3DCGモデラーの仕事を知ろう!

3DCGモデラーのお仕事紹介

3DCGモデラーはゲームのグラフィックにおいて、ベースとなる形状をつくりあげていく仕事であり、グラフィックの根幹となる作業です。具体的にはどのように仕事を進めていき、どのようなスキルが必要になるのでしょうか。3DCGモデラーの仕事について確認してみましょう。


3DCGモデラーとは?

3DCGモデラーはキャラクターや背景などゲームで使われるあらゆるグラフィックのモデリング、つまり形作りを、3DCGソフトを利用して行う仕事です。
3DCGモデラーといっても、モデリングのスタイルごとにポリンゴンモデラー、サーフェイスモデラー、ソリッドモデラーの3つに細かく分類することができます。ポリゴンモデラー多角面を使って主に生物を形成するモデラー。サーフェイスモデラーやソリッドモデラーは機械的な繊細さを表現する工業や製造業でよく活躍するモデラーになります。ゲームの場合は、どちらかというとキャラクター形成や有機物が描かれることが多いため、ポリゴンモデラーが中心です。
3DCGモデラーはものの形を決めるという仕事のため、少しバランスが崩れるだけでも随分と見た目が変わってしまいます。どのようにバランスを整えて、よりリアルで見栄えの良いグラフィックになるかは3DCGの腕にかかっていると言えるでしょう。


3DCGモデラーになるには?(必要な資格・スキル)

3DCGモデラーになるには、ゲーム制作会社などに採用されて仕事につくのが一般的です。こうした働き先では、情報系の大学やグラフィック・プログラム系の専門学校卒業者が多く働いています。
3DCGモデラーになるのに必要な資格はありませんが、3DCGモデラーの仕事の多くは3DCGが扱えるソフトを使った作業が中心です。そのため、業界内でよく用いられる3ds MaxやMayaの基本的な使い方などを理解しておくと、就職の際スキルをアピールすることができます。また、3DCGモデラーは立体的な物質の形を構成していく仕事です。ものを立体的にとらえたりできる空間認識のスキルも磨いておくと良いでしょう。


3DCGモデラーの年収は?

3DCGモデラーの初任給は20~25万円、年収は300~500万円。モデリングの他、色付けなどCGグラフィックの分野もこなして、独立し、フリーランスとして年収が1000万円を超えるケースもあります。


3DCGモデラーの求められる人物像は?

3DCGのモデリングでは、少し形状が異なるだけでも印象が変わってしまうなどの繊細な技術が必要になります。そのため、ものごとに対して集中力を持ち続けることができる人物が求められます。
また、ゲームの内容や種類によってもグラフィックは変化していきます。そういったグラフィックの変化やクライアントなどの要望に対応できる柔軟性や臨機応変に対応できる力も必要です。集中力や臨機応変に対応できる力は、経験を積むことでも磨くことができるので、専門学校などで充分にスキルを磨いておくと良いでしょう。



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