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舌のトレーニングが発声上達に効く？
みなさんは舌のトレーニングをしていますか？発声と滑舌にダイレクトに効く舌のトレーニングですが、腕立て伏せや腹筋と違って、やり方を知っている人は少ないと思います。今回は舌のトレーニングの具体的な方法を紹介していきます。
舌をトレーニングすると発声にどんな効果があるの？
舌のトレーニングによって、滑舌が向上するといわれています。声優にとって、発声の際の滑舌は非常に重要な要素であるため、ぜひとも鍛えておきたいところです。また、「巻き舌」のような舌を使った特殊な発音の仕方が苦手な場合にも、改善に効果的と考えられているのでおすすめです。
舌のトレーニング＝舌の筋トレ
舌のトレーニングはすなわち、舌の筋肉を鍛えることです。とは言っても、当然ながらダンベルは必要ありません。自分の舌だけで、簡単に舌の筋トレができるのです。
舌で歯を触る
口を軽く開けて、上前歯→下前歯→左下奥歯→右上奥歯→左上奥歯→右下奥歯、といった感じに、舌を素早く動かしてみましょう。舌先で歯の根元を次々とテンポ良く触っていき、何度かくり返してみましょう。これを行う際には、舌の奥に力を入れて行うとより効果的です。
舌を突き出す
大きく口を開け、舌をできるだけ前方に突き出してみましょう。数秒ホールドしたら舌を戻して、次は右方向・左方向に向かって同様の動作を行ってください。最後に上方向（鼻方向）と下方向（アゴ方向）にも突き出して完了です。一連の動作は勢いをつけて出し入れするのではなく、できるだけゆっくり行うことで効果が期待できます。
口蓋を押し上げる
口蓋（口内の天井部分、鼻の直下あたり）を舌で懸垂するように押し上げてみてください。舌先と舌奥、どちらにも力を入れ、舌全体でゆっくりと押すのがコツです。押し上げきったら舌の力を抜き、元に戻します。これを数セット行ってみてください。
舌の筋トレは、その名のとおり筋トレの一種ですから、舌に多少の疲労感は残ります。舌が痛くなるまで行ったり、痛みを我慢してくり返したりはしないでくださいね。舌の筋トレは発声と滑舌のレベルをゆっくりと押し上げてくれます。やろうと思えばいつでもその場でできるので、こまめに行いましょう！
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