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YouTubeで成功する「ニッチ」な動画カテゴリーを作り上げるには?

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今や、なりたい職業ランキングにランクインするほど人気の「YouTuber」。

一般人が短期間で人気YouTuberになった例も少なくなく、何歳からでもどの国からでも始められる、夢の詰まった職業です。この記事を読んでいる方の中には、「YouTubeで動画投稿をしてみたいけれど、どんな内容の動画にしたらいいのだろう」と思っている人もいるかもしれません。美容系、日常系、実況系、など様々な分野が存在しますが、一体自分がどれに向いているのか、どの分野なら再生回数を伸ばせるのか...と悩んでしまいますよね。

今回は、YouTubeで成功したい!と考えている方へ向けて、「ニッチ」な動画づくりをするコツをご紹介します。「ニッチ」とは大多数から支持される人気カテゴリーではなく、「知る人ぞ知る」といった競合の少ない分野のこと。被りの少ないカテゴリーを選択することで、唯一無二の動画を作ることができ、YouTuberとして成功する大きなきっかけとなるはずです。

目次

  • ①どのカテゴリーが人気?テーマを見極める
  • ②視聴者が興味を持つ内容は何か考える
  • ③自分と似たジャンルのチャンネルを研究する
  • ④自分だけのオリジナリティを持つ
  • ⑤まとめ

①どのカテゴリーが人気?テーマを見極める

YouTubeにおいてニッチなカテゴリーを探し当てるためには、反対に再生回数が多い人気カテゴリーを把握する必要があります。現時点において収益性の高い動画カテゴリーは、開封動画やペット動画、美容・ファッション、料理動画などとなっています。確かにこれらの動画は視聴者の興味を惹きつけるものですが、今からこのジャンルに参戦しようとなると競合が多いのが現実。せっかく投稿をしても、人気のチャンネルに埋もれてしまうかもしれません。そのため、まだ投稿者が少ないジャンルテーマを見極める必要があります。

例えば、自身が持っているレア商品・アンティークなどのコレクション紹介や、海外への旅行動画、アート作品を作っている様子など、貴方自身のスキルや経験を活かせるものだといいですね。他人の経験談やその人にしかできないパフォーマンスは、興味関心を持たれやすいのはもちろん、ライバルを減らすことにも有効的です。自分の強みをしっかりと見極めて、「得意×需要」の隙間を狙っていきましょう。

②視聴者が興味を持つ内容は何か考える

動画の投稿テーマが決まったら、そのテーマに対して視聴者がどんなことに興味を持つか?を考えてみましょう。また、自分が視聴者に対してどんなことを感じてほしいかを考えてみるのもいいですね。例えば、自分がアート作品を作っている様子を投稿するとしましょう。その場合、「アート作品の良さを伝えたい」「アート作品を買って欲しい」と考えるのが普通ですよね。しかし、視聴者は「アート作品の詳しい作り方」「アート作品を作ろうと思った経緯」「アート作品の値段」などを知りたがっているとも予測できます。この場合、自分の思惑ばかりを詰め込むのではなく、視聴者の興味を惹くような内容も盛り込むことで継続的な動画再生に繋がります。

どんなにクオリティの高い動画を作っても、見てくれる人がいなければ意味がありません。自分が伝えたいことと、視聴者が知りたいことを上手に組み合わせ、「これが知りたかった!」と思わせる動画を作っていくことが大切です。

③自分と似たジャンルのチャンネルを研究する

テーマや、動画内で伝えたいことが決まったら、自分と似たような動画を投稿しているチャンネルをチェックしてみましょう。「アート作品」の例だと、作っているものや扱っているものは違っていても、自分と同じように作品を作る動画を上げているチャンネルは複数あるはずです。類似チャンネルは言わばライバルですが、よいお手本となる場合もあります。完全に真似ることはタブーですが、ライバルの動画内容やコメント欄を見ることで、自分の動画の改善点に気づく場合もあります。また「この部分は自分の方が得意だな」「ここは差別化できるな」など、自分が伸ばすべきポイントを発見できるかもしれません。まずは敵を知ることから、という言葉がある通り、他のチャンネルを分析することが成功への近道です。

④自分だけのオリジナリティを持つ

最後に、一番重要なのが「オリジナリティ」です。

競合チャンネルの中で、貴方の動画が一番良い!と思ってもらうためには、他の動画にはないアイデアや見せ方が必要です。例えば、チャンネルの世界感。アート作品の動画をアップしていたのに、人気ジャンルだからと突然美容系の動画を投稿し始めたらどうでしょう?アート作品の動画が好きでチャンネル登録をしていたユーザーが離れていってしまうかもしれません。その他にも、チャンネル名やアイコン、プロフィール、概要欄などにも統一性を持たせることで、チャンネルの世界感を作り上げることができます。また、自分の動画の良さを適切に伝えるために、動画編集の技術も重要です。いくら面白くてマニアックな情報を提供していても、サムネイルやBGM、画質などによっては再生回数が伸び悩んでしまう可能性も。字幕を入れるのか、声を入れるのか、顔出しはするのか、どのくらいの長さの動画にするのか...など差別化できる点はたくさんあります。自分だけのオリジナルを追求することで、視聴者に貴方のチャンネルを強くイメージ付けることができるはずです。

⑤まとめ

ここまで、YouTubeで「ニッチ」な分野を作り上げるコツをご紹介しました。

分析点が多く、少し面倒に思った方もいるかもしれませんね。ですが、このようなニッチな分野は急上昇への登場率も高く、いわゆる「バズり動画」になる可能性が非常に高いです。急上昇に載ることができれば、貴方のチャンネルは一気に知名度を上げることになるでしょう。

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