声優・俳優
【未経験者必見】声優オーディションで合格するコツとは?
声優オーディションに応募したいと思ったことはありますか? この記事を読めば、未経験者でも声優オーディションに合格するコツがわかります。情報を知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
【目次】
- ①自己PR・志望動機に力を入れる
- ②写真は清潔感を重視する
- ③ボイスサンプルは客観的な目線を大切に
- ④面接ではあいまいな表現を使わない
- ⑤まとめ
①自己PR・志望動機に力を入れる
最初に提出する応募書類は、たっぷり時間をかけて丁寧に書きましょう。実践的なスキルがない未経験者は、応募書類の自己PRや志望動機で印象を残す必要があるからです。まず書類選考に通らなければ次の審査に進めないので、確実に選考をパスできるよう力を入れてください。
とはいっても、ただやみくもに文章を詰め込んでも、高い評価は得られません。ポイントは、「実体験を盛り込んだエピソードを使うこと」です。ほかの応募者と差別化するには、「このオーディションに応募した理由」にオリジナリティーを付与させなければなりません。「幼少期、この作品から教えてもらったこと」や「大切な人との思い出」など、自分だけのエピソードを活用しながら文章を作っていきましょう。いざ面接に進んだあと、審査員が質問したくなるようなエピソードを目指してください。
また、文章そのものを簡潔に表記することも重要です。「PREP法」を使えば、誰でも簡単に読みやすい文章が作れます。PREP法とは、「結論→理由→具体例」の順番で文章を書くテクニックのことです。応募書類を読む人のことを考えて、内容が整った応募書類になるよう意識しましょう。
②写真は清潔感を重視する
応募書類に添付する写真は、清潔感が感じられるようなものを選んでください。現在の声優は人前に出る仕事も多いため、ビジュアルが魅力的だと採用にぐっと近づくからです。オーディションの役に選ばれなくても、事務所関係者の目に止まる可能性があります。多くの人から良い印象を持ってもらえるように、人間性や誠実さが伝わるような見た目になるよう意識しましょう。服装やヘアスタイルは丁寧に整え、メイクはナチュラル志向がおすすめです。姿勢を正し、自然な笑顔で写りましょう。
一般的に、写真は全身とバストアップの2種類を提出することが多いです。全身は全体のボディバランスを、バストアップは顔の細かなパーツを確認するために提出します。よって、なるべく体のラインが出るような服装を選び、自分の表情が影などで隠れないようにしましょう。
目立った経歴が提示できない未経験者にとって、第一印象である写真のビジュアルは重要です。できれば、スタジオやプロのカメラマンを使いましょう。ヘアメイクを、プロに依頼する選択肢もあります。自分の魅力が最大限に伝えられるように、何枚も撮影した中から渾身の一枚を選んでください。
③ボイスサンプルは客観的な目線を大切に
提出必須のボイスサンプルは、必ず第三者に聞いてもらってから応募しましょう。自分以外の客観的な意見を聞くことで、審査員に評価されやすいボイスサンプルを制作できるからです。家族や友人などに一通りのデータを聞いてもらい、気になる部分や懸念点を指摘してもらいます。「一部のイントネーションに方言が入っている」や「この部分の滑舌が甘い」など、自分では気づけなかったミスを確認し、適宜修正してください。
また、ボイスサンプル録音時は、「第一声から完璧な状態で発声すること」に気をつけましょう。一般的なボイスサンプルでは、セリフを言う前にまず名前を述べます。ここで手を抜くと、その後のセリフまで聞いてもらえない可能性が高いでしょう。第一印象を良くするために、最初から自分の100%を出して録音してください。そして、何度もデータを聞き返し、納得がいくまで録り直すことが大切です。
もしもどんなデータを作ればいいのかわからなかったら、プロの声優のボイスサンプルを参考にしてみましょう。事務所の公式サイトや公式YouTubeなどに掲載されているので、好きな声優のデータを聞いてみると理解度が上がるはずです。
④面接ではあいまいな表現を使わない
いざ面接に進んだら、とにかくはっきりとした表現を心がけましょう。「〜だと思います」や「〜かもしれません」といったあいまいな表現を使うと、人間性に不安を感じるからです。未経験者だとついつい自分を卑下してしまいがちですが、自信がない人間を合格させる審査員は少ないでしょう。「〜だと思います」「〜かもしれません」ではなく「〜です」と言い切り、「未経験者ですが...」と遠慮せずに「未経験者だからこそ、こんなことができます!」とポジティブな発言を意識してください。ハキハキとしたわかりやすい話し方ができれば、自分をより魅力的な人物に見せられるでしょう。
加えて、面接では「審査員と適切なコミュニケーションを取ること」が重要です。相手から尋ねられていないのにもかかわらず、自慢話を続けたり、相手の質問をちゃんと聞いていなかったりする人は良い評価をもらえません。面接では応募者のコミュニケーション能力も審査されているので、気を抜かずにしっかりと受け答えしましょう。ただし、必要以上に緊張するのも良くないので、適度な緊張感を持って面接に挑んでください。
⑤まとめ
未経験者が声優オーディションで合格するには、「自己PR・志望動機に力を入れること」「写真は清潔感を重視すること」「ボイスサンプルは客観的な目線を大切にすること」「面接ではあいまいな表現を使わないこと」に気をつけましょう。