スポーツ業界の収入について、見て行きます。
プロスポーツ選手
プロ野球選手やサッカー選手など、プロと呼ばれる選手は、実力・人気によって同じ競技でも
大きな差があります。
日本プロ野球選手の平均年俸は3826万円。と言われています。
2020年時点での最高年俸は6億5000万円とも言われ、同じ野球選手でも大きな差があります。
プロサッカー選手の平均年俸は3446万円。と言われています。
一見、プロ野球と大差ないように思えますが、ある特定の選手の年俸が飛びぬけた結果、
平均を引き上げています。
また、テニスなどの個人スポーツの場合、スポンサー収入や大会賞金などで、
高額な収入になることもありますが、逆にプロ選手という肩書でも生活に困りアルバイトで
生計を支えることもあります。
プロスポーツ選手の世界は、本当に厳しい世界です。
メーカーや企業への就職
いわゆる正社員での入社によって、スポーツメーカーやチームなどに就職する場合です。
こちらも、一般的な企業同様に、会社によって大きく異なります。
例えば、世界的なメーカーでもあるナイキやアディダスなどは、高い傾向にあります。
外資系は実力主義ですので、スポーツメーカーに限らず、その人の頑張り次第で給与が決まります。
その分、入社するための試験の難易度はかなり高くなっています。
スポーツトレーナー
スポーツトレーナーについて見て行きましょう。
スポーツトレーナーは企業に就職するケースと、町の整骨院などに努めるケース、
フリーランスや独立するケースなど、多種多様な働き方があります。
企業に就職するケースの場合、その企業規模に応じて460万~650万程度が平均と言われます。
日本人全体の平均年収が約420万といわれるなか、スポーツトレーナーの給与水準は高めと言えます。
柔道整復師などの資格を取得して、整骨院勤務を目指す場合は規模によっては異なりますが、
200万~600万ともいわれ、収入面ではめぐまれていません。
スポーツトレーナーとしてもっとも収入が多くなるのは、フリーランスとして複数のチームや選手、
一般の方などと契約しているトレーナーです。
こう言ったトレーナーはメディアをはじめ、本の出版や講演などでも活躍し、1億を超えるトレーナーも存在します。
また、トレーナーのキャリアアップとして自分のジムを開業し、複数のジムの経営者ともなれば、
社長として、年収も跳ね上がります。
一言でスポーツトレーナーと言っても、その働き方で収入に差がでてくるため、
ヒューマンアカデミーのような専門教育機関でしっかりとキャリア形成を見こした教育が必要なのです。
詳しくは専門職員が在籍していますので、お気軽にご相談ください。