの種類

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ゲームデザイナーの仕事とは、「ゲームを0からつくる」ことです。いろいろなゲームに詳しい方が、ゲームをつくる上でも有利になるかもしれません。ここでは、アナログゲームに関してご紹介します。

アナログゲームとは

「アナログゲーム」とは、コンピューターを使わずに、相手の顔を見ながら遊ぶゲームのことです。パソコンやスマホなどのコンピューターを使い、インターネットを介して遊ぶ「オンラインゲーム」と区別するために生まれた言葉です。

多種多様なアナログゲームの種類

テーブルゲームには、ゲーム形式に着目して、以下のような分類があります。

アナログゲームの定番カードゲーム

英語で「カードゲーム」というと、日本で言うところの「トランプ」のことを指しますが、広い意味で言えば、カードを使っていればカードゲームです。花札やUNOなどもカードゲームになります。

中でも、現在のオンラインゲームにも大きな影響を与えているのは、「トレーディングカードゲーム」でしょう。オリジナルのモンスターやアニメキャラなどが描かれたカードを集めて、それらのカードで対戦する方式です。『ポケモンカードゲーム』『遊戯王OCG』『デュエル・マスターズ』『甲虫王者ムシキング』などのヒット作があります。

トレーディングカードゲームの要素を取り入れたオンラインゲームとしては、『クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ』などが人気です。

カードゲームの先祖? カードの代わりにタイル(牌)を使うタイルゲーム

本質はカードゲームとほとんど同じですが、カードの代わりにタイル(牌)を使います。
その代表格は麻雀です。明治時代末に中国から日本へと入ってきた麻雀は、日本独自のルールが確立し、芥川賞や直木賞を創設した菊池寛によって普及したといわれています。

サイコロを主体とするダイスゲーム

チンチロリンや丁半など、日本では主にギャンブルとして親しまれてきました。ただし、たとえばすごろくのように、ボードゲームにダイスゲームの要素を加えたゲームも数多く存在します。
コンピューターゲームで言うと、1988年に初代が発売された『桃太郎電鉄』シリーズなどもうそうです。画面上のサイコロを振るすごろく形式で電車を走らせて、日本全国の鉄道や不動産などを買収。他のプレイヤーと財産の多さを競います。

特定の形をした物体で遊ぶ立体ゲーム

代表的な立体ゲームといえば、ジェンガや黒ひげ危機一発が挙げられます。積み上げた木が崩れてしまわないか、黒ひげが飛び出してしまわないかといったドキドキ感は、アナログの中でも特に、立体ゲームならではの感覚でしょう。これは、オンラインゲームには導入しにくい要素かもしれません。

逆に言えば、もし立体ゲームならではのスリルをオンラインゲームに取り入れることができたら、そのオンラインゲームはヒットするかもしれませんね。

トレーディングカードゲームだけでなく、シミュレーションゲームやロールプレイングゲーム(RPG)など、オンラインゲームでおなじみのジャンルは、もともとはテーブルゲームから生まれたという歴史をもっています。

昔から親しまれてきたテーブルゲームを見直すことで、新たなゲームデザインのヒントが得られるかもしれませんよ。

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