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声優になるにはボイスサンプルが必要? ~いろいろなボイスサンプル~
突然ですが、ボイスサンプルという言葉を聞いたことはありますか? これから声優を目指す上で必要になる用語ですので、知らないという人にはこのコラムで学んでもらえたらと思います。
ボイスサンプルについて知ろう
それでは、「ボイスサンプル」はなぜ必要で、どういった種類の物があるのかを解説していきます。
その1:ボイスサンプルとは?
これは、自分自身の声を録音したものです。声優のオーディション等で提出を求められることが多い「プロフィールの一種」であり、このサンプルを聞いて、主催者側や審査員が声質や配役に合う演技が出来るかなどを判断する場合もあります。声優にとっての名刺代わり・自分の声のカタログ、要約すれば、クライアントに対する宣伝材料となるもの。それがボイスサンプルです。
その2:ボイスサンプルの種類
ボイスサンプルの種類に関しては、実に様々なサンプルを求められることが多いのです。
なぜなら、近年の声優オーディションでは一次審査はボイスサンプルで選考を行うという場合も多くみられ、その際の課題としてナレーション・一人で掛け合い・犬のまねなど、役柄に応じたものをオーディションの主催者・プロダクション側から要求されることもあるからです。もちろん、完全に原稿を自分で作りフリートークを提出という事例もあり、ボイスサンプルの種類は無数に存在していると言えます。
その3:ボイスサンプルはどこで収録できるか
ボイスサンプルの作成は、自宅でも録音は可能です。ただし、自宅録音ではクオリティーの面で、スタジオ収録のものに比べて劣ることが多いのが現実です。ボイスサンプルは、あなたの名刺と同じ。例えば、取引先でヨレヨレの汚れた名刺を出されたら、受け取る側の心象は悪くなるはず。ボイスサンプルも同様です。事実、声優の多くはサンプルを作成する際にスタジオで録音します。コストは多少かかるかもしれませんが、クオリティーの面やスタジオ録音の経験を積めるという点でも、ボイスサンプルを作る場合はスタジオでの制作をオススメします。
ボイスサンプルは自己PRの武器であり、名刺である
声優として活動していくために「ボイスサンプル」は必須と言っても良いでしょう。声優としての「自分を売り込む武器」として重要ですし、ボイスサンプルを作成することによって自分自身がどういった声を演じられるのかを客観的に知ることが出来ます。自分の得意な声が分かれば、どんな役のオーディションが自分に合っているのか的を絞りやすくなりますし、役を勝ち取る確率も高くなってきます。声優を目指すなら、まずはボイスサンプルを1本作ってみましょう。
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