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福岡ソフトバンクホークス現役トレーナーが教えるトレーナーのイロハ!

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福岡ソフトバンクホークス チームトレーナーセミナー
現役トレーナー鈴木 清 氏による トレーナーセミナー! 

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祝☆2年連続 日本一!!


今日はご多忙の中、大阪までお越しいただいた福岡ソフトバンクホークストレーナー鈴木氏のセミナーのエントリーです!

プロ野球球団との繋がりが強いヒューマンでは毎年、鈴木氏にお越しいただいております(・o・)ノ




〇鈴木さんってどんな人?

―トレーナーの鈴木氏
神奈川県出身
日本体育大学を3回生終了にて退学され、スポーツの本場アメリカの大学へ編入学。
University of Tulsa,Oklahoma USA を卒業。
2001年にはNATA-ATCを取得。
2002年からはホークスにトレーナーとして所属されています。

トレーナー歴は15年目です。この世界だと長い方で歴25年ぐらいですね。僕でちょうど中堅だなーってところです。若手ではなくなりましたね。

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〇トレーナー業務って?

―トレーナーはどういうことをするの?
基本的には、ケガが起きないように予防することに力を入れています。
ケガは起こるものですが、いかに数を減らすのかが永遠のテーマですね。

チームとして考えるとケガが増えると戦力が落ちるんです。
いかに戦力を落とさずにプレーして貰うかがポイントです。


―ケガが起きたらどうするの?
まずは認知評価を行います。正確に評価してアプローチをします。大事なのはたくさんのタイプのケガの評価法を知っていることです。
また、どういうリハビリを行っていくのか?
何週にわたってどういうケアをして、何週で元の状態に戻して行くのかを逆算して処方していきます。

ストレングス&コンディショニングとトレーナを兼務する場合もありますね
 ※ストレングス&コンディショニングとは? 簡単に説明しよう! トレーニングしながらケガをしない体つくりをしていくことをストレングス&コンディショニングと言うのだ(`・ω・´)

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〇選手の体を直接見る以外にすることは?

―細かいログ(記録)を残すのも大切なお仕事。
どの選手へ、どんなトリートメント(処置)をしたのかと言う記録を残すも大切な作業の一つです。
例えば、遠征で一緒に行けない時や、違うトレーナーさんが指導する場合なども同じ情報を共有していたほうが、選手へより良い処方が出来ますよね。

でも、実はこの記録誰でも見れるわけじゃないんです。トレーニングコーチやトレーナーなど一部の人しか閲覧できないようになっています。

なんでだと思いますか?
実は現場でのジレンマが起きてしまう可能性があるんですよ。

たとえば、今トリートメントしている情報を監督にしられたくない!
⇒だからトリートメントを受けるのは嫌だからトレーナーに調子が悪い部分は伝えないでおこう!
とかなっちゃうんです。

何故監督に知られたくないかと言うと、たとえば全然プレーして問題ない状態なのに「この状態だったらA選手使うのやめとくか。」とかになったらどうしよう!って思うんですよね。
だから誰でも見れるわけじゃないんです。



―球場の経路や、近くの病院を把握するのも大切なお仕事。
いつも行く球場と違う球場だったら、事前に緊急経路を確認します。
A病院はどんなケガだったら対応できるのか、B病院までタクシーの所要時間はどれぐらいなのか?
受付時間は?などなど、、、万全の状態を整えます。



―風邪薬がドーピング!?
ちょっとした薬でも『服用してもいい薬か?』の確認が選手から入ります。
ドーピングにひっかかる可能性があるからです。もし引っかかると何十試合も出られなくなりますからね。
選手生命に関わります。

風邪薬ひとつでも、服用して、いいものなのかの確認をします。



〇プロ球団トレーナーの働き方は?

―お休みはどれぐらい?
週1日はお休みが貰えますが、1軍だと福岡から移動する日が休みとかだったりすんですよね。
だから北海道で試合があって、羽田で宿泊して福岡戻って、半日休みとかですね。
いろんなところにいくのに時間がかかる球団なので結構大変かな。
2軍は遠征でも神戸とかまでだから比較的休みも多いかも知れないですね。


―12月1月は比較的自由
今月は6日しか働かない。笑
来月は12日ぐらい笑

毎年この時期は、勉強したり、セミナーを受けたり学術的な知識を蓄える時間として使っています。
あとは家族との時間ですね。


―遠征が多いけど家には帰っているの?
んー、だいたいですけど1年のうち、4~5ヶ月はホテルで暮らしています。


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〇気になる気になるお金のハナシ。

―トレーナーさんのお給料は?
トレーナーも選手と同じように年棒制です。
僕の年俸は秘密です。笑 でも決して少ないお給料ではないですよ。

1年目でもそれなりに貰えます。経験とかにもよるので確実なことは言えないですけどね。

長い人になれば月に3ケタいただくことも夢ではない世界です!



―毎年契約があればいいけど・・・
年俸制って、いつ仕事がなくなるかわからない!って思う子もいてるかもなんだけど、あんまり悲観する必要はないんですよ。
球団にとっても、毎年トレーナーを変えるのってリスクが伴いますよね。だから信頼してもらうよう努力して前向きに頑張っていれば大丈夫ですよ。



―やっぱり優勝球団は違う!?ボーナスのハナシ
やはり勝負の世界。優勝したらお祝い金をいただいたりなどします!
そのほかにも優勝したらご褒美で海外旅行とか。
ちょうど、8日~14日までハワイ旅行をプレゼントして貰いました。


―選手と同じようにウェアの提供もある!?
僕の場合はミズノさんより、トレーニングウェアなど必要なものは提供して貰っています。
幸せなことに、野球に必要な物を購入することは基本的にありません。

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〇トレーナーに向いている人ってどんな人?
常に向上心を持てる人がイイと思います。
新しい情報をたくさん仕入れて、選手に実際に提供してあげられる人。
面白そうな講義、セミナーがあれば、東京に出て勉強したり。
社会人として、人間性も大切かもね。


例えば、すごい時間にルーズなトレーナーに「食生活ちゃんとして」とか言われたくないでしょう?

あとはコミュニケーション能力。相手の気持ちを考えて何を求めているのかを察する能力とかもね。


〇今のスポーツ業界をどう見る!?

―トレーナーのお仕事は多い??
スポーツ業界自体にトレーナーのニーズはあります。ラグビーの人気も出て来ています。
バスケも新リーグ設立したり。大学スポーツでもトレーナーを雇っているトコロもたくさんあります。

選手自体がチームの財産なんです。
ケガをしない選手がいることで、戦力を保ち続けることが大切なんですよね。

今みんなが頑張っていると、≪入る入口≫は絶対どこかにある!


―運も実力のうちですよ!
運が良いと言うのは、自分が何度もアクションを起こしたらからめぐって来たチャンスなんですよ。
何もアクションを起こさない人にはチャンスもめぐってきません。




〇後半は鈴木氏よりパワーポジションでの姿勢を実技で学びます。


―パワーポジションってなに?
運動時に最も力を発揮しやすいポジション(姿勢)のことを言います。次の動作を素早く、力強く行うための準備姿勢とスタート姿勢なんですよね。







業界との繋がりが強いからこそ実現できるプロアスリートセミナー!


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