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3Dモデル制作ってどうやるの? 初心者でもわかるように解説!
「3Dモデル制作について学びたい」「自分の手でキャラクターを動かしてみたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。この記事では、3Dモデルの作り方について初心者向けにわかりやすく解説します。該当する人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【目次】
①3Dモデルって何?
②3Dモデルはこうやって作る! 基本的な手順を説明
③3Dモデル制作時に気を付けるべきこととは?
④3Dモデル制作を学ぶなら専門学校がおすすめ
⑤まとめ
<①3Dモデルって何?>
3Dモデルとは、平面的ではなく立体的に制作されたモデルデータのことを指します。人間、動物、架空の生き物などのほかに、建造物や小物なども制作が可能です。3次元的な視点でデータを動かせたり、より現実世界に近い表現を追求できたりする点が魅力です。
3Dモデルは多種多様なシーンで活用されており、「エンタメ作品の制作(アニメ、ゲーム、映画など)」「VTuberにおけるアバター制作」「3Dプリントの利用」「VR空間の制作」などが例として挙げられるでしょう。このほかに、建築・医療・製造など幅広い業界でも価値を見出されており、今後も大きな発展が予想されています。将来的にみても、注目度が高い技術の1つといえるでしょう。
プロだけではなく、アマチュアの人が3Dモデルを作ることももちろん可能です。3Dモデル制作ソフトを使えば、初心者でもキャラクターなどを作り上げることができます。興味関心があるなら、さっそく行動に移してみましょう!
<②3Dモデルはこうやって作る! 基本的な手順を説明>
基本的に「1.三面図の作成」「2.モデリング」「3.テクスチャ・マテリアルの設定」「4.リギング・スキニング」「5.レンダリング」といった手順で作業を進めます。
1.三面図の作成
三面図とは、3Dモデリングを行いたい対象物の正面・後ろ側・横側における2Dイラストです。この手順を踏んでおくことで、より緻密なイメージを膨らませやすくなるでしょう。
2.モデリング
次に、3Dモデルの基礎を実際に作り上げていきます。一般的によく使われているモデリングの種類は、「ポリゴンモデル」です。三面図を活用しながら、複数の多角形によって対象物を表現します。
3.テクスチャ・マテリアルの設定
3Dモデルのクオリティを高めるために、色・模様・デザイン・質感・素材などの特徴を与えます。
4.リギング・スキニング
3Dモデルにボーンと呼ばれる骨組みを付与してモデルそのものとリンクさせ、動作が行える状態に整えていきます。
5.レンダリング
制作した3Dモデルを外部からでも使用できるようにするため、2次元的なデータに出力します。
この手順はあくまで一例となりますが、このようにさまざまな作業を経て3Dモデルが作られていることがわかります。
<③3Dモデル制作時に気を付けるべきこととは?>
3Dモデルを作る際は、「スペックが高いパソコンを用意すること」「自分に合った3Dモデル制作ソフトを選ぶこと」に気を付けましょう。
一定のスペックを満たしたパソコンがあれば、3Dモデル制作がスムーズに行えるはずです。経験者がおすすめしているモデルや、「3Dモデル制作向け」と紹介されているモデルをチョイスするといいでしょう。スペックが心もとないモデルを購入してしまうと、動作に時間がかかる恐れがあるので気をつけましょう。
また、3Dモデル制作ソフトには、価格帯・機能の充実性・操作性などに多くの違いがあります。そのため、気になるソフトの特徴をまとめたうえで自分に適したものを厳選することも大切です。「とりあえず3Dモデル制作に触れてみたい」という人は無料ソフトが適していますし、「たくさんの機能を使いこなしたい」という場合は機能が豊富な有料ソフトがいいでしょう。比較検討を行い、後悔のない判断を行ってくださいね。
<④3Dモデル制作を学ぶなら専門学校がおすすめ>
3Dモデルを本格的に学びたいなら、3DCGを取り扱う専門学校へ入学してみましょう。専門学校では、講師や施設など充実した環境に身を置いて専門的な知識を学べるため、将来のキャリアに直接結びつきやすいスキルを習得できます。
教育内容は専門学校によって変わりますが、「3Dモデルを使った映像を実際に制作する」「デッサンのレッスンを受ける」などをカリキュラムに組み込んでいる学校もあります。自己流で学ぶよりも、プロフェッショナルなノウハウを効率よく身につけられるでしょう。
これらに加えて、就職活動のサポートが受けられるところもポイントです。学校によっては、企業からのスカウトが期待できるイベントなどを開催している場合もあります。「3Dモデル制作のスキルを仕事に活かしたい」「クリエイティブな仕事に就きたい」と考えているなら、該当する専門学校の資料請求をすることから始めてみましょう!
<⑤まとめ>
3Dモデルは、「モデリング」「テクスチャ・マテリアルの設定」「リギング・スキニング」などさまざまな手順に沿って制作されます。初心者でもやり方を覚えれば制作活動を楽しめるため、「やってみたい!」と思った人はぜひトライしてみてくださいね。そして、もっと詳しい知識を得たい場合は専門学校に通うことをおすすめします。同じような夢を持つ仲間との出会いを経て、貴重な経験がたくさん味わえるでしょう。これからのあなたの未来が輝くことを祈っています!