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「夏の夜の夢」が豪華キャストで舞台化!ストーリーとチケット情報は?
「夏の夜の夢」は、16世紀末にウィリアム・シェイクスピアによって書かれた喜劇です。
2022年9月6日から東京・日生劇場で上演される「夏の夜の夢」は、シェイクスピア×中村芝翫の第2弾。この記事では、舞台「夏の夜の夢」の見どころ、キャスト陣の魅力などをご紹介します!
【目次】
①舞台「夏の夜の夢」のストーリーは?
②舞台「夏の夜の夢」の見どころは?
③舞台「夏の夜の夢」の豪華キャストをご紹介
④まとめ
①舞台「夏の夜の夢」のストーリーと見どころは?
「夏の夜の夢」は、「森」のいう非日常な空間が舞台。
精霊界の王と女王の喧嘩や、4人の少年少女による恋の駆け引きが描かれ、ファンタジー要素もたっぷり詰まっています。今回の公演は、原作の役名やセリフはそのままに、舞台を日本に移して上演されます。年頃の娘・ハーミアは、青年ライサンダーと恋人同士。しかし、ハーミアぼ父はディミートリアスという男の元へ娘を嫁がせようと計画していました。ある日、父の命令に従わなければ死刑か一生修道院で過ごすことになると知ったハーミアは、ライサンダーと駆け落ちすることに。ハーミアに思いを寄せるディミートリアスも2人を追って森へと向かい、彼に片想いをしているヘレナもその後を追います。一方、皆が向かった森では、妖精の王・オーベロンと女王・ティターニアが仲違い中。機嫌を悪くしたオーベロンは、ティターニアに、目覚めて最初に目にしたものに恋をしてしまう「恋の三色すみれ」の花の汁を塗るいたずらを仕掛けるのでした。妻にいたずらをする傍ら、ディミートリアスとヘレナを見かけたオーベロンは、妖精・パックにディミートリアスに花の汁を使うように命じます。しかし、パックは間違えてライサンダーの目に花の汁を塗ってしまい、目覚めたライサンダーはヘレナに求愛。間違いに気づいたオーベロンが慌ててディミートリアスに花の汁を塗ると、2人はヘレナを取り合って大混乱になってしまいます。
②舞台「夏の夜の夢」の見どころは?
それでは、映画「夏の夜の夢」の見どころをご紹介します。
まず注目すべきは、個性豊かなキャラクターたち。人間と妖精が共存する世界で、どのような交わりを見せていくのか気になるところですよね。「妖精」というファンタジー要素だけではなく、愛に真っ直ぐな少年少女たちの姿に共感しながら応援の眼差しを向けたくなってしまいます。また、登場人物たちの身に次々と起こるトラブルと、それに翻弄されてんやわんやする様子も必見。物語はテンポよく進んでいくので、登場人物たちの細かい動きや視線を見逃さないように注意してください。花の汁によって自らの運命を左右されそうになりながらも、真実の愛と向き合い続ける人間、そして妖精たち。
ハッピーエンドを迎えることはできるのか?その結末をぜひご自身の目で確かめてくださいね。
③舞台「夏の夜の夢」の豪華キャストをご紹介
ここからは、「夏の夜の夢」に出演する豪華なキャスト陣をご紹介します。
物語を動かすオーベロン/テーセウスを演じるのは、歌舞伎役者の中村芝翫。
数多くの大河ドラマに出演し、2009年公開の映画「GOEMON」で織田信長を演じたことでも話題となりました。座長として、「夏の夜の夢」の世界を丁寧に作り上げてくれることでしょう。
そして、オーベロンの妻ティターニア/ヒポリュテ役を演じるのは、女優の南果歩。
言わずと知れた名女優で、舞台「ロミオとジュリエット」のオーディションでジュリエット役を勝ち取った過去もある実力派。中村芝翫とどんなコンビネーションを見せてくれるのか楽しみです。
恋人・ハーミアと駆け落ちをする青年、ライサンダーを演じるのは、「SixTONES」の高地優吾。
人気アイドルグループ「SixTONES」のリーダーで、歌もダンスも得意としていますが、近年は「ブラックペアン」「家政婦のミタゾノ」に出演するなど、俳優としても活躍しています。恋に翻弄される青年をどのように演じてくれるのか期待が高まります。
ライサンダーの恋人で、父から逃れようと奮闘する少女・ハーミアを演じるのは、元乃木坂46の生駒里奈。
乃木坂46の初代センターを務めたものの、人気絶頂の2018年にグループを卒業。在籍中もその演技力の高さはグループ随一でしたが、卒業後は更に才能を開花させています。
また、ハーミアに想いを寄せる青年・ディミートリアスを演じるのは元木聖也。
「テニスの王子様」や戦隊シリーズに出演した経験もあり、若い女性から小さな子供を持つ母親世代まで幅広い世代から支持されています。
ディミートリアスに片想いをしているヘレナを演じるのは、堺小春。
タレントの堺正章を父に持ち、「金魚鉢のなかの少女」では舞台初主演を務めるなど活躍の幅を広げています。
その他、ハーミアの父・イージアスを中村松江、物語のキーマンとも言える妖精・パックを加藤岳と野林万稔がWキャストで演じるなど、豪華キャストが勢ぞろい。見ごたえ抜群の舞台になること間違いなしです。
「夏の夜の夢」は、9月6日(火)から28日(水)まで、東京・日生劇場で上演されます。
チケットは全席指定で、S席13000円、A席7000円となっており、7月24日(日)の10時から一般発売が行われます。
「チケットWeb松竹」、「チケットホン松竹」、またチケットぴあ、イープラスなどの各種プレイガイドでも発売されるので気になる方はチェックを。
④まとめ
歴史あるシェイクスピアの代表作が、豪華キャストで新たな舞台として生まれ変わります。観客とキャストの一体感のある空気感や臨場感は小劇場だからこそ。舞台ファン、キャストファンはもちろん、原作ファンにとっても斬新で新しい「夏の夜の夢」の世界を体感できることでしょう。ぜひ、夏の終わりに素敵な舞台を観劇してみてはいかがでしょうか。