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今目指すならゲーム業界が熱い!どんなゲームが今後伸びる?

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「ゲーム業界はこれからどうなっていくの?」「ゲーム業界で働くために必要な知識を知りたい!」そんなことを考えたことはありませんか? この記事では、ゲーム業界の概要や今後のトレンドなどについて解説します。ゲーム業界に興味関心がある人や、ゲームが好きな人はぜひ最後までご覧ください。

【目次】

①ゲーム業界の概要を徹底解説

②これからどんなゲームが伸びる?

③おすすめゲーム会社の特徴は?

④ゲーム業界から求められる人材

⑤まとめ

<①ゲーム業界の概要を徹底解説>
「ファミ通ゲーム白書2023」によると、2022年における国内ゲーム市場規模は2兆316億円でした。この数値は、前年より1.4%増加しています。この理由としては、家庭用ゲームハード市場と家庭用ゲームコンテンツ(ソフト)市場の成長が挙げられるでしょう。
国内のゲーム人口は前年より2.4%少ない5400万人となっていますが、5000万台という数値を維持しています。なお、ゲーム人口のうちユーザーの内容を分類すると、以下のような結果が出ました。

・家庭用ゲームユーザー:2856万人(前年比+2.5%)
・アプリゲームユーザー:3959万人(前年比-7.4%)
・PCゲームユーザー:1406万人(前年比-12.2%)

前年のデータと比較した場合は、家庭用ゲームの方が伸びていますが、ユーザー数の多さでいえばアプリゲームユーザーが大きな存在感を示しています。
ゲームの種類によって市場に細かな差はありますが、日本のゲーム業界が拡大していることがわかるでしょう。

参照:ファミ通ゲーム白書2023

<②これからどんなゲームが伸びる?>
日本のゲーム業界は成長しており、これからも大きな発展が期待されます。それでは、今後どのようなゲームが伸びていくのでしょうか。

【e-Sports】
e-Sportsとは、スポーツの一種としてゲームを行う際の総称です。格闘ゲーム、シューティングゲーム(FPS/TPS)、MOBAなどのジャンルに分けられており、多くの大会が開催されています。ゲーム業界の中でも大きな成長が予想される分野です。

【サブスクリプション型】
毎月定額を支払うことで既定のゲームが遊び放題になるサブスクリプション型ゲームも、伸びが期待されるゲームの1つです。企業側は一定の収益を期待できるメリットがあります。

【VRゲーム】
VRとは、仮想現実を意味する言葉です。専門機器を装着することで、ゲームの世界に入り込んで遊べます。

【NFT】
NFTとは、世界に1つしかないデジタルデータのことを指します。NFTの技術を使ったゲームは「不正行為が発生しにくい」「ゲームをプレイすることでお金を稼げる」などのメリットがあります。

このように、ゲーム業界では新しいトレンドが注目を浴びています。ゲーム業界なら、今までにない分野に挑戦できるでしょう。

<③おすすめゲーム会社の特徴は?>
ゲーム業界で働く場合、いったいどのようなゲーム会社を選べばいいのでしょうか。ここでは、チェックしておきたい会社の特徴を紹介します。

ゲーム会社は、ゲーム機を開発するハードメーカー、ゲームソフトの企画開発を行うパブリッシャー、パブリッシャーから委託を受けてゲームソフトを開発するデベロッパーなどの種類に分けられます。
自分がゲーム業界でどのような職種に携わりたいか考えたうえで(ハードを開発したいのか、企画を経験したいのか、ゲームソフトの開発に力を入れたいかなど)、ゲーム業界のトレンドに対応している企業を探してみましょう。トレンドに沿った考えができる企業の方が、仕事の選択肢が増えると思われるからです。


<④ゲーム業界から求められる人材>
成長著しいゲーム業界で活躍するためには、業界から必要とされるような人材になる必要があります。ここでは、ゲーム業界から求められやすい人材の特徴を取り上げます。

【ゲームが好きな人】
ゲームに対する愛や情熱は、非常に重要な要素です。より良いゲームを制作するためには、ゲームのために根気よく仕事に取り組める人材が求められます。
ただ、「ゲームしか知らない」となると、創作のための引き出しが少なくなってしまうため、ゲーム会社から敬遠されてしまう可能性も出てきます。ゲーム以外の、映像作品や文学作品、スポーツなどのアウトドア活動など、興味を感じるものには積極的に関わるようにしてクリエイターとしての幅を広げるようにしてみましょう。

【コミュニケーションスキルが高い人】
ゲームは、複数の職種の担当者とコミュニケーションを取り合いながら制作していきます。そのため、円滑な対話ができる人材が重宝されるでしょう。チームワークが取れることも重要視されます。

【新しい技術に関心がある人】
ゲーム業界は、VRやNFTなどをはじめとした新しい技術を積極的に取り入れています。新技術に興味関心があり、知的好奇心が旺盛な人はゲーム業界に適していると言えます。
ゲーム開発に必要とされる技術は日進月歩で、これまでもグラフィックの主流が2Dから3Dへ変わるなど、技術の進化に応じてゲームクリエイターも日々勉強をし、成長していくことが求められてきました。
このような技術の進化についていくためには、やはり好奇心が強いことが重要となります。

【プログラミングの知識がある人】
ゲーム業界で活躍するなら、プログラミングの知識があるといいでしょう。プログラミングを実際に行う職種でなくても、スムーズに制作を進められる可能性が高まります。

【これまでにない「楽しさ」を提供したいと思う人】
プログラミングに限らず、映像面、音楽面など、さまざまな分野で「これまでにない新しいものを作りたい!」と考えている人もゲーム業界に向いています。
アメリカなどではゲームはアイデア商品と見なされていることからも分かるように、これまでのゲームの歴史の中でヒット作となったゲームは、総じてそれ以前には存在しなかったタイプのゲームとなっています。スーパーマリオしかり、テトリスしかり、最近ではスイカゲームなどもそうですね。
過去作の模倣ではない、新規性と娯楽性の高いゲームを作れる人であれば、どのゲーム会社でも欲しがる人材だと言えるでしょう。

これらの中に自分自身と当てはまる要素があったら、ゲーム業界を目指してみてはいかがでしょうか。

<⑤まとめ>
ゲーム業界は、今後の成長が見込まれる有望な業界です。今後は、「e-Sports」「サブスクリプション型ゲーム」「VRゲーム」「NFT」など、新しい分野の拡大も予想されています。まさに「今、熱い!」業界であるゲーム業界に興味があるなら、ぜひ専門学校などで知識を学んでみてくださいね。

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