グラフィックデザイナーの仕事を知ろう!

グラフィックデザイナーのお仕事紹介

カタログやポスターなどインパクトを与え、販売などを促進する要因のひとつを作るグラフィックデザイナー。1964年の東京オリンピックのデザインを手がけた亀倉雄策氏、Jリーグロゴや新潮社の「Yonda?」を手掛けた大貫拓也氏などは業界でも有名です。普段、私たちが目にする広告のためのロゴやポスターなどは、グラフィックデザイナーによって描かれています。そんなクリエイティブな職業であるグラフィックデザイナーの仕事や必要なスキルについてみていきましょう。


グラフィックデザイナーとは?

グラフィックデザイナーとは、広告やカタログ、ポスターにおいて文字やイラストを効果的に用いて情報を発信する職業です。フリーで活動することもありますが、プロデューサーやコピーライター、カメラマンなどひとつのチームとなって制作を行うのが一般的です。 まず、クライアントから依頼を受けたら、ターゲット層や商品のアピールポイントなどをチーム内で会議を行います。広告効果を出すためにも、商品の意図やターゲットに合ったデザインを作成するという点が、イラストレーターなどのクリエイティブな職業とは違うポイントです。また、チームを組んで行うため連携が必要になりますし、クライアントの意図に沿わない場合は何度も修正を行わなくてはなりません。根気のいる作業でもあります。


グラフィックデザイナーになるには?(必要な資格・スキル)

グラフィックデザイナーになるには、広告制作会社や代理店に採用されて仕事に就くのが一般的です。こうした働き先では、美術大学やデザイン系の専門学校卒業者が多く働いています。

グラフィックデザイナーになるために必須な資格はありませんが、PhotoshopやIllustrator、InDesignなどAdobe系のソフトは多くの職場で使用されているため、ほぼ必須です。また、カタログや広告の構成で使われるDTPの知識も持っておきたいところ。Photoshop・Illustratorクリエイター能力検定試験やDTPエキスパート認定試験、色彩検定などはスキルの証明として取得しておくと就職に有利になります。


グラフィックデザイナーの年収は?

グラフィックデザイナーの初任給は18~25万円で、年収は300~800万円。大手の広告代理店になると年収が1000万円を超えるケースもあります。


グラフィックデザイナーの求められる人物像は?

グラフィックデザイナーに求められるのは、豊かな発想と美的センスがあり、かつコミュニケーション能力に長けた人物です。まず、人々の心に響くようなデザインや人目を惹くデザインを制作するには美的感覚や発想力が必要になってきます。人と同じような発想力では、活躍の場はどうしても狭くなってしまうからです。また、グラフィックデザインはチーム戦。プロデューサーやコピーライターなどと協力してより良い成果物にするには、コミュニケーション能力が重要視されます。



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