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2022年の開催はどうなる?今こそ振り返る「KING SUPER LIVE」とは?
2015年の初開催から、回を重ねるごとに盛り上がりを見せる「KING SUPER LIVE」。残念ながら2022年の開催は延期となってしまいましたが、だからこそ過去の「KING SUPER LIVE」を振り返るチャンス!
この記事では「KING SUPER LIVE」の過去の開催内容や、今後の開催予定についてご紹介します。
【目次】
①「KING SUPER LIVE」とは?
②「KING SUPER LIVE」の過去開催の内容は?
③「KING SUPER LIVE 2022」は延期!次回開催はいつ?
④まとめ
①「KING SUPER LIVE」とは?
「KING SUPER LIVE」とは、アニソン歌手や人気声優が多数所属する芸能事務所「キングレコードが主催している大型アニソンフェスです。「キングレコード所縁のアニメソングが集うイベント」をコンセプトとし、キングレコード所属ではないもののアニソンの歌唱経験があるアーティストや、奥井雅美などの過去にキングレコードに所属していたアーティストも出演。枠にとらわれない、新たなアニソンフェスとして注目を集めました。これまでに、2015年、2017年、2018年に開催され、2018年には初となる台湾・上海での海外公演も決行。2020年はライブ配信のみでの開催となりましたが、配信ならではの取り組みでアニソンファンを沸かせました。
②「KING SUPER LIVE」の過去開催の内容は?
2015年に初開催、2017年は体制を変えて若手女性声優にフォーカス。初開催となった2015年は、さいたまスーパーアリーナで2日間にわたって開催。上坂すみれ、水樹奈々、宮野真守など人気声優やアニソン歌手計22名が勢ぞろいし、会場を盛り上げました。2017年は、会場を日本武道館へ移し、来場者約9000人を熱狂の渦に巻き込みました。2015年とは体制を変更し、出演者は上坂すみれ、小倉唯、水瀬いのりの若手女性声優3人のみとなりました。トップバッターで登場したのは「アイドルマスターシンデレラガールズ」「スター☆トゥインクルプリキュア」などで活躍する上坂すみれ。イメージカラーの赤色のサイリウムが会場を埋め尽くしました。
「Inner Urge」「♡をつければかわいかろう」など人気曲計6曲を披露しました。続いては、「ご注文はうさぎですか?」「心が叫びたがってるんだ」などに出演し、演技力に定評のある水瀬いのり。会場はテーマカラーの青色に様変わりし、デビュー曲の「夢のつぼみ」、新リリースとなったアルバム収録曲「青空」など、新規ファンも古参ファンも大満足のセットリストとなりました。子役としても活動し、アイドル顔負けのビジュアルが魅力の小倉唯が登場すると、今度は会場がピンク一色に。「ガーリッシュエイジ」「ハイタッチ☆メモリー」など計6曲を歌い上げ、ソロパフォーマンスを締めくくりました。
その後はコラボレーションコーナーとして、「KING SUPER LIVE」でしか見られない貴重なコラボが実現。上坂×水瀬が「STARTING NOW!/水樹奈々」を披露すると、会場はコールも相まって大盛り上がり。 小倉×上坂は堀江由衣の代表曲「Love Destiny」をしっとりと切なく歌い上げ、水瀬×小倉の「ETERNAL BLAZE/水樹奈々」で会場の熱気は最骨頂に。力強いボーカルで観客を圧倒しました。最後は3人揃ってステージに立ち、アニメ「みなみけ」のオープニングテーマ「経験値上昇中☆」でそれぞれの個性溢れる息の合ったパフォーマンスを見せました。
アンコール「ハッピー☆マテリアル」で公演は終了。キングレコードの新世代女性声優3人による、豪華なステージとなりました。
2018年は東京ドームで大規模開催!2020年は配信ならではの取り組みも!2018年は、2015年に出演した森口博子、堀江由衣らが名を連ね、ミス・モノクローム、蒼井翔太などの新しい顔ぶれも揃った計18名の大規模フェスに。東京ドームで開催され、動員数は37000人、5時間に及ぶ長時間ライブとなりました。
そんな中、トップバッターを任されたのは「angela」。「全力☆Summer!」や「SURVIVE!」を熱唱し、トップバッターにふさわしいパフォーマンスを披露しました。続いて登場した上坂すみれ、ミス・モノクロームが更に会場の空気を温めると、気球に乗った堀江由衣が登場。「YAHHO!」「Love Destiny」を披露しました。「Can/goo」、「Prits」の後は保志総一郎の「Shining Tears」。一気に会場の雰囲気を変化させ、観客は保志ワールドの虜に。
続いて、「KING SUPER LIVE」が自身の初ライブとなった内田雄馬が、デビュー曲「NEW WORLD」を披露。謎のアーティストとして注目を集めた板垣奏太朗、2018年にアニソンシンガー歴34周年を迎えた鮎川麻弥の歌唱後は、満を持して高橋洋子が登場しました。大ヒット曲「魂のルフラン」を歌い上げました。林原めぐみ、水瀬いのり、と女性シンガーならではの高音域を楽しんだ後は、蒼井翔太が艶やかな空気をまとって登場。小倉唯、森口博子が解除を華やがせると、宮野真守が「点ベスト」、「SHOUT!」などの人気曲を熱唱し、コール&レスポンスで会場を盛り上げました。
そしてトリを飾るのは、アニソン女王の水樹奈々。宮野真守とのコラボ楽曲の初披露もあり、その圧倒的なパフォーマンスで会場を沸かせました。アンコールでは、鮎川麻弥×森口博子、堀江由衣×水樹奈々など豪華コラボが実現。2018年は台湾と上海での海外公演も行われ、世界に日本のアニソンの魅力を伝える公演となりました。
2020年は、公式YouTubeチャンネルで「KING SUPER LIVEオンライン2020」と題してライブ配信での開催に挑戦。所属アーティストだけでなく、ライブ配信だからこそできる取り組みとして制作作品の参加もあり、これまでとは違う盛り上がりを見せました。
③「KING SUPER LIVE 2022」は延期!次回開催はいつ?
4回目の開催となる「KING SUPER LIVE」2022は、ベルーナドーム(西武ドーム)にて6月25日、26日に開催が予定されていました。2018年以来の有観客かつ、サブレーベル「SONIC BLADE」の初参加も決定しており、ファンからは期待の声が多く寄せられていました。しかし、4月8日に両日の開催延期が発表。詳しい事情は明らかになっておらず、振替開催の日程なども未発表となっています。「KING SUPER LIVE」の公式ホームページでは「振替公演の開催日は未定ですが、アーティストが全力でパフォーマンスでき、ご来場いただく皆様に心から楽しんでいただけるライブを必ず実現致しますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」とのコメントが記載されています。
④まとめ
2022年の開催が期待されていた「KING SUPER LIVE」のまさかの延期に、肩を落とした方も多くいたのではないでしょうか。過去の公演は映像化もされているので、過去映像を見ながら振替公演の発表を待ちたいですね。1日でも早く、「KING SUPER LIVE」の開催が決定することを祈っています。