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授業潜入レポ!ルアーメイキング編②

こんにちは!ヒューマンアカデミーフィッシングカレッジ 中塚です!

学生が、オリジナルのルアーを作るこの授業、毎週だんだん完成していくのが楽しみです!
前回の・・・授業潜入レポ!ルアーメイキング編① から引き続き今回は、木を削る作業です!

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今日は 型紙から木に型を取って、木材を切りぬくことです。


〇ルアー製作は人それぞれ?
木を切り抜く方法はいくつかあります。
人によっては、切り抜いて張り合わせるときに両面テープとかで仮止めして形を作ってから内部構造を作る人もいてます。

今回作るのは、量産するときに都合の良いような、早く作れる方法を選択します。
なので、内部構造を作ってから形を整えて行くのですが、なぜその方がいいのかと言う理由というのはのちのちお話しします

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〇さあ!木をきりぬくぞ!
今回は、10ミリ厚のバルサ材を使います。
じゃあ、なぜバルサ材使うのでしょうか?

学生)加工しやすくて浮力が高い。

そう、それがバルサ材の最大のメリットです。

ルアービルダーの人は良く、ルアーを作るにあたってバルサ材に適う物ないと言う人が多くいますね。
正直なところプラスチックでも作ることが出来るんです。浮力さえ確保できればなんでもいいんですよね。
ただ、プラスチックのルアーで浮力を確保するためには薄くしなくちゃいけなくて、そうなると強度が弱くなるよね。
また、熱に弱いと言うマイナス面があるから、
バルサ材ほどの浮力を確保するとなれば難しいんですね。なのでバルサ材が最強と言われるんです。

しかも木材としては値段が安いほうなんですね!

今日は10ミリ厚です。じゃあみんなが作くれるルアーの最大値は? 

学生)20ミリ!

そうです。もっと最大値が大きい人は、重ねてつかいましょう。

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〇木目が重要?!その理由は?
木の型を抜くときに注意しないといけないことは?

学生)方向に注意することです。

そうですね。木目にそって頭とおしりをとるようにしてください。

つまり、こーゆーこと・・・
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木目に逆らうとパキンと折れる可能性が高くなるし、繊維に逆らうと切断しにくいんです。

一つのバルサ材からたくさん作れるように、キツキツに型をとりましょう。

正直な話ね、バルサでルアー作れても仕事にはならん。
月産、何個作れるねんって話ですよ。めちゃくちゃ頑張っても120個ぐらいかな。

これでは仕事にならない。けれども、この板から倍作れる方法とか意識や知識がある人は仕事になるんです。
釣りの大会の時でも、できるだけ無駄がないようにするよね。なに削れるのかっというのを日々意識しましょう。


〇木材の性質をキチンと理解することが大切。
どうしても天然の素材なので硬いところと、柔らかいところが出てくる!

色でそれは理解できます。

濃い色のところは 重くて堅い。
薄い色のところは 軽くて柔らかい。

複数作ってもらうんだけど、必ず、どれとどれがペアなのかわかるように、数字を入れておきましょう。

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そしてみんな、作製していきます!

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あー!!あぶない!!大丈夫!?
器用に電動ノコを使って、切り出していきます。

子供が包丁を持って野菜を切ってる時の気分・・・・('ェ';)

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最大値が、20ミリ以上になる子は、分厚いバルサ材を使います。

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順調に切り出していますねー!

今日はここまで!!

次は、ルアーの内部構造に迫る!ルアーメイキング編③ です! お楽しみに!

⇓ちょびっとチラだし・・⇓
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