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ゲームクリエイターシナリオ編【第3話】世界観を決めよう!

  

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世界観を決める……つまり、あなたのシナリオは、どんな場所、どんな環境で展開されるのかを固めるということも大切です。世界設定をしっかり作り込まないと、現実味を演出できないばかりか、物語が破綻してしまうからです。

決めることは数多いが、最低限押さえなければいけないこと

“世界”の設定ですから、決めなければならないことは山のようにあります。とはいえ、そのすべてを緻密に練り上げていくのには時間がかかりすぎるはず。そこで、「最低限これだけは決めておこう」というものをいくつか挙げていきます。

STEP1:まずは、漠然とした世界設定をキーワード的に書いてみる

最初に、簡単で構いませんから、あなたのシナリオの世界設定を1行程度の短文で漠然と表してみましょう。たとえば、「魔法が当たり前のように存在するが、機械も徐々に発明されつつある世界」といった感じです。現代・近代を舞台にしたシナリオでも「現代の東京都渋谷区の話」「第三次世界大戦が終わった直後の話」など、一歩踏み込んである程度具体的に書いてください。こうすることで、自分の頭の中でシナリオに対する理解が深まります。

STEP2:時代・地理を決める

次に、時代を具体的に決めましょう。シナリオの舞台は、中世なのか、近代なのか、現代なのか。西暦で表すと何年くらいなのかを、できるだけはっきりと決定させます。時代が決まったら地理です。舞台となるのはどんな場所なのかを、克明に書き出してみてください。その舞台には海があるのか、山があるのか。都会なのか地方なのか。気温や湿度、交通手段なども併せて考えると良いでしょう。時代と地理を綿密に決めておけば、シナリオを書き進める過程でも必ず役に立ちますよ。

STEP3:政治・産業・文化を決める

その世界の政治はどうなっているのか、どんな産業が発達しているのか、文化はどうなっているのかを考えてみましょう。これらの要素は、現代を舞台にしたものなら簡単ですが、中世ファンタジー物のシナリオだと非常に大変です。政治だけでも様々な形態がありますし、産業や文化はパッと思いつかないかもしれません。しかし、これらを決めておけば、物語に一気に奥行きが生まれます。

面白いゲームは世界観も面白い!

世界設定を考えることが苦手な人、考えることさえしない人(勢いで書いたり、書きながら考えたりする)は大勢います。けれども、キャラクターが活躍する世界設定があいまいだと、ニセモノっぽい物語になってしまいます。手間がかかることは事実ですが、世界設定はできるだけ細かく作り込んでおきましょう。

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