コイズミ国際学生照明デザインコンペ授賞

照明文化の向上と若き人材の育成を目的として、毎年行われているコイズミ照明株式会社主催の「コイズミ国際学生照明デザインコンペ」。第25回を迎えた今年のテーマは「あかりのありかを求めて...光のかたち ―多様化するテクノロジーを包む、豊かなあかり」。世界中から940点の作品が寄せられた中で、本学園の三野彰太さんの作品が見事銀賞を受賞しました。
　7月19日には東京・コイズミ照明ショールームにてコンペの表彰式が開催され、審査委員長の栄久庵憲司氏（GKデザイングループ会長）から三野さんに賞状が授与されました。三野さんは同会場で行われた栄久庵氏の講演会、参加者・デザイン業界の方と交流を深めるレセプションパーティーにも出席。今後のデザイン制作において多くのアイデアを吸収できる貴重な1日となりました。

『BOUNDLESS』はプロトタイプを作れない作品だったので駄目もとで応募しましたが、銀賞を受賞できて嬉しいです。制作過程でフェイスブックを使って世界中の人に「空の写真を撮って送ってほしい」と呼びかけたら、いろんな人から写真が送られてきて、改めてデザインの世界は人との繋がりが大切だと感じました。

今まではアイデアを蓄積するだけに留まっていましたが、今回受賞したことで「作らなあかん」って改めて思いましたし、いろんなところに自分の作品を出したいという意欲が湧いてきました。「何かを提案して誰かの考えが変わる」そんなちょっとした感動がモノ作りの醍醐味だと思うので、これからは自分のアイデアに自信を持って、いい意味でもっとわがままに、制作活動をしていきたいと思います。