声優・俳優
声優志望者のための引越し・物件選びのおすすめポイント
新生活対策
新年度といえば新生活シーズンですが、声優を目指す人の中にもこれから一人暮らしや引越しを検討する人も多いのではないでしょうか?しかし、なかには選んだ物件が思ったより住みにくかったり、月日が経つにつれて不便に感じることもあるかもしれません。以前は、僕自身も声優を目指して一人暮らしをしたはいいものの、便利さを感じつつ後悔したことも多々ありました。そこで、今回は声優志望者におすすめしたい物件選びのポイントをご紹介していきます。過去に身をもって痛感したことから、みなさんの目線で「こんな環境なら実生活が充実するはず!」というポイントを厳選したのでぜひ参考にしてみてくださいね。
夢を叶えるための物件を探そう
これから、一人暮らしをする多くの人が学校や養成所へ通うと思いますが、そうした人たちにとっては学業、すなわち自身の夢を叶えることがもっとも優先すべき目標ですね。物件選びでは何かと惹かれるポイントもあったりしますが、良い物件はそれなりの家賃になるため、月々の経済的負担が重くのしかかかってきます。今後の生活の収支バランスや学校生活をイメージした上で、目標のための物件選びをすることが大切です。
物件選びのおすすめポイント
防音性が高い
学校や養成所では多くのレッスンで課題が出されますが、そうしたときに自宅で練習したいときも必ずあります。しかし、物件自体の防音性が低いと周囲の迷惑になり、ちょっとした生活音さえ気を遣うことにくわえて外部から入ってくる音も通しやすいデメリットがあります。そのため、自宅である程度声が出せて集中できる環境は、声優志望者にとってかなり大きなアドバンテージになります。
以下は、上から順に防音性が高いとされている建築構造です。
- ●鉄筋コンクリート(RC造/SRC造)
- ●重量鉄骨
- ●軽量鉄骨
- ●木造
さらに、間取りで言えば、「ワンルーム」ではなく「1K」以上だったり、部屋同士が隣接していない(間にクローゼットやトイレなどを挟んでいる)方が遮音性も高まります。その他、市販では防音・吸音アイテムなどもありますが、やはり建築構造の違いはかなり大きな要素だと思います。より詳しい内容は、こちらの「スマイティ」さんのサイトを参考にしてみてください。https://sumaity.com/press/29/
通学先に近い
こちらは、通学の頻度にもよりますが、ほぼ毎日レッスンとなれば学校や養成所に近いほど便利で楽です。たかだか通学と思うかもしれませんが、朝の都心ではラッシュが当たり前ですし、災害や事故で電車が遅延・運休することも少なくありませんね。交通費や通勤時間の節約はもちろん、朝から疲れることもなく、その分学校生活にエネルギーを注ぐことができます。また、声優学校によっては個人練習向けに教室の貸し出しサービスを行っているところもあるため、近くに住むメリットは意外と大きかったりします。とはいえ、こうした近場だと家賃も割高なことが多いので、通学先まで路線の乗り継ぎが少ないエリアに住むこともおすすめです。
練習場所に近い
個人練習を考えれば、自宅あるいは学校や養成所の施設が利用できればベストですが、現実的に考えてそうした物件はハードルが高いのも事実です。そうしたときに、周辺の公共施設や商店街・繁華街の充実度をチェックしてみるといいかもしれません。都市部であれば、公園やカラオケ店などはわりと多くのエリアに点在しているので体を動かしたいとき、声を出したいときなどに気軽にアクセスできると便利です。
安くて便利なショップがある
一人暮らしを始めると、食用品や日用品といった生活に必要な出費も増えますが、それでも日々お金を節約していくことは欠かせませんね。自宅周辺や駅近にどんな店舗があるかをチェックしておくと、これからの生活がよりイメージしやすくなるはずです。とくに、最近の100円ショップやドラッグストアは生活必需品が安価で豊富に揃っていますし、リーズナブルな外食チェーン店やクリーニング店もあると助かることが多いです。
間取りが狭い
こちらは実際に住んでみてわかったことですが、学業とアルバイトなどで忙しくなると家にいる時間も自ずと少なくなってきます。そうした生活だと間取りの広さはそこまで気にならなくなり、むしろ狭い方が手の届く範囲に物があるので便利なことが多いです。また、物が増えにくく掃除や整理整頓が捗り、引っ越し作業も楽なので意外と悪いことではないかもしれません。もちろん、不便に感じるときもありますが、最近では一人暮らし向けのコンパクトな物件も多いので家賃を抑える意味でもアリな選択肢だと思います。
まとめ
というわけで、今回は声優志望者におすすめしたい物件選びのポイントをご紹介しました。
あれこれ紹介してきましたが、結局のところこれらは副次的な要素であって、学業や生活が充実するのであればそれに越したことはないと思います。また、学生時代や下積み期間は何かと苦労することも多いですが、それが「いつかはここに住む!」というモチベーションになるかもしれません。実際に内見に訪れた際は、これから新生活をイメージしながら様々なポイントをチェックしてみることをおすすめします。
ライター:ゆうき