動画クリエイター
YouTuberになりたい!機材がそろったら?
機材をそろえて、YouTuberになるための準備が整ったあとは、いったい何をすればいいのでしょうか?動画をアップすることはわかっていても、次の行動に移すきっかけがなかなかつかめない人もいるかもしれません。この記事を読めば、どんな手順を踏んでYouTuberへの道を目指せばいいかわかります。ぜひチェックしてください!
【目次】
①どんな動画を制作するか方向性を決める
②コンスタントに動画を作ってアップする
③YouTubeアナリティクスを利用する
④パートナープログラムを申請する
⑤まとめ
①どんな動画を制作するか方向性を決める
まずは、これからどんな動画をアップしていきたいか決めて、計画を立てましょう。しっかりとターゲットを絞り込み、戦略的に動画をアップしなければチャンネル登録者数は増えないからです。
「自分の作りたい動画をアップすればいいのでは?」と思う人も中にはいるでしょう。しかし、「どんな人に動画を見てもらって、どんな感情を抱いてほしいか」を考えて制作しなければ、結果的に誰の心にも響かない動画で終わってしまいます。自分がアップしたい動画を好んでくれそうなターゲット層(性別、年齢、趣味嗜好など)を決め、その層に沿った内容を制作するという簡単な計画を立てるのです。
「ターゲット層は10代から20代の若者で、笑える動画を求めているユーザー。最初の1ヶ月は顔を覚えてもらうために体当たりの企画を多めにアップする。その後は各動画の再生回数を見ながら方向性を探る」といった計画でも構いません。無計画にアップし続けるのではなく、定期的に現在の状況を分析しながら策略的に動画をアップすることが大事なのです。
なお、「やってみた動画」や「ゲーム実況動画」などの人気ジャンルはライバルも多い分、他チャンネルとの差別化を狙わないと埋もれてしまいがちです。ユーザーが「おっ?」と思うようなフックを動画内に作り、継続的に動画を見てもらえるようなつくりをチャンネル立ち上げ当初から意識しましょう。
②コンスタントに動画を作ってアップする
動画の方向性が決まったら、「毎日」「毎週●曜日」というサイクルを決めて継続的に動画をアップしていきます。YouTuberに大切なのは、更新率だからです。
動画をアップすればするほどチャンネルの存在に気付いてくれる人は増えますし、再生回数アップ増加にもつながります。特に、毎日休みなく更新してくれるチャンネルは注目度が上がるでしょう。予定がある日にも更新できるように、動画を何本か溜め撮りしておくことも有効です。可能なら、ユーザーを飽きさせないように、質と同じくらい量にもこだわることが重要だといえます。
ただし、ここで注意するべきポイントがあります。それは、「毎日更新に括りすぎて、低クオリティの動画をアップしない」ということです。更新率が高いチャンネルの人気が出やすいことは間違っていませんが、それは動画の質を維持できていたらの話です。動画の内容がつまらなかったら、せっかくの登録者がチャンネルを解除してしまうかもしれません。最初に決めた更新頻度に無理を感じた場合、頻度を落としてでも動画の質を維持するよう心がけましょう。そうすれば、登録者が最終的にチャンネルのファンへと成長してくれます。
③YouTubeアナリティクスを利用する
ある程度動画がたまってきたら、チャンネルの分析が行えるYouTubeアナリティクスを利用してみましょう。的確なデータを参考にすることで、これからのチャンネル運営計画を立てやすくなるからです。
YouTubeアナリティクスとは、YouTubeにチャンネルを所持している人なら誰でも無料で利用できる分析ツールのことです。ユーザーごとの動画再生回数や関連動画からどれだけのユーザーが流入してきたかなどを確認することができます。チャンネル登録者数の性別や年齢、動画の再生維持率(最後まで視聴してくれたユーザーがどれだけいるか)も把握できるので、現在のチャンネルに足りない要素が何かわかるでしょう。もしも動画の再生維持率が低いと感じたら、最後のシーンへの引きを強調させる編集に変更するといった定期的な改良作業も可能になります。アップしたばかりの動画にも対応できるので、YouTuberを目指すなら知っておいた方がいい機能だといえます。他の動画分析ツールと併用して、互いの機能を補い合うのもおすすめです。
また、YouTubeアナリティクスを起動させる方法はとても簡単です。プロフィールアイコンを選択後、「YouTube Studio」をクリックします。その後、YouTube Studioメニューから「アナリティクス」を選択するだけです。チャンネルを開設するだけで誰でも気軽に利用できるので、定期的にチェックする癖を付けてみてくださいね。
④パートナープログラムを申請する
チャンネル登録者数が順調に増えてきたら、収益化のためにパートナープログラムを申請します。YouTuberとして生活していくには、収益化の手続きが不可欠だからです。
とはいっても、申請したい人が全員手続きを行えるわけではありません。申請可能になる基準は、「チャンネル登録者数が1000人を超えていること」「過去12か月の総再生時間が4,000時間を超えていること」です。この他にも、2段階認証が済んでいることや利用規約の同意などさまざまな項目がありますが、やはりネックになるのはこの2条件だと思われます。まずはこの条件を達成することを1つの目安にして、動画投稿を続けましょう!ちなみに、申請してから結果を受け取るまでにかかる期間は約1ヶ月です。もし審査に落ちたとしても、30日間の待期期間を挟めば何度でも再チャレンジ可能。チャンネルや動画をブラッシュアップさせて、次のチャンスを狙ってください。
⑤まとめ
YouTuberになるには、「どんな動画を制作するか方向性を決め」、「コンスタントに動画を作ってアップし」、「YouTubeアナリティクスの利用を始め」、「パートナープログラムを申請する」という流れが重要です。