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スリルが欲しい方へおすすめホラーゲーム5選
皆さんはホラーゲームをプレイしたことはあるでしょうか?一口にホラーゲームといっても、押し寄せる敵を撃退していくアクション要素の高いものから、恐ろしい相手からひたすら逃げるもの、怪奇現象の裏に隠された謎をひも解いていく推理要素の強いものなどさまざまです。
この記事では、それぞれ切り口の異なるホラーゲームを5本、ピックアップして紹介します。
【目次】
①BIOHAZARD RE:4
②零 ~月蝕の仮面~
③パラノマサイト FILE23 本所七不思議
④Crimson Snow (2023)
⑤ドキドキ文芸部プラス!
⑥まとめ
<①BIOHAZARD RE:4>
『BIOHAZARD RE:4』は、2005年に発売された『BIOHAZARD 4』のリメイク作品です。『バイオハザード 2』で描かれた惨劇から6年。事件を生き伸び大統領直属のエージェントとなっていたレオンの元に、誘拐された大統領令嬢の救出任務が舞い込むことに。
狂気に支配された地へ足を踏み入れた主人公の過酷な救出劇が描かれます。
シリーズ最高傑作の呼び声も高く過去何度もリメイクされてきた作品ですが、RE:4では更なるパワーアップを果たしています。生まれ変わった美しくも不気味なビジュアルとサウンドは現行作品と比較してもトップクラス。操作やUIが現代風に作り直されており快適にプレイできます。
特にナイフによる攻撃はステルスキルや倒れた敵へのトドメに加えて、敵の攻撃を防ぐ「パリィ」が可能となっており、タイミングよく「ジャストパリィ」を発生させれば、格闘(メレー)攻撃が可能です。また原作では描写の甘かった登場キャラクターの背景や性格が深掘りされている点も見どころ。
サブクエストなども新たに設けられ、やりごたえやボリュームも満点の逸品となっています。
BIOHAZARD RE:4 | CAPCOM
https://www.residentevil.com/re4/ja-jp/
パブリッシャー:カプコン
対応機種:PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Steam
価格:4,490円~
<②零 ~月蝕の仮面~>
『零 ~月蝕の仮面~』は2008年にWiiで発売された作品のリマスター版で、和風ホラーの人気シリーズ『零』の4作品目にあたる作品です。
物語は幼少期に「朧月島(ろうげつとう)」で神隠しにあった過去を持つ少女たちが、失われた記憶を求めて再び島を訪れるところから展開して行きます。シリーズ物といっても物語はそれぞれ独立しているので、シリーズ初心者の人でも問題なく楽しめるでしょう。
海外のホラーものはグロテスクなゴア表現が中心のものが多いですが、和風ホラーは心理的に追い詰めていくじっとりとまとわりついてくるような恐怖感が魅力。明治・大正時代の和風洋館の雰囲気を併せ持つ廃病院を舞台に、「射影機」と呼ばれる霊などを映し出せるカメラや「霊石灯」という特殊な懐中電灯を使って探索していきます。
「射影機」はベストショットを狙うことでダメージが上がるので、顔をそむけたくなる怨霊の動きから片時も目を離せないのは、本シリーズならではの仕掛けです。
零 ~月蝕の仮面~(ゼロ ~つきはみのかめん~) 公式サイト
https://www.gamecity.ne.jp/zero/mask/
パブリッシャー:コーエーテクモゲームス
対応機種:Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam
価格:6,380円~
<③パラノマサイト FILE23 本所七不思議>
『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』は昭和後期の墨田区を舞台にしたホラーアドベンチャーゲーム。日本ゲーム大賞2023で優秀賞を受賞した非常に評価の高い作品で、スマホ版があるのもポイント。
墨田区に実際に伝わる怪談、本所七不思議に由来する呪いの力を得た9人の男女が「蘇りの秘術」を巡って、呪殺バトルを繰り広げることに。序章クリア後は「ストーリーチャート」が解放され、物語は異なる登場人物の行動が交錯する群像劇となり、隠された巨大な事件の全貌が明らかになって行きます。
