ゲーム

3DCGを作ろう! 無料ソフト4選 制作手順も解説!

【確認済】08.png3DCG制作に興味があるなら、無料で使える制作ソフトを使ってみましょう。今回は、みなさんにぜひ使っていただきたい無料3DCGソフトを4つ紹介します。ソフトを使って3Dモデルを制作する手順や、パソコンのスペックについても解説するのでぜひご覧ください。

 

【目次】

①まず触ってみるならこれ! 初心者にやさしい無料ソフト2選

②プロも使える! 機能性が豊富な無料ソフト2選

③3DCG制作の手順は? パソコンのスペックは?

④3DCG制作を仕事にするなら専門学校に通おう

⑤まとめ

<①まず触ってみるならこれ! 初心者にやさしい無料ソフト2選>
今回取り上げる無料ソフトを、「初心者でも操作しやすい」「機能が充実している」といった2つの観点から分類しました。まずは、使いやすさが特徴的な『Metasequoia』『Tinkercad』を紹介します。

Metasequoia(メタセコイア)
ポリゴンモデルの3Dモデル作成ができる『Metasequoia』。日本の会社が運営しているため、言語関係のトラブルが起こりにくいところがポイントです。「海外のソフトだと使いこなせるか不安...」という方におすすめします。※無料で利用を続ける場合、利用できない機能あり

Tinkercad(ティンカーキャド)
世界中の5,000万人ものユーザーに愛されている『Tinkercad』は、使い方がシンプルでわかりやすい点が魅力的です。子どもの教育にも使われているため、簡単に利用できるソフトを探している方にぴったりですね。

これらのソフトは感覚的な操作が可能なため、「3DCGを作ってみたい!」というモチベーションを維持しながら制作が行えるでしょう。

<②プロも使える! 機能性が豊富な無料ソフト2選>
次に取り上げるのは、多くの機能が利用できる『Blender』『Shade 3D』の2種類です。

Blender(ブレンダー)
3DCGに関する機能が多数備わっているソフトをお求めなら、世界的な3DCG制作ソフト『Blender』はいかがでしょうか。制作を始めたばかりの場合は機能を持て余してしまうかもしれませんが、ある程度のスキルが身についたら、制作の幅が一気に広がるでしょう。

Shade 3D(シェードスリーディー)
『Shade 3D』は、キャラクターから建築・インテリアの分野まで、さまざまなデザイン制作に取り組める日本で開発されたソフトです。30日間限定の無料体験版は機能に制限がかけられているため本格的に利用するとなると支払いが必要ですが、購入前のお試しとして利用する分には問題ないでしょう。

「なるべく多くの機能が完備されていた方が安心できる」「自分の技術力を伸ばしたい」という場合は、これらのソフトを選んでみましょう。


<③3DCG制作の手順は? パソコンのスペックは?>
3DCGを制作する具体的な手順や必要なパソコンのスペックは、使用するソフトによって異なります。ここでは、一般的な例を解説するので参考程度にお読みください。

3DCG制作は、以下のような流れで行われることが多いようです。3DCGの制作には、多くの手順と労力が必要であることがわかりますね。

1.モデリング:オブジェクトの土台部分を作る
2.テクスチャ設定:オブジェクトの色・デザイン・質感などを決定する
3.リギング:オブジェクトに動きを与える場合、骨(ボーン)とオブジェクトを紐づける
4.アニメーション:オブジェクトの動きを設定する
5.ライティング:空間内の照明を調整する
6.レイアウト:空間内の配置やカメラの位置などを決める
7.レンダリング:制作したデータを3Dから2Dに出力する

そしてこのような作業を行うには、ふさわしい性能を備えたパソコンが必要です。使用予定の制作ソフトが指定するスペックを調べて、その内容に沿ったパソコンを用意すれば問題ありません。予算に余裕がある場合は指定するスペックよりも少し性能が高いパソコンを購入すると、今後ゆとりをもって制作に取り組めるでしょう。


<④3DCG制作を仕事にするなら専門学校に通おう>
3DCGを趣味として楽しむ場合は、独学で制作を行いながらノウハウを学ぶ方法も有効です。しかし、「3DCG制作のプロになりたい」「3DCGでお金を稼げるようになりたい」と考えている場合は、3DCGの専門学校に入って講師から指導を受けたほうが合理的でしょう。プロの世界で活躍するには、正しい知識を学ぶことが求められるからです。

専門学校では、以下のような授業や支援が受けられることもあります。ただし、あくまで一例なので、各学校のカリキュラム内容を調べておくといいでしょう。

・実際にソフトを使って3DCGを制作する
・ムービーの制作を行う
・正確なデッサン力を鍛える
・デザインの知識を学ぶ
・WEBに関する技術を習得する
・資格取得の勉強が進められる
・就職活動のサポートが受けられる
・著名人のセミナーを受講できる

<⑤まとめ>
3DCGの制作ソフトは「Metasequoia」や「Blender」など、無料で使えるものも多く存在します。今回紹介したソフトの中で心惹かれるものがあったら、ぜひ利用してみてください。そしてより専門的な勉強を進めたくなった場合は専門学校に進学し、現場で役立つスキルを会得しましょう。

RELATED

この記事に関連する記事