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声優になるには? 第五回 ものまねをしよう
演技力を鍛えるための、最も手っ取り早い方法のひとつがものまねです。既存のアニメキャラクターを演じている声優さんを観察・研究して、それをまねすることによって、多くの学びを得ることができますよ!
ものまねのコツ・ポイント
上手なものまねには共通する特徴があります。それは、“声が似ている”“イントネーションのつけ方が同じ”という2点です。イントネーションについては、繰り返し演技を視聴し練習すれば自ずと身につくはずです。声については、どうしても人によって似ている・似ていないがありますから、自分と声質が似ている声優を見つけて、その人が演じているキャラクターのものまねを練習しましょう。
ものまねしやすいキャラクター
とはいえ、世の中には無数のキャラクターが存在しますから、「いったいどの声優の、どのキャラクターの演技をすればいいのだろう?」と迷うことがあるかもしれません。そこで、ものまねをしやすいキャラクターとセリフをいくつかご紹介します。
ものまねしやすいキャラクター1:ルパン三世(ルパン三世/初代 山田康雄さん 2代目 栗田貫一さん)
セリフ:「ふ~じこちゃ~ん」
ものまねしやすいキャラクター2:ポケットモンスター(ピカチュウ/大谷育江さん)
セリフ:「ピッピカチュー、ピカピー」
ものまねしやすいキャラクター3:ラブライブ!(矢澤にこ・徳井青空さん)
セリフ:「にっこにっこにー あなたのハートににこにこにー
笑顔届ける矢澤にこにこ~ にこにーって覚えてラブにこ~」
ここに挙げたキャラクターたちなら、たとえ声質が違っていたとしても、練習を積めばものまねは容易なはずです。比較的短期間の練習で、誰に聞かせても「おおっ、似ている!」と驚かれるレベルでのものまねができることでしょう。
ものまねのレベルをさらに高めていく
ものまねするキャラクター(声優)を決めて、フレーズやセリフのものまねをある程度モノにしたら、次はそのキャラクターが登場するアニメを見ながら、セリフをまるごとまねてみましょう。アニメのストーリーの中で、キャラクターは様々な喜怒哀楽を表現しています。1話から最終話まで全部のセリフをまねするつもりで、ひたすら練習してみてください。短いフレーズや決めゼリフだけでなく、その声優・そのキャラクターの演技を通してまねをしてみることで、ものまねの精度はグッと向上しますよ!
ある程度ものまねに自信を持てるようになったら、友達や家族に披露して評価してもらうことを忘れずに。客観的な評価がなければ、自分のものまねがどこまでのレベルか掴めませんからね。
ものまねのコツや練習方法はだいたい把握できたでしょうか? 苦労してマスターしたものまねは、確実にあなたの演技力を成長させてくれますよ!
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