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目指せ世界一!ヴァロラントの世界大会「VCT」とは?

03-08.png世界各国で人気を誇るタクティカルシューティングゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」。e-Sportseとしても注目を集め、日本でも人気急上昇中です。

ヴァロラントをプレイしている方の中には「自分の実力を試してみたい」「ヴァロラントの大会に出てみたい」と思っている人もいるでしょう。

この記事では、ヴァロラント好きなら一度は参加してみたい世界大会「VALORANT Champions Tour Stage」について解説しています。

これを読めば、これまで以上にヴァロラントへの熱い気持ちが沸き上がるはず。ぜひ、大会出場の参考にしてください。

①ヴァロラントの世界大会「VALORANT Champions Tour Stage」とは?

②選ばれし者は「インターナショナルリーグ(国際大会)」からスタート

③初心者はここから!「Challengersリーグ(地域予選)」の参加資格は?

④「VCT2024」では新たに「Challenger Open Qualifiers(事前予選)」が設置

⑤まとめ

<①ヴァロラントの世界大会「VALORANT Champions Tour Stage」とは?>

ヴァロラントの世界一を決める世界大会「VALORANT Champions Tour Stage」(以下、VCT)の第1回大会は、2021年にアイスランドで開催されました。

2021年、2022年に行われたVCTはトーナメント方式で開催され、「Challengers(地域予選)」「Masters(国際大会)」「LCQ(最終予選)」「Champions(世界大会)」と順に勝ち抜き、世界王者を目指す仕組みでした。

しかし、2023年からはこの仕組みが大きく変わり「ゲーム内コンペティティブシステム(オープン予選)」「Challengersリーグ(地域予選)」「インターナショナルリーグ(国際大会)」「グローバルイベント(世界大会)」の4つのステージに分けられています。

2021年、2022年との違いは「インターナショナルリーグ(国際大会)」と「Challengersリーグ(地域予選)」がそれぞれ独立し、同時進行で行われていることです。

「インターナショナルリーグ(国際大会)」と「Challengersリーグ(地域予選)」の詳細は、次の項で見ていきましょう。

<②選ばれし者は「インターナショナルリーグ(国際大会)」からスタート>

「インターナショナルリーグ(国際大会)」とは、最後の戦いの舞台である「グローバルイベント(世界大会)」への出場をかけて戦うリーグです。この「インターナショナルリーグ(国際大会)」には、地域ごとに選ばれた各10チームしか参加できません。その分、選ばれたチームは原則降格することなく長期的にVCTに出場できます。

10チームの中に選ばれるためには、過去の出場実績やある程度の成績が必要です。ヴァロラント初心者がいきなり目指すのは難しいでしょう。ヴァロラント初心者が大会優勝を目指すには、次に紹介する「Challengersリーグ(地域予選)」に参加するのがおすすめです。

<③初心者はここから!「Challengersリーグ(地域予選)」の参加資格は?>

「Challengersリーグ(地域予選)」とは、次のステージである「インターナショナルリーグ(国際大会)」を目指すリーグです。多くの参加者は、この「Challengersリーグ(地域予選)」から参加します。

2023年の「Challengersリーグ(地域予選)」は前半と後半の二部制(スプリット制)で行われ、スプリット1への参加資格は以下のようになっていました。

・公式競技の初日の段階で満16歳以上

・公式競技の登録時において、又は直近のACT において、VALORANT の「イモータル」以上のランキングを保持していること

・スターティングロスターのうち、3名以上は日本の居住者であること

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000059480.html

年齢、国籍の条件を満たし、一定のランクまでゲームを進めておけば、誰でもエントリーが可能です。

ただし、「Challengersリーグ(地域予選)」で結果を残せたとしても、「インターナショナルリーグ(国際大会)」に出場できるのは1年後と2年後の大会のみ。2年経ってしまったら、もう一度「Challengersリーグ(地域予選)」からチャレンジしなければなりません。

<④VCT2024では新たに「Challenger Open Qualifiers(事前予選)」が設置>

ここまでで「自分もVCTに出場したい!」と思った方も多くいるでしょう。実はVCT2024の大会スケジュールは、2023年12月に発表されており、「Challengersリーグ(地域予選)」へのエントリーは既に締め切られています。

しかし、毎年春頃に初心者向けの大会「Valorant Rookies Challenge」が開催されています。今年はまだ開催のお知らせはありませんが、予習の意味も込めて

VCT2024の概要を頭に入れておきましょう。

2024年の「Challengersリーグ(地域予選)」は、昨年と同じく二部制で行われます。しかし、条件の一部が変更されました。2024年の「Challengersリーグ(地域予選)」ステージ1への参加資格は以下の通りです。

・Premierへのチーム登録

・公式競技の初日の段階で満16歳以上であること

・VALORANT Challengers Japanに対応するPremierのゾーン(JAPAN)で、コンテンダーディビジョンに到達していること

・スターティングロスターのうち、3名以上は日本の居住者であること

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000587.000024470.html

参加資格に新たに追加された「Premier」とは、最大7人でメンバーを組んで試合ができるゲーム内のモードのことです。「Challengersリーグ(地域予選)」に参加するためには、まずゲーム内でチームを登録しなければなりません。

そして、ステージ1終了後は、ステージ2への出場をかけて「Challengersリーグ(地域予選)」チームと「Premier」チームで戦いが行われます。

2024年はこれまで以上に初心者プレイヤーが参加しやすく、より多くの人にチャンスが与えられるように進化していることが分かりますね。

<⑤まとめ>

いかがだったでしょうか。VCTへの参加方法は「インターナショナルリーグ(国際大会)」からの参加と、「Challengersリーグ(地域予選)」からの参加の2パターンがあります。大会初心者は「Challengersリーグ(地域予選)」からの参加になるでしょう。

VCTのシステムは複雑なところもあり、自分には難しいかもしれないと思った方もいるかもしれません。

しかし、日々コツコツとプレイし、一緒に頂点を目指せる仲間を見つけることができれば、日本一、あるいは世界一も目指せます。

まずは2025年大会に向けてゲームを進めながら、知識と実力を積み重ねましょう。

皆さんがVCTで良い結果を残せることを祈っています。

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