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グラフィッカーの武器、ポートフォリオ まずは作品を揃えよう

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ポートフォリオを作成する際に必要になるのが、当然ですが「自分の作品」です。では、どんな作品をどれだけそろえれば良いのでしょうか?

ポートフォリオを作成するために必要な作品

今回は、ポートフォリオに必要な作品の量や種類などを解説していきます。ポートフォリオの作り方は人によって異なりますし、各々のやりかたがあります。今回のコラムで解説するのは「ポートフォリオを作るなら、必ず守るべき最低限のルール」です。今までポートフォリオを作ったことがない方は、今回のコラムの内容を頭に叩き込んでおきましょう。

ポートフォリオを作るために必要な作品の「量」

作品はあればあるほど良い

結論から言うと、できる限り多くの作品を作ることが必要です。前回のコラムで解説したように、ポートフォリオは「ゲームグラフィッカーの分身であり、名刺であり、履歴書」です。就職の際にはなによりも大きな武器になります。効果的でレベルの高いポートフォリオを作成するためには、大量の作品が必要です。

作品を作るときには必ず「制作データ」を記載する

作品を作る際には、「制作時間・使用機材・テーマ・意識したこと」などを必ずメモしておいてください。特に制作時間は大切です。スピードはどの企業に行っても求められます。虚偽報告は絶対にダメですよ!

できるだけ多くの「種類」の作品を作る

ポートフォリオを作るためには大量の作品が必要ですが、ただ単に数がそろっていれば良いというものではありません。量と同じくらい大切なのは「種類」です。

デジタルで作ったものだけでなく、アナログで描いたものも少量作っておくと良いでしょう。また、デッサンも日頃から描くようにしておくことをオススメします。どの企業も、グラフィッカー、デザイナー、イラストレーターのデッサン力は重視しています。

また、描く対象や作る対象も、人物だけではなく、モノ(ガジェット)・動物・背景など、できるだけ多くの種類をそろえましょう。

ポートフォリオ作りで手を抜かない

今回のコラムを読むと「ポートフォリオを作るのって面倒だな……」と思うかもしれませんが、その直感は正解です。確かに面倒な作業です。大量の作品を幅広く用意し、その中から自信のあるものをピックアップしてポートフォリオを作るわけですから、長い時間と手間がかかります。しかし、絶対に手抜きをしてはいけません。何度もくり返しお伝えしているように、ポートフォリオの良し悪しで就職できるか否かが決まってしまうんですよ!

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