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声優に向いている性格ってあるの?
声優になるために必要なのはスキルや心構え、様々な経験や知識であって、才能が全てではない……という話を、幾度となくこのコラムでしてきました。ところで、声優に向いている「性格」はあるのでしょうか?
声優に向いている性格とは
声優になれるかどうかは才能のあるなしではないし、「絶対に声優になれる」という人間もいません。しかしながら、「声優に向いた性格」は確かにあります。
感受性が豊か・他人の痛みや感動を共有できる
感受性が豊かであるということは、分かりやすく言えば、周囲のできごとに対して敏感に反応してしまう性格であるということです。見方によっては臆病と言えるかもしれませんが、豊かな感受性は「自分が演じるキャラクターの気持ちを理解し共有できる=キャラクターと一体化できる」という大きなメリットをもたらします。
物語が好き・想像力豊か
マンガ・アニメ・ゲーム・ドラマ・映画……どんなものでもかまいませんが、物語が好きで、自身でも物語を作ったり想像したりすることが好きなら、その性格は声優になったときに有利に働くはずです。なぜなら、ストーリーやキャラクターや世界設定をどれだけ深く把握できるかは、声優として極めて重要なことだからです。
目立ちたがり屋・エンターテイナー
意外かもしれませんが、目立ちたがりでエンターテイナー的な気質を持っているのであれば、声優として有利であると言えます。もちろん「『他の出演者より目立ってやろう!』という自己中心的な意識で仕事をしろ!」という意味ではありません。声優には、「私の演技でキャラクターを生かし、視聴者を楽しませてやるっ!」「他の誰よりも私が一番楽しませてみせる!」といったように、エンターテイナー的な気質が必要だからです。
声優業を単なる仕事と捉えて収録に臨む人よりも、自分の声を届ける相手を心から楽しませたいと思える人のほうが、声優として大成することはあきらかです(プロの声優のインタビューを読んでいると、この点がよく理解できると思います)。
持って生まれた性格が声優としての強力な武器になる
引っ込み思案だったり照れ屋だったりしても、もちろん声優になれます。それとは別に、今回のコラムで書いたような性格をあなたが持っていたなら、それは声優として強力な武器になるはずですよ!
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