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【最新】世界で一番課金されているモバイルゲームとその特徴は?日本ランキングも発表

04-06-03.png家でも外出先でも移動中でも、気軽にプレイできるモバイルゲーム。無数にあるモバイルゲームの中で、最も課金されているゲームが何なのか気になったことはありませんか?

本記事では、世界で一番課金されているモバイルゲームと、その特徴を徹底解説しています。

日本で最も課金されているモバイルゲームも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

【目次】

①世界で一番課金されているゲームは『Hornor of Kings』(2024年1月時点)

②世界で課金率が高いゲームジャンルは「ストラテジー」と「RPG」

③日本で一番課金されているゲームは『ドラゴンボールZドッカンバトル』(2024年2月時点)

④日本で今アツいのは「位置情報ゲーム」?

⑤まとめ

<①世界で一番課金されているゲームは『Hornor of Kings』(2024年1月時点)>

モバイルゲームのデータ分析プラットフォーム・Sensor Towerにて、2024年1月の全世界モバイルゲーム収益ランキングが公開されています。

第1位にランクインしているのは『Hornor of Kings』(約345.50億円)。

『Hornor of Kings』は特に中国で人気を集めるアクションRPGゲームです。オープンワールドを冒険したり怪物と戦ったりと、迫力のあるアクションが楽しめます。

第2位にランクインしているのは『Monopoly GO!』(約340.71億円)。

『Hornor of Kings』とは打って変わって、ほのぼの系のすごろくゲームです。サイコロで出た目に従ってマスを進み、建物を建築したり、マンションを買収したりしながら資産を増やします。

ちなみに第3位にはパズルゲーム『Royal Match』、第4位には様々なジャンルのゲームを楽しめる『Roblox』がランクインしています。

参照:2024年1月全世界モバイルゲーム収益ランキングTOP 10



<②世界で課金率が高いゲームジャンルは「ストラテジー」と「RPG」>

更にSensor Towerでは、「2023年 世界の年間収益が1億ドルを超える高収益人気モバイルゲームの特徴とその傾向」というレポートも公開されています。

レポートによると、2019年~2023年の間に高収益だったモバイルゲームのジャンルは「ストラテジー」(約1.18兆円)と「RPG」(約1,75兆円)だといいます。

ストラテジーは日本語に訳すと「戦略」「策略」といった意味があり、土地・人材・財産などをかけ合わせながらミッションをクリアするゲームのことです。世界ランキングで第1位だった『Hornor of Kings』も、まさに戦略系のアクションゲームですよね。日本のモバイルゲームでは『三国志 真戦』や『王国のドラゴン』をイメージすると分かりやすいかもしれません。

そしてRPGゲームとは、ストーリー性がありキャラクターを成長させながら冒険や探索を行うゲームです。日本では『ドラゴンクエスト』や『ポケットモンスター』が有名ですね。

ストラテジーゲームもRPGゲームも、ゲーム内のキャラクターのレベルを上げたり、戦闘力を高めたりするために課金が必要な場面が多くあり、「課金率が高い」という結果が出たのだと思われます。

参照:「2023年世界の年間収益が1億ドルを超える高収益人気モバイルゲームの特徴と傾向」

<③日本で一番課金されているゲームは『ドラゴンボールZドッカンバトル』(2024年2月時点)>

ゲーム攻略サイト・アルテマによると、2024年2月に最も課金されたゲームは『ドラゴンボールZドッカンバトル』(84.88億円)。第2位は『モンスターストライク』(57.66億円)で、第3位が『Winning Eleven 2019(eFootball™ 2024)』(36.76億円)となっています。

ランキングをよく見てみると『ドラゴンボールZドッカンバトル』と『モンスターストライク』はRPGゲームなのに対し『Winning Eleven 2019(eFootball™ 2024)』はサッカーゲームですよね。2023年下半期の日本のモバイルゲーム収益トップ3に『プロ野球スピリッツA』がランクインしていることからも、日本ではスポーツゲームも根強い人気があることが分かります。

参照:アプリ売上ランキング【月間】

   2023年下半期日本のモバイルゲーム収益トップ4は『モンスト』『FGO』『プロスピA』『ウマ娘』と顔ぶれ変わらず。



<④日本で今アツいのは「位置情報ゲーム」?>

また、近年日本で一番"アツい"と注目を集めているのが「位置情報ゲーム」です。位置情報ゲームとは『ドラゴンクエストウォーク』『ポケモンGO』のように、ゲームを起動させた状態で街を移動し、位置情報によって展開されていくゲームのこと。

Sensor Towerによると、2023年の日本の位置情報ゲームの収益は887億円を突破しているといい、世界の位置情報ゲーム収益の約半数を占めているのだといいます。

ちなみに国内の位置情報ゲームの年間収益ランキングでは、『ドラゴンクエストウォーク』が収益の半分に相当する約443億円(3億ドル)を記録しトップに。第2位が『ポケモンGO』、第3位に『モンスターハンターNow』がランクインしています。

日本は海外に比べて電車・徒歩移動が多いため、位置情報ゲームをプレイする機会が多いと考えられます。今後、位置情報ゲームが世界の収益ランキング上位にランクインする日も近いかもしれません。

参照:日本の位置情報ゲームの年間収益は6億ドル以上で世界の約50%、ドラクエウォークは月間滞在時間10時間以上が30%以上



<⑤まとめ>

世界で一番課金されているゲームは『Hornor of Kings』(2024年1月時点)で、世界的にはストラテジーゲームとRPGゲームが人気なことが分かりました。

一方、日本で一番課金されているゲームは『ドラゴンボールZドッカンバトル』(2024年2月時点)。RPGゲーム以外にもサッカーや野球などのスポーツゲームが人気を集めているようです。

そして今最注目なのは、『ドラゴンクエストウォーク』や『ポケモンGO』といった位置情報ゲーム。電車移動や徒歩移動が多い日本ならではの人気の高さとも考えられますが、これからは日本のみならず、海外でも注目されるジャンルになりそうですね。

今後も世界のゲーム課金事情に注視しつつ、新たな人気モバイルゲームの誕生も楽しみに待ちたいものです。

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