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ポケモンスリープって?プレイヤーの睡眠時間が増加!?
「ゲームをしているとつい寝不足になってしまう」と、ゲームに夢中になるあまり睡眠時間が減っている人も多いのではないでしょうか。そんなゲーム×睡眠に注目して誕生したのが、2023年7月に株式会社ポケモンからリリースされた「Pokémon Sleep」です。
なんと、このポケモンスリープをプレイすると睡眠時間が増加したというデータもあり、今最も話題のゲームアプリと言えるでしょう。
今回は、ポケモンスリープの使い方や「睡眠計測」機能について、そして睡眠時間が増加した理由についても解説します。
「ポケモンスリープで遊んでみたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
【目次】
①ポケモンスリープってどんなゲーム?
②ポケモンスリープの使い方
③ポケモンスリープの「睡眠計測」機能に注目
④ポケモンスリープで睡眠時間が増加!
⑤まとめ
<①ポケモンスリープってどんなゲーム?>
ポケモンスリープは、スマートフォン向けに配信された睡眠ゲームアプリです。ポケモンスリープには「寝顔図鑑」と「睡眠計測」の機能があります。
「寝顔図鑑」とは、ポケモンたちの寝顔を撮影して収集し、自分だけの寝顔図鑑を作れる機能です。起床すると、自分の睡眠に応じてポケモンが集まってきます。ポケモンごとに複数の寝顔があり、それぞれレア度も違うため、眠れば眠るほど多くのポケモンの寝顔を撮影できます。
「睡眠計測」とは、その名の通り睡眠時間や睡眠の質を計測し、記録できる機能です。眠っているときにスマホを枕元に置いておくと、寝返りやいびきを感知して眠りを分析してくれます。
睡眠がゲームの進行に影響をもたらすというのは大変画期的でしょう。それも、大人から子どもまで誰もが知るポケモンの世界観であることや、スマートフォンで利用できる点も大きな魅力です。
ポケモンスリープは、2023年9月末の時点で国内368万ダウンロードを記録。世界累計は1000万ダウンロードを記録し、世界中でプレイされています。
<②ポケモンスリープの遊び方>
では、簡単にポケモンスリープの遊び方を見ていきましょう。
ポケモンスリープでは一般的に、朝・昼・夜のサイクルがあり、サイクルに沿ってプレイするのがおすすめです。
まず【夜】は、寝る前にアプリを立ち上げ「ねむる」をタップ。枕元にスマートフォンを置いたまま眠ります。すると、睡眠時間や睡眠の質が記録され、「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」の3つの睡眠タイプに分類されます。
【朝】になると、自分と似た睡眠パターンのポケモンが画面に現れます。タップすると図鑑に登録でき、ポイントが貯まると仲間にすることも可能です。
【昼】は、カビゴンを育成しましょう。料理や木の実をあげると、カビゴンのエナジーが増えていきます。カビゴンのエナジー×自分の睡眠スコア=ねむけパワーとなり、ねむけパワーが大きければ大きいほどたくさんのポケモンに出会えます。
眠るだけで可愛いポケモンたちの寝顔をゲットできるなんて、ポケモン好きにはたまらないですよね。毎日決まった時間に眠る→起きるのサイクルを繰り返すと、睡眠の質の向上につながり、結果としてより多くのポケモンの寝顔をゲットできます。
<③ポケモンスリープの「睡眠計測」機能に注目>
ポケモンスリープには、睡眠データの記録や睡眠サポートをしてくれる「睡眠計測」機能があります。寝ている間の振動や音を元に、睡眠時間や睡眠の質、さらにはいびきや寝言も録音され「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」のどのタイプかが分析されます。
また、睡眠を促してくれるBGMや睡眠が浅いときに起こしてくれるアラームなど、サポートも充実。
ポケモンスリープは、睡眠計測だけでも、十分すぎる機能性を持つアプリと言えるでしょう。
<④ポケモンスリープで睡眠時間が増加!>
実は、ポケモンスリープを利用すると睡眠時間が増えたという分析結果が出ています。LINEヤフーが2023年12月13日、ポケモンスリープのプレイヤーの睡眠時間が、サービス開始前より平均26分増えたと発表したのです。
さらにプレイヤーたちは「睡眠の質を上げる方法」「深い睡眠をとる方法」など、より熟睡するための方法を検索していることも明らかになり、ポケモンスリープの影響の大きさを感じます。
多くのゲームには攻略法が存在しますが、ポケモンスリープの攻略法はとにかく睡眠の質を高めること。そのために、アロマを焚く、サプリを飲む、昼間の運動量を増やすなど、ユーザーそれぞれが工夫をしているようです。
<⑤まとめ>
リリースと同時に大きな話題となったポケモンスリープ。自分の睡眠タイプによって出現するポケモンが変わったり、レア度が高い寝顔を撮影できるため、自然と睡眠の質を高めようと意識するようになります。
朝起きるとポケモンに出会えるというワクワク感は眠気を吹き飛ばしてくれ、夜になると好きなポケモンが現れることを祈って眠りにつく...いつの間にかそんな睡眠サイクルが出来上がっていることでしょう。
実際に、ポケモンスリープのユーザーの睡眠時間は平均26分増えたとされており、今後は子どもの寝かしつけや医療へ活かすこともできるかもしれません。
ゲームをしながら睡眠の質を上げられる、そんな画期的な睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」を皆さんもぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。