アドベンチャーゲームながら周囲を360度見まわせ、そこから解決の糸口が得られるのを始め、ゲームシステムを利用したギミックが多数存在しているのも面白いところです。推理に必要となる情報をまとめてくれる機能もあるので、謎解きに自信がないという人の助けになってくれることでしょう。キャラの軽妙な掛け合いも本作の魅力で、恐怖を紛らわす一服の清涼剤になってくれます。
パラノマサイト FILE 23 本所七不思議 公式サイト | SQUARE ENIX
https://www.jp.square-enix.com/paranormasight/
パブリッシャー:スクウェア・エニックス
対応機種:Nintendo Switch/Steam/iOS/Android
価格:1,980円(iOS/Android版は1,900)
<④Crimson Snow (2023)>
『Crimson Snow』はSteamで販売中のサバイバルホラーゲームです。
彼女とクリスマスの夜を過ごす予定だった主人公は、彼女の家に向かう途中で猛吹雪に巻かれてしまいます。そして迷い込んだ朽ちた洋館で、悪魔に取りつかれた元カノに追いかけまわされることに。
本作は屋敷の中を探索してキーアイテムやパズルを解きつつ、時に隠れて巡回する追跡者をやり過ごします。さらにスマホで彼女と通話する際の会話選択で、エンディングが分岐する仕掛も。
本作のポイントはなんと言っても720円という低価格でしょう。探索系の作品はパズルが難解だったりで初心者の手には余る作品も少なくないのですが、本作は適度な難易度で遊びやすいのが嬉しいところです。しっかりとした日本語字幕に低価格作品とは思えない雰囲気たっぷりのグラフィック、70~80分程度でクリアできる適度なボリュームと、価格以上に楽しめること間違いなし。ホラーゲーム初心者におすすめの作品です。
Crimson Snow (2023)
https://store.steampowered.com/app/2067790/Crimson_Snow_2023/
パブリッシャー:Steppe Hare Studio
対応機種:Steam
価格:720円
<⑤ドキドキ文芸部プラス!>
『ドキドキ文芸部プラス! 』は幼馴染の誘いで文芸部に入部した主人公と4人のヒロインたちの交流を描いたサイコホラーノベルゲームです。
2017年にPC(Windows/macOS/Linux)向けに『Doki Doki Literature Club! 』として無料配信されショッキングな展開で話題をさらった作品を、2021年に家庭用ゲーム機向けにサイドストーリーなどの新要素を追加して発売したものが本作となります。発売の前月には1000万ダウンロードが達成されていたと言えば、反響の大きさが伝わるでしょうか。ネタバレは避けますが、初めの内は選択肢から単語を選んで詩を作り部員に見せたりと、タイトル通りのお話が展開していきます。
そして、文化祭が近づくにつれて不穏な雰囲気が漂いはじめることに。なお、元となった『Doki Doki Literature Club! 』を日本語で遊ぶには有志が作成した日本語化パッチの適用が必要ですが、もしPC版をプレイできる環境があるなら、まずは原点に触れてみることをおすすめします。
ドキドキ文芸部プラス! | Game | PLAYISM公式サイト
https://playism.com/game/doki-doki-literature-club-plus/
Steam:Doki Doki Literature Club Plus!
https://store.steampowered.com/app/1388880/Doki_Doki_Literature_Club_Plus/?l=japanese
Doki Doki Literature Club!
パブリッシャー:PLAYISM他
対応機種:Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Steam
価格:1,980円~
<⑥まとめ>
ここまで対応機種もジャンルも異なるホラーゲームを5本紹介してきましたが、気になる作品はあったでしょうか。
怖いものは苦手という人は、家族や友達と一緒に楽しんでみるのも案外楽しいものです。
たまには日常では味わえないスリルを味わってみてはどうでしょうか。意外と病みつきになってしまうかもしれませんよ?