職業別で見るゲーム制作に役立つ資格・スキルをチェック！

ゲーム業界で働く場合、クリエイターやグラフィックデザイナーなど業務を分担して作り上げていくことがほとんどです。それぞれプロフェッショナルを目指すには知っておくと便利な資格やスキルがあります。各職業で役立つスキルをチェックしてみましょう。専門学校などでは各資格に対応しているところもあるので、ゲーム業界を目指す場合は一緒に確認してみると良いでしょう。

ゲームクリエイターの役立つ資格・スキル

ゲームクリエイターとは、ゲームを企画するなどゲーム制作に携わる職業のことです。必要な資格は特にありませんが、ゲーム全般の制作に関わるという点において、ゲーム制作の流れなどゲーム制作に関わる知識を有していることが求められます。実際のゲーム制作の流れをつかむためには、専門学校などで一通りの流れを把握することが大切です。ゲーム学科では、合同制作などを通してゲーム制作の流れを知ることができます。

ゲームプログラマーの役立つ資格・スキル

ゲームプログラマーは、特殊なプログラミング用の言語を使って、パソコンに命令を出し、ゲームプログラムをつくりあげる職業です。ゲームプログラマーになるには、プログラミングの知識を持っていることが大前提になります。また、国家資格としてITパスポートや基本情報技術者などの資格は持っていたほうが良いです。プログラム専攻では、こうしたプログラミングの基礎から国家試験対策まで幅広く学ぶことができます。
また、大企業に就職したい場合は、海外を含め他のゲーム会社のゲームをリサーチするために、英語力を見られることもあります。TOEIC600点以上を合わせて持っておくと安心です。

ゲームプランナーの役立つ資格・スキル

ゲームプランナーとはゲームを企画する職業のこと。プログラミングなどのように特定のスキルが必要になる訳ではありませんが、無理な企画にしないためにも、ゲーム制作の流れなどを知っておく必要があります。また、経営やマーケティングなどを考えたプランニングもプランナーの仕事です。ゲームプランナーになるには、ゲーム制作だけでなく、より経営の立場にたったプランニングの力が必要とされます。
企画・シナリオ専攻では、そうした経営側の立場にたったプランニング、共同制作によってゲーム制作のことを考えたスキルを身につけることができます。

シナリオライターの役立つ資格・スキル

シナリオライターは、ゲームシナリオをつくる職業のこと。必要な資格はありませんが、小説や映画などと違って、よりおもしろみのあるゲームを作るには、ゲームに適したシナリオの基礎が必要になってきます。また、基本的な日本語の表現力などは身につけておきたいところ。企画・シナリオ専攻ではゲームに適したシナリオについて学ぶことができます。

グラフィックデザイナーの役立つ資格・スキル

ゲームにおけるグラフィックデザイナーは、キャラクターのデザインやゲームの背景などを手掛ける職業です。ゲーム上のデザインを行うには画像処理ソフトの知識、3D画面においては3DCGソフトの知識が役立ちます。資格で言えば、サーティファイ主催のphotoshopクリエイターやIllustratorクリエイターの資格は取っておきたいところです。グラフィック専攻では、基礎になるデッサンから画像処理ソフト、3DCGソフトを使用した実践的な学習を行うことができます。