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声量を上げることってできるの?
演技をしているとき、または歌を歌っているときに、「声量が足りない」「全体的に声が小さい」と言われたことはありませんか?今回はそんな人のための対処法、「声量を上げる方法」をご紹介します。
声量を上げるための基本的な手段3つ
声量はいきなり上がるものではありませんが、コツコツと基礎訓練を重ね、発声の技術をしっかりと身につけていけば、いずれは満足のいく声量が得られるはずです。まずは、今回紹介する3つの方法を実践してみてください。
1)肺活量を鍛える
肺活量は声量に直結する要素です。以前のコラム「1日5分でOK?肺活量を鍛えるカンタントレーニング方法とは?」を参考に、肺活量を鍛えてみてください。意外に簡単な方法で、しかも短時間でトレーニングができますよ。
2)腹筋を鍛える
腹筋は声量と密接に関わりのある筋肉です。ご存知とは思いますが、プロの声優は腹筋のトレーニングを欠かさず行っています。あなたが筋トレ初心者なら、「クランチ」という方法でトレーニングすることをオススメします。
<クランチのやりかた>
1.床に仰向けに寝て、両足を上げて膝を90度に曲げ、かかとを椅子の上などに置く
2.両手は耳の横で固定
3.そのまま、おへそをのぞきこむようにゆっくりと身体を起こす(おへそに向かって丸まる感覚)
4.限界まで身体を起こしたら、ゆっくりと元に戻る。この際、床に背中・腕・頭をつけず、空中で一時停止する
最初のうちは10回もキツイでしょうし、運動していない女性なら5回こなすのも大変だと追います。少しずつ鍛えていきましょう。
3)鼻孔共鳴を利用する
鼻孔共鳴とは、鼻の奥にある空洞に声を通して増幅させる技術です。口よりも上にある頭や目から声を出すイメージで、鼻の穴を管やメガホンに見立てて、音を反射し共鳴させる感覚で発声してみましょう。鼻先に指や手のひらを置いて、鼻が震えていたら鼻孔共鳴できている証拠です。この技術は慣れが必要ですが、繰り返し練習することで感覚がつかめるようになりますよ。
声量を上げたいなら、専門学校に行くべし
今回のコラムで声量を上げる方法を紹介してはみましたが……声量を上げる最も手っ取り早い方法は、専門学校に行くことです。講師に指導してもらえば、発声に必要な筋肉のつけかた(体の作りかた)、発声技術、声量を鍛える方法を、具体的・実践的に学ぶことができます。自己流のやりかたで喉を痛めることもありませんから、本気で声量が欲しいのであれば、検討してみてください。
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