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DAH(ドームアスリートハウス)
DAHは、アスリートを世界基準に引き上げるリーディングカンパニーを目指し、最先端の情報を集約・活用・応用するHUB(中心地)として、各競技アスリートやチーム・団体へのサポートをあらゆる形で提供。科学的データや長年のアスリートサポートの経験に裏付けられたDAHのノウハウを活用した、【DAH認定チームパフォーマンスコーチ】の資格取得や、特別講義での連携などの教育提携しています。
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これまでの人生で、アスリートの皆様から多くの勇気と感動をもらってきました。その感謝の気持ちと同時に、次はアスリートの皆様の力になりたいという思いが非常に強いです。アスリートの皆様が生涯「進化」し続けられるように、常に熱い気持ちを持ってサポートさせていただきます。
余田 雄飛(よでん・ゆうひ)
■ 生年月日
1995年7月22日
■ 資格・免許
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
米国NASM公認パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
中学校教諭一種免許状(保健体育)
高等学校教諭一種免許状(保健体育)
■ 学歴
2016年 学校法人 滋慶京都学園 京都医健専門学校 卒業
2019年 国立大学法人 鹿屋体育大学 体育学部 スポーツ総合課程 卒業
一番大きな仕事は、パーソナルでのトレーニング指導です。アスリートを中心にパフォーマンスを上げるためのトレーニングを提供しています。
具体的には、コミュニケーションをとりながら、「もっとこうしていきたい」というアスリートの抱える悩みを解決することを仕事にしています。
もう1つ大きな仕事は、社会人野球チームのサポートです。
週に2~3回ほどチームのグランドに行って、選手にトレーニング指導をしています。
実は選手の問題点は、選手自身で分かっていることが多いです。しかし、原因が分からずに困っているんです。
私たちの仕事は、「なぜ〇〇になってしまうのか?」というメカニズムを、トレーナーの視点からまずは分析すること。そして次に、「この筋肉が硬いから、ヒジが上がらないんじゃないか?」などと仮説を立てること。それをトレーニングというアプローチで解決してあげるんです。最終的に意識しなくても、スムーズな動きができるようになる。目指すべき目標に近づけていくのが私の仕事になります。
サポートするクライアントの割合は、アスリートの方が7割、一般のお客様が3割です。
クライアントの悩みに対して、「この現象が起きているメカニズムは何なのだろうか?」と、探っていく。そこから対処・実行していくという"思考のプロセス"は、対象者がどんな方であれ変わりません。
仕事のやりがいは、サポートをしているアスリートが、グランドで活躍している姿を見ている時ですね。私には、高校や大学で経験した、"スポーツでしか味わえない"感動・ワクワク・高揚感を色々な人に届けていきたいという想いがあります。
スポーツとは、僕らの人生を元気にしてくれるもの。たくさんの人に見てもらって、たくさんの感動を日々感じてほしい。普段私たちが関わっているアスリートが活躍してくれることで、その選手を応援しているファンの方が、"喜んでいるシーン"を見ると感激します。
自分は、アスリートが活躍するためのごく一部の役割しか担っていないけれど、自分が目指している「スポーツで誰かを喜ばせる」という"自分の理想の働き方"に近づいているなと実感しています。そこにやりがいを感じています。
スポーツ業界で活躍するために大事なのは「疑問を持つ」ということではないでしょうか。
"疑問を持って、自分で答えを見つけ出そうとする力"は、とても重要だと思っています。
今は、ソーシャルメディア等が普及した関係で、スマートフォンで調べればいくらでも欲しい情報が出てくる時代。しかし、それは答えではないと思っています。
「なぜそれをやっているのか?」「なぜそのトレーニングが必要なのか?」を考える力、疑問にもつ力が絶対に必要です。それがないと、トレーニングを紹介するだけの人になってしまう。つまり"トレーナーとしての本質"を提供できていないんです。
我々の仕事は、目の前のお客様の疑問や不安に対して、「なぜこれが出来ないんだろうか?」「これが出来るようになるには、どうしたらいいんだろうか?」ということを必死になって考えなきゃいけない。自分の考えがないまま、スマートフォンに頼っていると、この仕事の価値は提供できないと考えています。
「まずは自分で考えて、仮説を立てる」必要があるんです。そしてその後に、人に聞いたり、検索したりして"仮説を検証する"というプロセスが大事。
