新宿クリエーターズ・フェスタ 空間デザイン部門コンペ授賞
Event Report【イベントレポート】
学園生活を彩る楽しいイベントが盛りだくさん!
新宿クリエーターズ・フェスタ2013の空間デザイン部門コンペティションにて、
菅沼純さんらのグループの作品が優秀賞を授賞しました!
期間中、巨大な作品が新宿センタービル内に展示されました。
西新宿の高層ビルエリアに展示された、「76mm×160mm」という作品。これは1万円札に相当する紙片を集めて、新宿区で1週間に流通するお金の流れを表現したものです。巨大のオブジェクトによって、目に見えない流通という事象を、圧倒的な大きさで可視化することができたことが、評価につながり、今回の授賞となりました。
講評では、「直球とインパクト、それに対しての評価が非常に高かった。ただし審査員のなかから、もう少し丁寧に解決をしてもらったほうが、一般に見たときに理解しやすいのではという意見もあった。そのバランスを今後は考えていけばよいのではないか。」とのコメントをいただきました。
作品紹介
作品名「76mm×160mm」
76mm×160mmという数字をご存じでしょうか?この数字は私たちに欠かせない存在です。その76mm×160mmで新宿の7日間を表しています。是非、当日は量と高さを実際に感じてください。(展示説明より)
インテリア&空間デザイン専攻
デザイン力・プランニング力を高めることはもちろん、CAD技術やプレゼンテーション能力も養成。さらに、インテリアと密接に関連する建築やバリアフリーなど、プラスアルファの知識も身につけます。インテリアや空間デザインを通して、ライフスタイルまで提案できるような総合力を持った人材を育てます。
グループを代表して菅沼さんら3名が表彰式に参加されました。
菅沼さんより授賞のコメント
―授賞された今のお気持ちを
たいへん嬉しく思っています。
―作品作りの苦労された点について
たくさんの紙を使用しているので、切断と貼り付けに苦労いたしました。
―完成したときのお気持ちは
「やっとできた」という感じで、できたときは本当に嬉しかったです。
―他の学生さんのお気持ちを代弁して
専門学生でも、ここまでできるんだなと思いました。
平野講師よりコメント
今回、新宿クリエーターズ・フェスタに参加するにあたって、私たちは出るか出ないかというところからスタートしていて、それに対する2年生の「やりたいです」という思いで、コンペに参加しました。
周りは大学生・大学院の方達と勝負する事になるので、全ての作品制作に全力投球で挑むのですが、制作状況として学園祭・東京ゲームショウ・校舎の引っ越し等ある中で作業を行い、結果この様な評価を頂けた事は大変嬉しいです。コンペディションは運の要素が強いですけれども、私達は今後も正直に、直球でモノをつくっていくという事で、良いデザインをしていきたいと思っています。ありがとうございました。
菅沼さん・橋戸さん・田川さん
中山弘子新宿区長より贈呈。