ここが知りたい！ゲームプログラマー入門

最近は、据置型のゲームやアーケードゲームだけでなく、Webやスマホアプリ系など様々な場面でゲームプログラマーが活躍する場所が広がっています。ゲームプログラマーになるには、未経験者また、独学でも可能なのでしょうか。

未経験でもゲームプログラマーになれる？

結論から言うと、未経験者でもゲームプログラマーを目指すことは可能です。実際に、未経験者でも採用を募集している企業もあります。しかしながら、自分の希望通りの企業に就職しようと思ったら、未経験者だと厳しいケースがあるのも事実。
もし自分が就職したい企業が既に決まっているのであれば、未経験であっても、少なからず基礎的な知識を備えておく必要があります。まずはプログラミングのアルバイトから入って、正社員を目指すという方法もありますが、必ずしも自分が勤めたい会社が募集を出しているとは限りません。
しっかりと基礎的な知識を蓄えてから就職するという方法がオーソドックスでしょう。

独学でもゲームプログラマーになれる？

ゲームプログラマーとして働いている方の中には、独学で知識を習得したという方もいらっしゃいます。確かに独学だけでゲームプログラマーになることは可能ですが、デメリットも知っておかなくてはなりません。
まず、ゲームプログラマーとしての基礎的な知識として、アルゴリズムからC言語やC＋＋、ゲームの知識などあらゆることを勉強しなくてはなりません。これは膨大な量です。また、理論的な思考などが苦手な方はつまずく点も多くなるでしょう。もし、どこかでつまずいてしまったら、独学だけでカバーすることは難しいです。
次に、時間的な問題です。ゲームを一通り作成できるようになるには数年はかかると言われています。ですが、あくまでもみっちりと勉強した場合。仕事などの合間に一日数時間の勉強で、果たして数年後にはゲームを構築できるようになるでしょうか。人によっては可能かもしれませんが、現実的に考えると、その数年をみっちりと勉強の時間にあてた方がよりゲームプログラマーとしての知識が磨かれる可能性が高いです。
このように、時間的な問題、独学での限界を考えると、専門学校などで数年みっちりと勉強した方が現実的でしょう。

ゲームプログラマーになるための進路

独学や初心者でもOKの会社に採用されてゲームプログラマーになることも可能ですが、現在、ゲームプログラマーになるための進路は主に2つが主流です。それは、高校卒業後プログラミング系の専門学校に進学するコースと、大学の情報系の学部に進学するコース。全くの未経験よりも、ある程度の知識を身につけていた方が、就職に有利になることがあるからです。また、大手企業など、卒業後の進路が明確であれば、自分のスキルを証明するためにも、専門学校などで資格を取得しておいた方が良いでしょう。