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声優オーディションですべきこと 自己PRのコツ
声優のオーディションというと、声だけで勝ち上がっていくというイメージがあるかもしれません。しかしながら、その実際は一般的な就職活動と似通っている部分があります。どんなに個性的なアニメ声でも、演技力に自信があっても、基礎的な礼儀作法を伴っていなければ“採用”は難しくなります。ここでは、一般的な自己PRで押さえるべきポイントをご紹介します。
自己PRで問われるものは?
声優のオーディションでは、大きく分けて「人間性」と「声優スキル」の2つを自己PRで
問われることになります。それぞれどういった心構えで挑むのか、有利に進めるためにはどうすればいいかを、ひとつずつ見ていきましょう。
その1:「見た目や服装」は人間性を表す
第一印象を左右する自分の見た目は非常に重要です。なにも「しっかりおしゃれをしてほしい」と言っているわけではありません。「あなたに仕事を任せてもいい」と思わせる、清潔で誠実な見た目であればいいのです。「清潔で誠実」というところがポイントで、たとえばシャツがシワだらけのヨレヨレになっていたり、極端に汚れていたりすれば、面接官は「この人は本当に大丈夫なのか」と不安になるでしょうし、「仕事を任せたい」と思う可能性も低くなってしまうかもしれません。また、ライブに出演するときのような派手な衣装も不要です。あくまでも「仕事を任せるひとりの大人として」常識的な服装・化粧で挑みましょう。
その2:一般常識・礼儀作法・プロ意識をもとう
見た目に関してもそうですが、一般常識や礼儀作法は厳しくチェックされると考えていいでしょう。声優としてのスキル以前に、「この人はプロの現場に出しても大丈夫なのか」と思われてしまったら、一気に不利になってしまいます。
ですから、言葉遣いやしぐさ、受け答えなど、一般的なマナーはしっかりと習得しておきましょう。こういったビジネスマナーは、各種セミナーのほか、声優の専門校でも教えてくれる場合があります。たとえば、総合学園ヒューマンアカデミーでも、実践的でどこでも通用するマナーを教わる授業があります。
その3:声優スキルはすべての基本
そして、もちろん発声・発音・表現力などの声優スキルも、チェックされます。こればかりは今までやってきたことの積み重ね、努力の成果が問われるわけですから、オーディションでは全力を出し切るようにしましょう。緊張や体調不良は、声に大きな影響を及ぼします。前日・前々日から体調をしっかり管理し、睡眠と食事をとって、イメージトレーニングを行い、万全の体勢で臨みましょう。
オーディションの自己PRは「ありのまま」で
オーディションに挑むときは、「また会いたいと思わせる」「応援したいと思わせる」ように振る舞いましょう。また、自分にキャラ付けをしたり、奇抜な言動をとったりすることはオススメしません。自分を大きく見せず、ありのままの姿を見てもらうことが大切ですよ。
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