「疑問を持つ力・考える力」は今後、さらに必要になってくると強く感じています。
このカリキュラムの大きな特徴は、「アウトプット・指導する経験」が多いという点。
なので「人に伝えるチカラ」を学んで欲しい。トレーナーという仕事は、誰かに何かを伝えて、その人が行動を起こしてくれて初めて仕事になるんです。
どれだけ最新の情報を知っていても、どれだけ効果のあるトレーニングを知っていても、相手に上手く伝えることができず、相手が継続してくれないということは"仕事が出来ていない"って事と同じ。それでは伝えただけの、自己満足になってしまっている。
この資格では、"トレーナー"として、選手に作成したプログラムを指導する。そして選手の動きをフィードバックして褒めてあげる。そして褒めた後に、「次への希望のある言葉をかけてあげて、継続出来るように促してあげる」という、トレーナーとして本当に1番大事なプロセスを、実際に経験してもらえる資格。なので、伝えるチカラ、相手に行動変容を促すようなチカラを身につけて欲しいなと思っています。
もう1つの特徴は、DAHがチームサポートをしてきた経験を"システム"として学生さんに提供していることです。つまり、単にトレーニングを提供するのではなく、「どういう順序でトレーニングを並べて」「どういった箱にトレーニングを入れてあげて提供すればよいか?」といった事を、体系的に学べるカリキュラムになっているんです。
なので、先ほどお伝えした「なぜ?」を追求し、クライアントが悩んでいることのメカニズムをちゃんと考えられるようなシステムを、お渡しできるような資格になっている。そこは非常に価値があるのではないでしょうか。
最終的には"人対人"の仕事になるので、「この人に教えてもらいたい!」「この人、すごく魅力的だな・・・」と思ってもらえるか?という点は、とても大事です。この5日間で、学校の先生ではない現場の最前線で働いているトレーナーに指導してもらって学んでいくことは貴重な体験。「こういうトレーナーになりたい」「こういう関わり方が出来るようになっていきたい」と、自分達をモデルケースにして、見てもらって感じてもらえたらなと思います。
2つあります。1つ目は指導する方への「リスペクト」を忘れないこと。
どれだけ学校で学び、知識を入れても"目の前に教える方がいるから"仕事になるんです。頑張っているアスリートがいる、良くなりたいと思っている方がいる、
その人たちがいるからこそ、自分達の知識が発揮できるので、そのリスペクトが思いやりに繋り、感謝する気持ちに繋がる。そういった気持ちをもって接すること、学んでいく姿勢も忘れてはいけないんだと思います。
特に私は、アスリートを指導することが多いです。だからこそ彼らの「スポーツにかける想い」「スポーツを仕事にする覚悟」を肌で感じている。やはり自分達が想像できないレベルで物事を考えていますし、想像できないストレス・プレッシャーを抱えて日々生活しています。彼らと同じ土俵で何かを提供するとなると、それだけのリスペクトが必要。そのためには日々学び、努力しなければならないと思っています。
2つ目は、「誰かのために!」「人のために!」という想いが強くなっていくせいか、自分の体力をどんどん削ぎ落としながら、努力しすぎてしまう人が多い傾向があります。
先ほどの話と矛盾すると思うかもしれませんが・・・。この仕事を目指す方は、「相手のことを思いやれる人」が多いんだと思います。その長所が行き過ぎるあまり、頑張りすぎる・悩みすぎる、に繋がってしまう。
トレーナーとは、相手にポジティブなエネルギーを与える仕事。そのためには「まず自分が幸せ」でないといけない。そして、ポジティブ・良い状態じゃないと、相手にマイナスの空気が伝わってしまうんです。相手をリスペクトして思いやる気持ちは大事。でもそれと同じくらい、「自分を大事にすること」を忘れないで欲しい。難しいかも知れませんが、バランスですね。
そのためにはプライベートを充実させる、体調をしっかりコントロールする、メンタルを整える、といった「自分にベクトルを向ける」という作業も忘れて欲しくないんです。お医者さんや看護師さんと同じで、我々の仕事は"誰かを支援する仕事"。同じようにストレスもかかりますし、準備や思いやりの心も必要。
相手へのリスペクトするベクトルを持ちつつ、ちゃんと自分のことも大切にする。皆さんがが懸命に勉強して社会に出て、活躍するのを心から期待しています!
各地域で各種のプロスポーツチームや企業・団体と教育提携を結んでいます。
現場のトレーナーやコーチが実際に、プロ選手とどのように接しているか、
教室で学んだことを現場でどのように活かすか、プロ選手とどのようにコミュニケーションを取るか、
などを直接現場で触れることにより、教室では体感できない経験を積みます。
鈴木清氏
権田康徳氏
牧野講平氏
田中礼人氏